- Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102008034
感想・レビュー・書評
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まるちゃんみたいな感じだと思った。
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読書会のプレゼント企画でいただいた一冊。学生時代以来、約20年ぶりの再読になる。ナポレオンに憧れて立身出世の野心に燃える青年が主人公なのだが、ページのほとんどを地方の名士の奥様である人妻相手に恋愛の駆け引きを楽しむ描写で費やしている。心理描写らしいモノが皆無に近い現代日本の小説に慣れていると、心内文の長い本作に面食らうかもしれないが、今でも一読の価値があると思う。
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ナポレオンをひそかに敬愛する出世欲と潔癖さと情熱の溢れる若者の話。
スタンダールは名言集などでよく見かけたので読んでみた。
やはり最初のほうは取っ付きにくいが、後になって登場人物がへってきてからはスラスラ読めだす。
あっさりした描写だったけどたった一年で教え子に忘れられたジュリアンがなんかリアルでいやw -
感想は下巻で
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父にすすめられて。
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感想は下巻にまとめて。
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レーナル夫人に同情する
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フランス王政復古時代
ナポレオンの倒れた直後で
革命以来、ふたたび貴族が息を吹き返していた頃の話
製材小屋の息子ジュリアン・ソレルは
片田舎の少年にしてはかなりの美貌の持ち主であったが
末の息子であるゆえに、絶えず父親からの虐待を受けていた
しかし非常に読書家だった
ひとり学問を養いつつ、ひそかにナポレオンを崇拝していた
才能だけでのしあがる夢を見ていたのである
そんな彼にチャンスのめぐってきたのは18だか19のころ
町長レーナルの家に、住み込みの家庭教師として雇われるのだが
そこの夫人と恋におちたことで
街を訪れた国王の
臨時警備隊員に推薦してもらえる運びになったのだった