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ふたりの距離の概算 「古典部」シリーズ (角川文庫)
- 米澤穂信
- KADOKAWA / 2012年7月25日発売
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タイトルから千反田と奉太郎のふいに近づいちゃってあたふたする甘酸っぱい青春物語を想像してたのだけれど・・・全然違ってたw
今回はホータロー達が進級し新たに一年生が仮入部するも、やはり辞めるという。
読んでる方も最後の最後までその原因が分からなかった。
いつもにもましてホータローの考察力がすさまじい。
「○○のときは△△だったろう」と何気なく話してるが、そんなシーンあったっけ?とさかのぼって読んでみると確かにあったり。
めずらしくすっきり終わらない感じも青春ドラマ(?)ぽい一冊でした。
2012年12月7日
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遠まわりする雛 「古典部」シリーズ (角川文庫)
- 米澤穂信
- KADOKAWA / 2012年4月25日発売
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今回は短編集。
ミステリー感は薄味で古典部面々のキャラクターの内面が描かれていて、時間の経過によって対応が変わっていくのが垣間見れるのも面白い。
「ほろ苦い青春群像劇」だったはずが....なんかダダ甘ですな。
2012年12月1日
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クドリャフカの順番 「古典部」シリーズ (角川文庫)
- 米澤穂信
- KADOKAWA / 2012年4月25日発売
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神山高校学園祭で起きる十文字事件の話。
アニメを先に見てるので内容自体は既知であったが面白い話は改めて読んでも面白かった。
古典部の面々のそれぞれの視点で文化祭が描かれているのでイベントの描写がより深くなってる感じ。
摩耶花の絶賛してる「夕べには骸に」と「ボディートーク」はどんな作品なのか読んでみたいなー。
2012年11月26日
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愚者のエンドロール 「古典部」シリーズ (角川文庫)
- 米澤穂信
- KADOKAWA / 2012年4月25日発売
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クールビューティな入須先輩登場。
脚本が途中までのミステリーを題材としたビデオ映画の謎解き(?)に古典部が挑戦するお話。
ミステリーが題材なだけあって[氷菓]よりはその色が濃いめ。
よくも悪くもホータローが自分の能力を意識し始めたが、結局は女帝入須の思惑通り…のはずがその女帝を手玉にとる(おそらく)ホータローのねーちゃん。つえー。
アニメでもあったエピソードではあるが人物の心理描写は小説の方がわかりやすいね。
2012年11月13日
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氷菓 「古典部」シリーズ (角川文庫)
- 米澤穂信
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アニメを見てたので手を取った一冊。
「古典部」「謎解き」といったキーワードからミステリーちっくな印象はあるが、ミステリー色は薄い。
アニメのTVCMで流れてた「青春群像劇」というキャッチが合うね。
派手さはないけれど、「氷菓」の謎をじっくり解いていく感じはまったり読める作品。
2012年11月6日