スタープレイヤー (単行本)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.62
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本棚登録 : 966
感想 : 181
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041019245

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  • 『これぞ王道!異世界ファンタジーへようこそ!』

    10個の願いが叶えられるスタープレイヤーとして異世界に送られた夕月。その力を活かして異世界を変えていく様子は、まるでアドベンチャーゲームを楽しんでいるよう。気軽に読めて、とても面白かった!

  • 今までの恒川ワールドとはちょっと違う感じ。
    日常のすぐ側にある非日常ではなくて、もっとぶっ飛んだ感じ。

  • ネットで流行りの異世界転移もの。
    プロの作家さんがキャラクターを突き放して書くとこうなるのだな、という良き見本。
    主人公の設定が結構斬新。
    世界観を重視した感じ。
    読み始めると一気に読めてしまった。
    ナビゲーターがいるものの自分で好きなことを好きなようにしてもいい、というお約束や、ハイファンタジーとローファンタジーが程よくミックスされてて上手くまとまってて流石だなと。
    続編作れそうだけれど一冊できっちり一度終わらせてるのがプロだわ。

  • 何とも評価が難しい。 相変わらず文体が優しいので読み易いのだが、ルールやストーリー設定の解説部分が多くて間延びしてしまう。 ファンタジー感が盛りだくさんだが、設定としてはそう珍しいものでもないし10の願い事も何かありきたりと言うか想定内というかぐっとくる物がない。 作者特有の人間が持ってる内面悪のような部分を描いてる所が少ないのが残念。 淡々と読み進めれるが、続編を直ぐに読みたい気持ちにはならなかった。

  • とても斬新で発想が面白い作品。恒川さんが書かれるホラー小説は不思議なファンタジーで、恐ろしいだけじゃなくて、こんな世界がどこかにあるのかもしれない、あったらなと思わせてくれる。この作品はホラーではありませんがとても楽しめました。

  • 願いごと、の話は多いけど、こういう願いごとかぁ、と発想力が乏しい自分には目から鱗でした。
    主人公の年齢を高く設定したところがちょっとあざとい。

  • デスノート的なストーリーで興味深かった。途中までは面白かったが期待した流れではなかった。最後はどんでん返し的なもう一捻り欲しかったところ。

  • 読み終えてみると、まるっきりRPGの世界ですね。何十時間もかけてやるRPGと比べてしまえば規模は第一章という感じですが、ゲームにどっぷりはまっていた若いころを思い出し楽しく読みました。私がプレイヤーだったらやはり、付け加えるものを練りに練って…いや、それはゲームだったらそうするってだけで、本当に異界に連れて行かれたら100日を過ごすために最低限の願いだけして待つとか消極的なことをするかも。さて、これはシリーズとのこと、次は視点が変わるのかな?今後驚くような展開が待っていると信じて続きを楽しみに待ちます。

  • 異世界で十の願いが叶うお話。

    自分だったらどうするだろうと、妄想がはかどる作品でした。
    願いが”何でも”叶うのではなくて、審査があってそれを通ったものっていうのが、簡単じゃなくて良いなと思ったり。
    自分の世界が広がるのは、やはり他の人間との交流なんだなと思ったりしました。

  • 小説

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著者プロフィール

1973年東京都生まれ。2005年、「夜市」で日本ホラー小説大賞を受賞してデビュー。直木賞候補となる。さらに『雷の季節の終わりに』『草祭』『金色の獣、彼方に向かう』(後に『異神千夜』に改題)は山本周五郎賞候補、『秋の牢獄』『金色機械』は吉川英治文学新人賞候補、『滅びの園』は山田風太郎賞候補となる。14年『金色機械』で日本推理作家協会賞を受賞。その他の作品に、『南の子供が夜いくところ』『月夜の島渡り』『スタープレイヤー』『ヘブンメイカー』『無貌の神』『白昼夢の森の少女』『真夜中のたずねびと』『化物園』など。

「2022年 『箱庭の巡礼者たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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