窓ぎわのトットちゃん (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061832527

感想・レビュー・書評

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  • 本当に、子供が好きで、子供の事を真剣に考えていた方なのだな、小林先生は。

    校長先生が担任の先生を台所で叱るシーンが、一番印象に残っている。愛に溢れた方だな。

  • 君は、本当はいい子なんだよ。

  • 小3夏休み親子読書感想文に。

    トモエ学園が今もあったら、ぜひ入学したいらしい。

    私は、普段の自分を反省するばかりでしたが、今再読できてとてもよかったと思いました。

  • 20140628

    食事というのは、出来るだけ楽しく。だから、急いで喰べないで、時間をかけて、お弁当の時間には、いろんな話をしながら喰べていい

    p306
    子供を先生の計画に、はめるな。自然の中に放り出しておけ。先生の計画より子供の夢のほうが、ずっと大きい。

  • 箕面図書館にて発見。読みかけ。

  • 徹子の部屋でお馴染みの黒柳徹子さんの実体験を元に書かれた話。
    教育関係の資格を取るために、読む機会があり、20代になって初めて読んだ。
    徹子さんの子供の頃=トットちゃん視点で展開される話。
    時々子供は、大人にとって理解出来ない行動をとって「どうしてそういうことするの!」や「これは守れないとダメでしょ?何で分からないの?」という場面が少なくない。
    しかし、子供も理由があってそのような事をするだけであって、決して悪い事ではない。
    そもそも”悪い”とか良いとか、そういう定義に収まる事を考えてやっているわけではない。
    困ってるから助ける。面白いから手を出してみる。痛いから泣く。嬉しい事があったから喜ぶ。忘れないようにずっと言葉をつぶやきながら帰る。

    子供は純粋純粋というが、誰もが昔は”子供”であったんだから
    その純粋といわれる心はどこかに必ず残っている。
    読んでいて、自分の子供時代をほんのり思い出させてもらった本。
    読んで良かった。

  • 『君は、本当は、いい子なんだよ』

    涙があふれてしまうのは、わたしだけではないはず。

    人は誰だって、より良くなりたいと願っています。
    本当は誰もが、自分のことを諦めたくなんかないのです。
    いわんや、それが小さな子どもなら、なおのこと。

  • 不滅の名作です。
    子供の頃、ハードブックでよんで大好きだった。
    しかし実家に置いてきてしまい、久々に読みたくて
    文庫版を入手。

    小林校長先生が、とても人間的に素敵です。
    私もこういう先生に出会いたかった。
    こういう大人になりたい。
    子供相手でも、相手をきちんと尊重し、信じ、
    そして大きな愛を持っている。
    今の子供たちに会わせてあげたい先生です。

    この本を読むと、人が好きになると思う。
    心が温かく穏やかになる。
    年齢性別問わず、万人に勧めたい名作です。

  • こんな学校に通ってみたかったなー。トットちゃんのお父様お母様も、子どもの考えを理解し、尊重していて素敵!こんなお母さんになりたいと思いました。

  • 教育ってただ普通の学校みたいにするのが一番良いとは限らないと思う。

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著者プロフィール

女優・ユニセフ親善大使。東京都生まれ。自伝的著書『窓ぎわのトットちゃん』でも描かれたトモエ学園から香蘭女学校を経て東京音楽大学声楽科を卒業、NHK放送劇団に入団。NHK専属のテレビ女優第1号として、現在にいたるまで大活躍している。『窓ぎわのトットちゃん』(1981年)は、800万部というベストセラーの日本記録を達成し、全世界で2500万部を売り上げている。アジア初のユニセフ(国連児童基金)親善大使として、長年にわたりアフリカ、アジアなどを各国を訪問、めぐまれない子どもたちのことを知ってもらうための活動に力を入れている。

「2023年 『トットちゃんの 15つぶの だいず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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