別冊図書館戦争 (1)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
4.20
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  • (68)
  • (16)
本棚登録 : 8630
感想 : 970
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048670296

感想・レビュー・書評

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  • ☆3つにしようかと思ったが、ラブ要素だけではないのでかろうじて☆4つ。

    本編4冊を一気読みして、さてどうしようかと思ったのだが、「図書館革命」のラストがやはりあまりにも唐突な感じがしておさまりがつかず、スピンオフに手を伸ばした。
    甘いのは覚悟の上、苦いセンブリ茶を口に含んで準備しているくらいのつもりだった。
    ……甘かった。センブリ茶が激甘ココアに変わってしまうほどのベタ甘。
    郁の反応がどうにもむず痒くて、それと同類の堂上の反応もまたむず痒くて、でもそれはたぶん、「女子的憧れ」を最大限にくすぐってくれるからなんだろうと思う。
    少女漫画のお約束のような男性の反応。
    オンナノコがこんなふうになってしまったときは、オトコノヒトはこんなふうにしてほしい。そんな女子の願望が炸裂してる。

    それでも、嫌な後味にならないのは、郁が女であることに甘えていないからだ。それを武器にしたり、振り回したりしていないから、「ともに戦う仲間」という清々しさが立ち上ってくるのだ。
    にも関わらず、時々郁はどうしようもなく「オンナノコ」になってしまって、やっぱり可愛いのだ。まったくズルい。勝手に幸せになっててください。

  • 相変わらずサクサク読める図書館戦争シリーズ。わざと読まなかったんだけど、気が変わって。
    本編より薄めのストーリーだから軽い印象だったけれど、郁と堂上教官が親密(?)すぎてもうなんか、ずっと友達ののろけ話を聞いているような感覚に(笑)
    郁が最初の頃に比べると格段に成長していて、もう大人だから当たり前かもしれないけれど、なんか郁じゃないようでちょっと寂しい気もした。
    柴崎と手塚もいい感じ。特に手塚。最初苦手だったけれど段々いいキャラになってきて、郁に対する態度も面白くて好き。柴崎は郁に構いすぎて世話焼きおばさんみたい。
    でもやっぱり一番ドキドキするのは堂上教官。時々、聞いてるほうが恥ずかしくなるような言葉を口にしたり、男らしいことを言ったりすごく優しい声をかけたり。このシリーズで一番好きだし、ずっと好き。
    戦闘シーンはいつも通り巧い。作者にアクション100%で小説を書いてほしいぐらい。
    図書館について更に詳しく分かるのも面白い。いつも作者の知識の幅広さには驚く。
    (20111028)

  • 有川さんの本は活字なのに少女マンガを読んでいるような気になる。

  • ベタ甘。本来なら苦手なんだけど、なぜだかこれは読めてしまう。
    前作でハッピー・エンドになったのに。
    また何かトラブルが?と思いきや、2人の甘々な生活を読まされました。
    面白かった!

  • ゴールインしちゃったよー!
    まさか結婚までいくとは思わなんだ。
    ずっと甘々な調子でストーリーが展開していたので、著者があとがきでさんざん書いていたけど、本当にラブコメ仕様。
    しかも大人要素もあり。おもしろかった!
    Ⅱも楽しみだー。

  • 甘い。本編後半の雰囲気は完全に消え去り、主人公アベックのあんなことこんなこといっぱいある~けど~♪的な展開が繰り広げられている。読んでるこちらが恥ずかしくなってくるわい。
    嫌いじゃないけどね。

  • とにかく甘々だった。読みながら絶対にやけてた。恋っていいなあ、とおもってしまった。
    強いお酒飲みたい。

  • 堂上教官と郁のその後が気になる方にはもってこいの作品。
    甘いです、めちゃくちゃ甘いです。
    読んでて無意識にニヤニヤしてきてしまう内容です。
    本編で、あんなに厳しかった堂上教官の変わりようにも注目です。

  • 2014.9.10 読了

    作者さんは あとがきで
    本編以上の騒ぎを起こすのは反則ということで、
    スピンオフ(この作品ですよね)は
    登場人物中心に。。。
    と 書いてあり、さらに
    本編はつきあってやったが
    これ以上のラブコメ仕様は我慢ならじ!
    。。。な人は 読まなくてもいいよ
    というようなことまで書いてあり。

    いえいえ、私が読みたかったのは
    まさしく こっちでした!

    本編で 堂上と郁が いつの間にやら
    あんなことになってて、
    すっとばしかーい!て思ってたので。

    これよ、これー!
    待ってました!と サクサク読了。

    すんごい 面白かった〜!!

    楽しすぎて、あぁ。。。
    もうすぐ 終わってしまうんだ。。。
    もっともっと 読み続けたいのに。。。と
    一抹の寂しさを感じます。。。

  • 革命が手元になかったので...
    我慢できずにすっ飛ばして別冊読んでしまった(。>д<)だいたいの予想がついてたからすんなり読めたし革命はちゃんと読むとして。
    甘々なのは予想通り!
    郁と堂上いい!!!

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著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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