窓ぎわのトットちゃん (講談社文庫)

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  • 講談社
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本棚登録 : 1859
感想 : 251
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061832527

感想・レビュー・書評

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  • 「子供の興味関心を最大に尊重する」トモエ学園校長の小林先生、そしてトットちゃんの母の考えにハッとしたり、「何事にも一生懸命で、かつ人や動物の気持ちをわかってあげられる」トットちゃんに感動したりの一冊でした。

    • りさん
      おもしろそう!読んでみる( ・ ω ・ )☆
      おもしろそう!読んでみる( ・ ω ・ )☆
      2013/06/01
    • syoumeeさん
      そう言ってもらえると嬉しい(^O^)
      めっちゃ面白かったからお勧めよ~
      そう言ってもらえると嬉しい(^O^)
      めっちゃ面白かったからお勧めよ~
      2013/06/06
  • 【推薦文】
    これは、第二次世界大戦が終わるまで、実際に東京にあった小学校とそこに通っていた女の子のお話です。その時、彼女の目に映っているのは何か。なぜそうなったのか。読んでいるうちに、当時の子供、両親と学校の繋がり、子供を育てるために必要な「自由」とは何かも分かってくる。これは実に心に響くような一冊。ぜひ読んでほしい。
    (推薦者:知能システム科学専攻 M1)

    【配架場所】
    すずかけ台: 2F-ペリパトス文庫 916/Ku

  • 輝くものを持っている人は、「常識」や「普通」という言葉ではくくれないのだと思います。一人一人が受け入れてあげる優しい気持ちを持つことで小林先生の考えに近づいていけるのではないでしょうか。

  • 「きみは、ほんとうは、いい子なんだよ!」
    小林先生って偉大な先生だ。小林先生のような先生にみんなが出会えたら、きっと世の中はもっと良くなるに違いない。トモエ学園のような学校に行ってみたかったです。

  • 2012-124
    初めて読んだのは小学生の頃。
    何もわからずに読んでいたけど、今になって再読したらトモエ学園の素晴らしさがわかる。

  • 言わずと知れたベストセラー。トモエ学園という自由を旨とする小学校の話。戦前の生活とともに、その時期にこのような学校が存在したことのほうが驚き。特殊な学校という感じがした。

  • 教育とは知識を詰め込み、無表情な人間を大量生産することでは無い。
    立ち位置が何処にあるかが、大切だと改めて思う。
    かくゆう自分も自由奔放な子を持ち、型に嵌める事と個性を奪う事、可能性を伸ばしてあげる事とワガママにさせてしまう事の境い目に悩む毎日。

  • 黒柳徹子さんの自叙伝であり、ほぼ実話に基づいている。徹子さんが小学一年生の頃、問題ばかり起こすので、小学校を退学にされてしまう。
    そこから、ママが必死で彼女を受け入れてくれる学校を探す。
    そしてトモエ学園と出会う。トモエ学園の先生やクラスメイトたちとの様々な交流が描かれている。
    トモエ学園は実在した学校で、その教育方針もとてもユニーク。生徒たちの中には生涯を持っていたり、小児まひの子がいたりと、何かしら問題を抱えている子が多い。そしてのびのびとした教育、を掲げ、それぞれの子供たちの個性を尊重した指導を行う校長先生がとても素敵。とにかくみんな優しくて、一生懸命。
    徹子さん=トットちゃんが、こんなに元気いっぱいで天真爛漫の子供だったとは。そして太平洋戦争が起こり、トモエ学園は無くなってしまう。。
    徹子さんは、タレントとしてももちろん有名だが、ユニセフ親善大使など、社会貢献活動にも力を注いでいることでも知られている。この本を読んで、それはトモエ学園で学んだことが大きく影響しているんだろうなーと思った。
    徹子さん、確かに個性は強烈だけど、とっても芯が強くてブレない人なんだろうな。

  • 「きみは、ほんとうはいい子なんだよ!」。小林宗作先生は、トットちゃんを見かけると、いつもそういった。「そうです。私は、いい子です!」その度にトットちゃんは、ニッコリして、とびはねながら答えた。ーートモエ学園のユニークな教育とそこに学ぶ子供たちをいきいきと描いた感動の名作。

  • 小学1年生になったばかりのトットシャンの話を4時間訊き続けた小林宗作先生に捧げた本 いわさきちひろの絵が似合っている ママが働いているのは、とても気持ちが良かった 

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著者プロフィール

女優・ユニセフ親善大使。東京都生まれ。自伝的著書『窓ぎわのトットちゃん』でも描かれたトモエ学園から香蘭女学校を経て東京音楽大学声楽科を卒業、NHK放送劇団に入団。NHK専属のテレビ女優第1号として、現在にいたるまで大活躍している。『窓ぎわのトットちゃん』(1981年)は、800万部というベストセラーの日本記録を達成し、全世界で2500万部を売り上げている。アジア初のユニセフ(国連児童基金)親善大使として、長年にわたりアフリカ、アジアなどを各国を訪問、めぐまれない子どもたちのことを知ってもらうための活動に力を入れている。

「2023年 『トットちゃんの 15つぶの だいず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

黒柳徹子の作品

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