- Amazon.co.jp ・本 (676ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062122146
感想・レビュー・書評
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京極さんのユーモアセンスは最高、しかも最高潮
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面白かった。妖怪についてとてもよく分かった。
妖怪のいないんだけどいる感じがよく出てて、うまいなーと感心。
京極夏彦のいないけどいる、ないけどある感じを説明するのがすごく上手なので、読むたびにいつもすごく納得する。でもこの納得する感じを人に伝えるのは、結構難しい。 -
そもそも正式タイトルはどれだ?(笑)
「本朝妖怪盛衰録豆腐小僧双六道中ふりだし」までか?
それは置いといて。
普通に面白かった。笑える、という意味で。ある意味、「どすこい(仮)」のノリで真面目に(かどうかは知らんが)妖怪について書いたって感じ。
妖怪に対する薀蓄とか、そういったものも面白かったし。(まぁ、いつもの通り途中斜め読みしてるが。)
ラストも、大きなオチはないがなるほどね、と。(ただ、きっちり理解はしてない。)
どこかの予告で「手前はなぜ豆腐を持っているのでしょう」って文章があった気がしたけど、どうやらそれは思い違いだったらしい。ちょっとそれに惹かれたのに。残念。
抜粋。
――家ン中で笠被って。
馬ッ鹿じゃなかろうか。
かなりはじめの方にある文章。ここで爆笑。
豆腐小僧ってのは豆腐もって、大きな笠を被っている妖怪らしいです。
そこまで馬鹿にしなくても。
ねぇ。
しょうがないじゃん。
……ねぇ。
03.12.28 -
厚さ5センチ以上あります…。
一部に狂信的ファンを抱える京極さんですが、私にはあんまり…。
終始落語っぽいトーンなのは興味深いけど。
文庫なのかハードカバーなのか判断しかねる形態で、やたら腕が疲れました。筋力アップ? -
豆腐小僧は和みキャラだけど、だからどうした的な感じで、途中で止まったままになっています。
続きを読みたい気もあるけど、どうにも優先順位は低いです。
続編も気になるけど、読む優先順位が上がらない限りは買わないかも。 -
帯裏
そして小僧、
少し立ち止まりますな・・・。 -
妖怪とは何か、豊富なうんちくを使って説明する物語。豆腐小僧のキャラクターに和む。
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豆腐小僧のお馬鹿さにただただ和んだ一冊。
お手軽に読めてよいです。
妖怪の定義ってなんだか新鮮でした。