日本SF短篇50 IV 1993-2002―日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー (ハヤカワ文庫 JA)

  • 早川書房 (2013年8月5日発売)
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感想 : 17

篠田節子「操作手」、小林泰三「海を見る人」、藤崎慎吾「星に願いを ピノキオ二〇七六」の3つが特に良かった 「操作手」は当事者からすればとてもロマンチックなストーリーなのに、第三者からすると複雑な気持ちにならざるを得ないという設定の妙味が心に残る 「海を見る人」はオチが凄く好き 何れは最期を迎える老人となってしまった少年と、永遠の時間の彼方に流されてゆく少女の対比が切なくて良い 「星に~」は<ブレイン>というキャラクターの設定が面白かった ユキオのその後が気になるので続きがあってもいいのにと思った

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年9月28日
読了日 : 2014年9月28日
本棚登録日 : 2014年9月28日

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