本棚に置いてたまに眺めたい本

2024年3月6日

読書状況 読み終わった [2024年3月6日]

限りなく5に近い4点。

久々に1つ1つが腑に落ちるエッセイ集。自分と近い思いや判断基準が書かれているから納得してしまう。その思いを言葉にしてもらえたことに感謝しつつ、文章にできない自分の不甲斐なさを反省。

2023年11月18日

読書状況 読み終わった [2023年11月18日]

ドキドキハラハラするだけが面白いテレビドラマかと思いきや、Ⅴを読み終えると第一話のコンパの場面から結末まで実は複数の糸が全部繋がっていたことがわかる。なんたるドラマツルギー、純文学の大家の長編小説の最終編を読み終えた気分。

今となっては設定年齢を大幅に過ぎていて、出演者が揃っても映像化できないが、ぜひテレビドラマとして観たかった!

山田太一の節回しが久々に脳内で、しかも中井貴一や時任三郎、柳沢慎吾の声で再生され、自分も前向きだった20年前に遡った気分になれた。出版に感謝。

読書状況 いま読んでる

ひどい、翻訳が余りにも酷すぎる。訳者が全て大学講師、名前を見れば仕方ないか。少し前のGoogle翻訳に放り込んだら、これと同じ訳を吐き出したであろうレベル。最新のGoogle翻訳ならもっと日本語らしい訳をするはずだ。それくらい日本語の体をなしていない。

ポジティブ心理学を教える先生方がこんな本を書こうとは。原著に期待して星2つにしておくが、ここ10年で初めて金返せと言いたい本であった。

2020年7月29日

読書状況 読み終わった [2020年7月29日]

題名がとても大層なんだけど、これ以前の橘玲の本を読んだことがあるなら買わない方がいい。2週間で書き上げたと言っている通り、最後の10ページしか読むべきところがない。逆に初めてだったら、これ1冊読めば充分。

2013年4月14日

黄金の羽根の拾い方から一貫した橘玲のテーマ、人的資本をポートフォリオに組み入れたライフプランについてが半分、残り半分は題名の通り日本人論。よく言われる農耕民族、武士道、村社会、島国根性で語られる日本人感をひっくり返された、ここは目新しい。珍しく、終わり方に少し夢がある。

2013年4月13日

野口悠紀雄の著作はこれが初めて。ざっと眺めたところ5年経って陳腐化した部分も多そうだったけど読んでみた。そこまでGmailに依存したくてもいいかなと思えるのと、ビジネス雑誌によく紹介されているネタが多くて目新しさはなかった。改訂して文庫化されているので、そっちの方が良かったかな?

2013年4月14日

とても薄い本なのに、あーそれ知りたかった!が分かる、孫の手みたいな本。ミシンの直線縫いひとつにしても、何度か失敗を繰り返して身に付くテクニックみたいなのが沢山載ってる。ブテッィク社の洋裁百科なんて600ページ以上あっても、調べれば載ってると思えないけどねぇ。

2019年5月18日

読書状況 読み終わった [2019年5月18日]

川喜田二郎の発想法を読んだのはもう2、30年前で、この本に紹介されたブレーンストーミング、KJ法にはかなり衝撃を受けた。そのKJ法の祖とも言えるのが梅棹忠夫先生の知的生産の技術、京大式カードだったとは、今週この本を読んで知った。
 あまり目新しさはないというか、45年も前の本なのに古くさい感じはしなかった。でも、発想法ほどの感動もなかったので、発想法を読み返してみるかな。

2013年4月8日

同じ橘玲の(日本人)を途中まで読み進めた辺りで横道に逸れて、2年ぶりにこの本を読んでみた。以前最後まで読んだはずなのに余りにも読んだ記憶がなくてがっかり。後半から急に既読感が湧いてきた。ただ、これは(日本人)の方が焼き直しのためではないかと思う。
 橘玲はどの本もそうだけど、そうそう!と思うのにどこか詭弁のような違和感を感じるのはなぜだろう。世の中の不安感を切り取って表現するのはすごく上手いように感じるが。ハウツー本のように見せて、実は何も教えてくれないのがまたこの著者本の辛いところ。

2013年4月12日

最近流行の猫背矯正の本かと思って注文したら、思い切り禅の本だった。とは言っても、鈴木俊隆の「禅マインド ビギナーズマインド」みたいに初心者を煙に巻く言い方ではなく、子供を諭すような内容なので読みやすい。呼吸、姿勢や動作と心が全てつながっている。禅の心は無駄を削ぎ落した無の中にある。

