- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003101193
感想・レビュー・書評
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夢十夜はタイトルそのまま、夏目漱石本人が直に見た十日分の夢を小説にまとめたもの。やはり夢だと思わせる何回りも捻くれた内容が目立つ。再読が必要
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夢特有のぼんやりと幻想的な雰囲気をまとった文章。文鳥は昔の女と文鳥が重ね合わされて描かれていて、その艶やかさに引き込まれた。
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夢十夜はお気に入り。
初めて読んだ時はなんかもう殴られたような衝撃が…
夏目漱石の作品の中で一番好き。 -
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9.不思議な話 -
冒頭から何とも言えない、鳥肌が立つ。昔読んだ時より、歳を重ねた今、気付くことや感動の深さを味わえた。
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落ちないショートショートみたい、と母校の女子高生がうまい推薦文を書いてた。確かに夢はそういうところがある。
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夏目漱石の頭の中って、こんな風になっているんだな。
永日小品では、かゆいところに手が届くような表現がいろいろ。
ロンドンで軽い葛湯を呼吸してみたり。
コワイ人かと思いきや、子どもたちの日常に目を留めていたり。
また好きになった。 -
「夢十夜」よりも「文鳥」よりも「永日小品」が好き。ひねくれてるなぁという感じの「柿」、筒井康隆を想起した「印象」、インテリの自負と明治の時代感が漂う「モナリサ」 夏目漱石も良いなぁと初めて思った。