- Amazon.co.jp ・電子書籍 (840ページ)
感想・レビュー・書評
-
メモ。
「経済」か「感染防止」か。
感染対策の要諦は「三密+大声」。満員電車すらクラスター無し、声が出ていないから。
菅官房長官のインタビュー読ませる。
同時に東京都医師会会長のインタビューはStay home!力説で雑誌としてのバランス感はさすがの安心感。
武漢からの邦人脱出全記録。何人かの中国人の尽力なくしては達成できなかったこと。国家の利益が対立することはあっても、個々の人の結びつきは絶対に絶やしてはいけない。
対中政策、香港、尖閣。河野防衛相インタビュー。いよいよ日本でも国防は目をそらせられない論点へ。
徴用工問題、韓国人学者の見解。
将棋。そうた君の強さを対戦者が解説。
と、いいつつ今月号のメインはもちろん芥川賞作品全文掲載。これは別途で。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第163回芥川賞。久しぶりの芥川賞のような気がしてしまい、それ故か分かりませんが、受賞2作品とも非常に面白く読ませていただきました。「首里の馬」は主人公の趣味ともとれる日々の作業への静かな情熱を感じられ、それにシンクロするかのような馬の登場が、静かな日常にアクセントを与えられ、そのなんでもないような日常の心地よさを感じました。最後に馬に乗って街を歩くところに羨ましささえ感じました。「破局」は、一転読んでいて不快さも感じるもので、そういったところを狙っているかのようなものを感じました。なかなか最後は驚くような展開で引き込まれてしまいました。
ほか、「総力特集」コロナですが、もう第5回。いままでの振り返りもですが、コロナ前にあった課題についても、これからのために解決を考えていかなければならないとばかりに出てきたように感じます。 -
『首里の馬』高山羽根子
純文学にしては読みやすかった印象。
『破局』遠野遥
途中まで『スクラップ・アンド・ビルド』に似た主人公かと思っていたが、どうやらそうでもないと感じながら読んでいた。最後は恐ろしくなって一気に読んでしまった。