- Amazon.co.jp ・本 (676ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062122146
感想・レビュー・書評
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これ厚みが4cmって広辞苑かΣ⊂(・ε・。)!でも読むの2度目だったりして。あまりにも厚い本なので京極作品でも置き場所に困るから買えずにいる一冊。。また読みたくなって図書館から借りてきました。 これ面白いんですよ、なんか笑える哲学書、私にとっては。民俗学の妖怪とかの成り立ちとか変遷を理解するにもいいとおもうけども、やっぱ哲学。達磨の台詞は金言だらけだよねー。シュールだけどリアルな概念たちの珍道中。深いのよこれが。。。あーなんて説明したらいいんだろう。お化けちゃんたちが旅していくんです。偶然と必然にもまれながら。読んだら絶対今まで考えたこともないような気付きがあるはず。でもまぁ、京極バージンなら初体験にはお勧めしません。できれば京極堂シリーズを読んで京極ワールドの地盤を作って、さらにやっぱ百鬼夜行雨風陰までは踏んで、そこで読めば痛快、痛快、と、ァ、なりますわいなぁ。いやー京極さん天才。大好きな作家さんです☆。
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まずこの本の装丁に万歳!まるで豆腐!
話自体は京極夏彦ファンにとっては物足りない、という印象もあります。
豆腐並みに分厚いくせにこれといったヤマがどこにも見当たらない・・・
私が今まで読んできた百鬼夜行シリーズは、どんなに分厚くても最後の200ページは一瞬で読んでしまえる盛り上がり・スピード感がありましたが、そんなつもりでこれを読むと肩透かしをくらっていたでしょう。
まぁ、豆腐ちゃんと袖引きちゃんがかわい過ぎるから許せる! -
本が変な形だと思っていたら、豆腐の形にしてある!!主役が豆腐小僧なだけあって、出てくる妖怪がかわいく書かれている。達磨がとてもかわいい(^v^)妖怪は如何にして存在しうるのかとかもかかれていて、なかなかの興味深さでした。ただ、分厚い!!重い!!
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いやはや、なんと足掛け5年かけての読了です。
いっつも途中で挫折しちゃっていたから。面白いのに不思議。
今回やっと読了。
京極夏彦の本当に妖怪が出てくるお話です。
出てくる妖怪たちがなかなか可愛くて、いい!
でも、私は豆腐小僧は性格があんまり好きじゃないけどね(笑)お馬鹿すぎるんだもの。
達磨と袖引きちゃんは好きよ。
正方形という何とも本棚に収まりにくい本だけど、装丁が凄く凝っていて本当にいい。
あとで、昔応募した豆本のほうも読みます♪ -
またの名を久々知兵助双六道中ふりだし
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百鬼夜行、妖しい煙と狐火の漂うなか、妖怪共が目を覚ます。
妖怪の成り立ちというかなんというか、そういう考え方もあるんだなぁ、っていうのがとても楽しくわかります。
続きが読みたいなぁ。あるのか。 -
舞台は江戸。主人公は妖怪。
まるで狂言のような語りに、リズムの良いストーリー展開と会話。
登場する妖怪たちは個性溢れていて、とても可愛らしく、微笑ましい。なにより主人公・豆腐小僧は思わず笑い出しそうなくらい面白く可愛いです。達磨先生も小僧には苦労するよう。
まるで本物の狂言を見ているような笑いをくれる作品です。
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主人公は妖怪豆腐小僧。他の登場人物も九割くらいが妖怪な、妖怪たちのお話です。お馬鹿な豆腐小僧が笑えます。お馬鹿な豆腐小僧が愛しくなります。本自体が正方形で白くて、豆腐をイメージした形なのも可愛い。
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ラストの畳みかけが好きでした。面白かったです。
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ただいま読書中。。。