愛しの座敷わらし 下 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.89
  • (105)
  • (214)
  • (134)
  • (12)
  • (0)
本棚登録 : 1415
感想 : 142
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022646088

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 10年前くらいに読んだけど、内容忘れたので再読!いやー、とっても面白かった。
    最後の終わり方もとてもよかった。
    萩原さんの作品はこれしか読んだことないけど、他の作品も読んでみたいと思いました。

  • いやぁ、面白かった。ほんと、面白かったなぁ。
    荻原浩作品は、いつもキャラクター造形が上手いのだけれど、これはほんとに秀抜。

    最初は、それぞれの悩みを抱えながら、バラバラだった家族が、座敷わらしをきっかけに、変わっていく展開が見事。
    家族それぞれの視点で描かれていく設定も見事。
    誰もがみんな素晴らしいけれど、智也が一番好きかな。

    いつもながらのユーモアも、この作品では非常に冴えまくっていて、読みながら何度も噴き出した。

    そして、座敷わらしの描き方が、これまた可愛いんだよなぁ。
    後半の展開も、ラストの後味も良くて申し分なし。

    水谷豊主演で映画化もされているようなので、ぜひそれも見てみたい。





  • 座敷わらしの存在が、家族に再び絆を取り戻してくれる、素敵なファンタジー。

    座敷わらしのなんとも言えないようなかわいらしさが印象的。
    ほんわかほっこり心温まる物語でした。

  • 途中からどんどん寂しくなって
    ページが少なくなるにつれてより寂しくなったけど
    思いもかけない終わりを迎えた
    この家族にも幸せを運んだ
    座敷わらしってやっぱり福の神なんだ

  • 大好き

  • 座敷わらしの存在に戸惑いつつも、高橋一家は家族の絆を取り戻していく。彼らを目覚めさせたのは、悲しい座敷わらしの言い伝えだった。本当の幸せに気付いた五人は、それぞれに新しい一歩を踏み出してゆく。家族の温かさと強さが心に響く、希望と再生の物語。

  • 座敷わらしがめちゃくちゃかわいい

  • 泣けます

  • ■ 1721.
    <読破期間>
    2017/3/12~2017/3/16

  • 2008年4月朝日新聞社刊。2011年5月に二分冊にして朝日文庫化。家族それぞれが、再生し、絆を取り戻していく過程が、面白い。座敷わらしに魅力があります。

全142件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1956年、埼玉県生まれ。成城大学経済学部卒業後、広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターに。97年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞。14年『二千七百の夏と冬』で山田風太郎賞。16年『海の見える理髪店』で直木賞。著作は多数。近著に『楽園の真下』『それでも空は青い』『海馬の尻尾』『ストロベリーライフ』『ギブ・ミー・ア・チャンス』『金魚姫』など。18年『人生がそんなにも美しいのなら』で漫画家デビュー。

「2022年 『ワンダーランド急行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

荻原浩の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×