Ank: a mirroring ape

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 595
感想 : 87
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  • Amazon.co.jp ・本 (482ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062207133

感想・レビュー・書評

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  • p423 ナルキッソス Narcissus 水仙

  • 久しぶりの★1つ。サイエンスミステリーというカテゴリーだろうか。結局、最後までなんで人間が発狂するのか、府に落ちなかった。読み終わった瞬間なんでやねん!となる本。時系列をランダムにするのもあまり効果的ではないし、登場人物の死なせ方も、えっ死んだの?みたいになる。設定はええのになんだかな。

  • "友好度は知能と比例する" つまり誰かと揉めたり喧嘩するのはバカだということ。

  • 猿と鏡と人間のお話。
    最近猿の惑星ジェネシスを見たので、チンパンジーやらオランウータンやらイメージしやすかったです。
    残酷描写は、『11月のジュリエット』レベル。
    始めの方は、時間軸が短いスパンであちこち行って読みずらいと感じました。中盤の章が読みやすかったと思います。
    前作もそうでしたが、エピローグがしんみりして好き。
    アンクが最後まで可哀想で辛い。

  • ストーリーも面白かったですが、2026年と近未来を舞台にしており、AIの役割が万能なものではなく、実現可能な範囲で描かれているのが新鮮でした。具体的には、AIスピーカーによる窓の制御、スピーチtoテキストの文章起こし、タクシーは自動運転はできていないが運転手と外国人旅行者間で会話を可能にする翻訳機能の描写など。

  • 前作「QJKJQ」とは全く違う、猿の惑星?はやりのゾンビもの?いやそれは1000万年前ヒト・チンパンジー・ゴリラの未分岐状態にまで遡り、自己鏡像認識から紐解く人類の起源を問うパニック大作だった。
    見つめ合う行為をする動物は人類以外に、抱き合うチンパンジーの母子という一説からのラストはぐっとくる。

  • 面白かった。こういうSFもあるのか。

  • とても好きな作風。
    進化論と言語の発生について、アインシュタインの頭の中を覗きながら物語を読み学んでいるような感覚。

    とても情報量が多く、教科書がこんな風なら勉強も楽しかっただろうな…と(笑)
    「なるほど!なるほど!」となる感覚が気持ちいい。

    ただ読んでいる最中に二点疑問に思う箇所がありました。

  • 01/11/2018 読了。

    図書館から。

    読んだことない感じのお話で面白かったです。
    チンパンジーってすごいなぁ…と思いつつ、
    霊長類の知識がたくさん。

  • 面白かった

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著者プロフィール

1977年福岡県生まれ。2004年、佐藤憲胤名義で書いた『サージウスの死神』が第47回群像新人文学賞優秀作となり、デビュー。2016年『QJKJQ』で第62回江戸川乱歩賞を受賞。『Ank: a mirroring ape』で第20回大藪春彦賞、第39回吉川英治文学新人賞を、『テスカトリポカ』で第34回山本周五郎賞、第165回直木賞を受賞。

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