スタープレイヤー (単行本)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.62
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本棚登録 : 966
感想 : 181
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041019245

感想・レビュー・書評

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  • リアル体験型のアプリゲームといった世界設定で、自分だったら…と主人公と一緒に行動や願いを考えて読めて面白い。
    いろいろと主人公に都合のよい展開が多く、スターシステムには疑問とツッコミどころが満載。スタープレイヤーシリーズの第一作。

  • 3つの願い、は昔話の定番だけど、
    それを現代的にアレンジ。

    確かに、フワッとした
    お願いごとだと、
    神様も叶えにくいだろうし。

    サポートするキャラクターが
    いるのも、いかにもな感じ。

    主人公が、窮地を脱するのが
    やや反則気味だけど
    世界観は味わう価値あり。

  • 異世界転送もの。

    主人公はあまりぱっとしない系の30代独身実家暮らし無職女子。ある日突然発展途上異世界に転送させられてしまって,しかもそこではなんでも10個まで願いが叶うと教えられる。さて主人公はどんな願い事を頼むのか。
    …というお話。

    ガッツリファンタジーでモンスターと戦ったりするのかと思ったらそうでもなく,ドリフみたいに有名どころが転送されてきて戦々恐々というわけでもなかった。主人公の女子が凡庸なアラサー女子で,願い事に普通に豪邸とか整形とか頼んじゃうところが逆に新鮮。
    ほかの転送者たちと出会ったりしながら成長(というよりは意識改革っていう程度かな)していく話。

    お願いの頼み方が万能タブレット端末で,ヘルプツールの使用人が出てきたりするので,上位の何かの存在や作為を感じさせるものの,最後まで判明せず。
    主人公のトラウマ的なものもすっきり解決するわけでもなく。

    勢い良く最後まで一気読みはしたのですが,なんとなくぼんやりと終わってしまった印象。でも続編があるようなのでそちらでいろいろ解明するのかしらん。

  • 一気読み!これは、面白かった!!
    願いが10個叶えられるとしたら、あなたは何を望みますか?

  • 台詞回しが独特。恒川さん、こういうお話も書くんだ。

  • うーん...。面白いけど薄っぺらい感じがする。続編読むのどうしようかなぁ。

  • 2.5。色々と羨ましくて頭が度々それてしまう。

  • (2016.4.17)
    (332P)

  • 面白い!次回作が楽しみ。

  • 面白かった。だんだん規模が大きくなって、すごかったし、作り話だから何でもありだといえばそれまでだけど、想像力がふくらむ。
    こういう話も好き。

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著者プロフィール

1973年東京都生まれ。2005年、「夜市」で日本ホラー小説大賞を受賞してデビュー。直木賞候補となる。さらに『雷の季節の終わりに』『草祭』『金色の獣、彼方に向かう』(後に『異神千夜』に改題)は山本周五郎賞候補、『秋の牢獄』『金色機械』は吉川英治文学新人賞候補、『滅びの園』は山田風太郎賞候補となる。14年『金色機械』で日本推理作家協会賞を受賞。その他の作品に、『南の子供が夜いくところ』『月夜の島渡り』『スタープレイヤー』『ヘブンメイカー』『無貌の神』『白昼夢の森の少女』『真夜中のたずねびと』『化物園』など。

「2022年 『箱庭の巡礼者たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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