- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048653923
作品紹介・あらすじ
私と賭けをしませんか? あなたは何度も考えたはずです、「この醜い痣さえ消えれば、あの子と両想いになれるかもしれない」。では、実際に痣を消してみましょう。それで恋が成就すれば、賭けはあなたの勝ちです。
感想・レビュー・書評
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読みやすくてサクサク進んだ1冊。
千草の存在が苦しかった、、
青春と言ってしまえばそれまでだけど
なんだかんだ千草が一番怖い存在に感じてしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ふいに公衆電話にかかってきた電話に出て、謎の女と「顔から痣を消すから、初鹿野をお落とさなきゃいけない」って賭けをして翌朝実際顔から痣が消え、その痣が初鹿野に移動しなきゃならないんだ?後半が気になります。
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突然鳴り出した公衆電話にでると、知らない女から賭けを持ちかけられる。小学校の同級生・初鹿野唯と恋人になれば顔の痣を消すが、恋人になれなければ泡となって消える。何故か顔の痣は消え、初鹿野の顔に痣ができていた。さらに荻上千草と仲良くなり、さあどうなるかと思ったら、唐突に終わり。『君が電話をかけていた場所』に続く。
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続きが気になる!
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きたきたキター!!
三秋ワールド此処に有り!
これは後半に期待しかない!
この雰囲気好きだなあ。閉塞的で仄暗い感じ。
これまでの作品もその感じをまとっているし。
やるなら貫き通してもらいたいですね。
急な路線変更は、筆者には似合わない気がします。
そんなこんなで後半に期待! -
2.9
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病んでる時に読むと続きが気になってどんどん読んでしまう本。
自分は小説を読むのが苦手だがこの人が書く本なら読む気に慣れるし、読みやすくて助かる。この本の続きの僕が電話〜も読みたくなった。 -
面白い!次作の結末が楽しみです。
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最近日本ではライト文芸というジャンルが流行っていると聞いていますが、三秋縋という作家はそのカテゴリーに入る作家の中で個人的に一番好きな作家です。 乙女作である3日間の幸福が2013年に発売した作品だから、ライト文芸の先駆資格とも言えまかすね。
三秋縋の長所であり短所と言えば、自己複製が非常に多いという点です。 彼の作品のプロットは大体似ています。 イケメンだけど陰キャで、どこか欠陥がある高校生あるいは大学生の男性主人公、子供の頃からの幼なじみだった可愛い女の子、超現実的な現象がシナリオの核心になり、ヒロインとは大体にsad endingで終わる点などなど。 なので殆どの作品が似たような感じですが、逆に言えばそれが好みの人だと彼のすべての作品を楽しむことができます。
本作は三晶スガルとしては珍しく単巻ではなく上下巻に分けた作品ですが、今回もやはり安定したプロットから安定した味わいを引き出しました。 下巻で今までと違う変奏があるかどうかはわかりませんが、今のところはかなり満足して読みました。