2012年9月25日

 この種の書籍は山と渓谷社を始めとして様々出版されているが、やっと納得のゆく本が見つかった。イラスト版か写真版を比べると、イラストより見劣りのする(家で読むとイメージが湧き難い)写真が多かった。ところが、この本は被写体の背景が多めに写されており、この花ねと分かりやすい。分類は樹木と野草に分かれており、季節別に並べられている。これも家で眺めるには頭にすんなり入るといえる。

2012年9月8日

これまで筋トレは少し学んでいたつもりだけど、ターザン毎号3年買い続けるより、この1冊の方が中身が濃い。肩甲骨の位置が特に悪かっただけ。でも、正しい姿勢でトライすると今までと同じ回数こなすのはかなりハード。自重、マシン、ウエイトに各々解説があって、この値段とボリュームは驚き。

2012年7月6日

著者自身の涙ぐましい体験と実験による対策本。巷の情報は企業のバイアスがかかりやすいので、こうした本は珍しいかも。

2012年6月21日

初版の日付を見てびっくり、もう2年前の本だったんだ。ただ、情報はそれほど陳腐化した感じはないので、下巻もぜひ読んでみよう。エコ、環境破壊、食料需給など世界的観点から俯瞰できる。一貫して、アメリカ人に対する警告なのが少し気にかかるけど。

水野佳子さんの縫い方の基礎シリーズ3冊目ぐらいまでは良かったけど、薄く延ばし過ぎた感じがしてきた。縫い方の基礎というより、パターン本。

2012年6月24日

クリエイティブ系で働く人のためのアイデア本って感じなので、一般人には情報の幅が広過ぎるかも。いいとこ取りしておしまい。

2012年6月30日

いつもの吉越流で目新しい箇所はないけど、「仕事の成果は能力×時間ではなく、能力×時間×効率」を改めて肝に命じよう。

2012年6月22日

昨年聴講した夕学五十講で本田直之さんが自薦していた<a href="http://amzn.to/yn4Mlf" target="_blank">「レバレッジ・リーディング」</a>の続編。iPhoneとEvernoteでレバレッジリーディングに磨きをかけ、情報をシェアしてフィードバックも貰おう、英語力が必要な時代、これらの総合力を発揮するためモバイル+クラウドを活用しよう。相変わらず内容は薄いので読みやすい・・・。

各々iPhoneアプリと利用法の紹介がある、シェア(Facebook、Echofon、Hootsuite、Twitter、ブクログ)、リーダー(Kindle、iBooks、Reeder、GNewzPro)、クラウド(Evernote、Dropbox)。シェアの部分は使うかどうか分からないけど、知らない部分も多かったので気が向いたら読み直そう。

2012年2月5日

<a href="http://amzn.to/ABHZcC" target="_blank">「きれいに縫うための基礎の基礎」</a>や<a href="http://amzn.to/wbHaL7" target="_blank">「パターンから裁断までの基礎の基礎」</a>がシンプルな割りに良くまとまっていて、このシリーズのファンだ。今回は特殊素材だけあって内容が薄いので、少しがっかりしたかも。でも、いつもより付録のパターンが小物、バッグ、服と豊富なので、全体的に見れば可ってとこ。

2012年2月5日

<a href="http://amzn.to/zDe4Gu" target="_blank">松谷みよ子の日本の神話</a>を読んだのだが、子供向け絵本だったこともあって、もう少し勉強しようと読んでみた。複数の解釈を紹介したり、他の史書との比較もあったりして、どちらかというと日本書紀の楽しみ方といった内容。

2012年2月5日

<a href="http://amzn.to/Ad9UR2" target="_blank">「フード・インク」</a>と同時に読んだが、こちらの方が若干見劣りする。ただし、翻訳のまずさを除けば内容はしっかりしている。野菜、パン、肉、魚、水、牛乳といった食材をメインにした章立てになっており、フード・インクが巨大コンツェルンによる農業経済破壊を軸にしたのに比べて、これはこれで面白かった。

2012年2月4日

<a href="http://amzn.to/wOiiZK" target="_blank">「ありあまるごちそう」</a>と同時に読んでいたので、かなり被る部分が多く、どっちを読んでいるのか分からなくなる時があった。ただし、内容も翻訳も「フード・インク」の全勝。ローリング・ストーン誌の支援により執筆に至る経緯や方針が冒頭かなりを割いており、章立てごとに我々が行動するためのポイントや情報、サイトを掲載しており、読者を向いた姿勢が非常に好感を持てた。

2012年2月3日

帯のジョブズの写真に釣られて買ってしまった。でも、星5個以上上げたいお気に入り本になった。密教はともかく、これまで禅の本は避けて通ってきたので他は知らないけど、これだけ分かりやすい本はないだろう。ただ、一部、訳のせいなのか理解できない箇所があったので、原書をよんでみるかな。

2012年1月27日

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