- Amazon.co.jp ・本 (453ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122051188
感想・レビュー・書評
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終わりました…。
なんとも、Ⅰから怒涛の如く連れていかれてしまいました。
誰を信じていいのやら、予想を裏切る展開に戸惑ったまま事件は起こるし、ドンパチ、ドッカーンって感じです。
悲惨な場面が多いのにはさすがにめげますが、軽快なテンポ、会話の中に挟まれるユーモアが緩和剤となっています。
弱々しい中に、心の強さを持つ美咲。おいおいと突っ込みたくなる刑事…。
屈強な肉体と冷血な基子。愛を封印した刑事…。
相いれない二人の展開には惹きつけれます。
そして、どこか基子に似ているジウ。彼の呟くメッセージには、ズンと重いものがありました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後話がでっかくなりすぎと違いますか?最初の地味な流れでいけば面白かったのかも・・。
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そして完結編。
騙された部分あり、複線回収部分あり。
2巻でも、最後の方に分かった部分がありましたが、ここでようやく
やっとどういう事だったのか、きっちりと分かりました。
まさに無秩序。
しかし、これがあの台詞のためだけに行われていたかと思うと
それはそれでちょっと…。
現況は、1巻で逮捕された人? なのでしょうか。
けれど、もしもあの台詞が自分がここにる、と
自分で確かめるものだったなら…大規模すぎです。 -
連続ものの第3巻。ありえっこない話なのに、引き込まれて一気に読了。
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大筋は前2作のレビューを参照ください。
ジウ、ミヤジ、そして警察内部に潜む陰。
刑事部と警備部との間にある壁。
刑事同士の縄張り意識。
そういったものを描きつつ、物語はとてつもなく大きな事件へと
展開していく。ホント、これどう治めるんだろうかってくらいの。
途中展開がダークなこともあり、少々うんざり気味になりかける。
クライマックスは・・・読後の方とだけ語りましょうかね。
誉田さんの本で不思議なのは、残忍残酷な事件を扱ってるのに
読後は爽やかな気分が得られる事。
きっと事件以外で描いている部分に、何かそうさせる要素が
詰まっているんだろう。
今後もこの人の著作には注目だな。 -
エゲツナイ~
でも面白いと声にして言うと人間性を疑われてしまうかな!?
たくさんの人が死んでしまいます。。。
どこへ向かっていくのか不安になる気持ちを抑えて、、、
グロイ内容が平気な方はぜひ読んでみましょう♪
鳩は平和のシンボルなのですから! -
ストロベリーナイトを読んで、すぐに手にしました。
この作品も面白いですねぇ。
主人公の一人である女性刑事の好感度にはストロベリーナイトの主人公にも似た印象を受けましたが・・・。
1巻から3巻までこの連休で一気読みです。
スピード感のある展開、読者の琴線をくすぐる会話、個性的なキャラクター、過不足のない文章。
物語の設定自体は、荒唐無稽でややマンガチックな感じもしますが、それを感じさせずにグイグイ引き込む作者の筆力には感服します。 -
新宿がすごいことに、、。シリーズ最大の緊迫感。
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面白かったけど、竜頭蛇尾かな?
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歌舞伎町を封鎖し、治外法権を認めさせようという、
普通では考えられないアイデアでストーリーが進む。
人を信じることができなくなるという状況下において、
事件解決へと一歩一歩近づくことは非常に困難である。
それぞれの登場人物の持つ、強さと弱さをうまく表現してつつ、
物語は終焉に向け
ヒートアップしていく。やはり人物描写が非常にうまいと感動。 -
新宿東口で街頭演説中の総理大臣を標的としたテロが発生。大混乱の中、伊崎基子らSAT隊員が総理の身柄を確保し、警察上層部は安堵する。だがそれは、さらなる悪夢の始まりに過ぎなかった。“新世界秩序”を唱えるミヤジと象徴の如く佇むジウ。彼らの狙いは何なのか?そして美咲と基子は―!?シリーズ完結篇。(amazonより抜粋)
ジウの目的。黒幕の正体、基子の末、美咲の恋。色々ちゃんと終わったような気がしますが、なんかこう・・・呆気なかったような、それでも真相は身に染みたような。でも読む手が止まらなかったので、星は4つ。 -
終わってしまった・・・
ありえんだろ!とツッコミを入れつつもストーリーに引き込まれ・・・
切ないのと痛いのと、いろんな感情が入り交じり読み終えて思わず嘆息。
新しい(?)世界を覗いてみたい方にオススメ(?) -
ジウ、とうとう完結!
結局は基子と美咲が協力し合い、ジウを宮路を突き止める。
歌舞伎町封鎖が起きて、パニックになりながらも冷静にアクション。。
ジウは中国の孤児。。声明で「僕はここにいる」と親に向けての存在表明。。。
虚しかった、辛かった数々の誘拐事件の理由は、子を思う親の気持ち、切羽詰った顔をジウは見たかったんだと美咲は解釈。。。
3冊読みごたえがあり緊張感がある作品でした -
2010/04/01〜2010/04/03
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新宿東口で街頭演説中の総理大臣を標的としたテロが発生。大混乱の中、伊崎基子らSAT隊員が総理の身柄を確保し、警察上層部は安堵する。だがそれは、さらなる悪夢の始まりに過ぎなかった。“新世界秩序”を唱えるミヤジと象徴の如く佇むジウ。彼らの狙いは何なのか?そして美咲と基子は―!?シリーズ完結篇。
やはりたどっていくとというか、僕らは結局大きな何かの上で転がされてるだけなんだなぁ・・・
なんて感じることもしばしばあります。
そんな人生ってどうなの?とも・・・
ただ、そういう人生でも生きていくのは楽しい!
そう思える人生にしたいと切に感じた今日この頃。。。 -
終盤にさしかかるとオチが弱い。
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新宿東口で街頭演説中の総理大臣を標的としたテロが発生。大混乱の中、伊崎基子らSAT隊員が総理の身柄を確保し、警察上層部は安堵する。だがそれは、さらなる悪夢の始まりに過ぎなかった。〈新世界秩序〉を唱えるミヤジと象徴の如く佇むジウ。彼らの狙いは何なのか?そして美咲と基子は―――!?シリーズ完結編。
ジウシリーズ第3弾。 -
2010/3/6 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2012/4/12~4/14
ジウシリーズ完結編。二巻までに拡げた世界が大き過ぎて、若干収め方が強引かつシリスボミ気味になっているのが惜しい。最後の美咲の語りで、ジウが基子を殺さなかった理由の一部は理解できるが…。 -
面白かった。
リエリティがあるので話しにどんどん引き込まれてゆく
あっというまに読み終えてしまいました。 -
勢いに飲まれて、最後まで付き合わされた感じ。
ジウの行動原理は分かるようでよくわからん -
良い意味で裏切ってくれました。
さすがというしかありません。そこまでいっちゃいますか~。
落とし所も無難でしょうかね。
とにかく、ふったネタとキャラはすべて使いつくすという、なんという構成力だ。
ただし、このジウなる人物の位置づけが、このストーリーに必要だったのかは、甚だ疑問。ミヤジさんでいいじゃないか。
東と門倉の展開をもう少し進めてほしかった。子供じゃないんだから。 -
「ジウ3」のみ近所の書店で手に入らず、焦らされたのもあって、のめり込みました。壮大なストーリ展開も気にならない程、登場人物の描写力に引き込まれました。ラストまで、楽しめたので◎
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多少。。かなりグロッキーですがスピード感がいい!3巻も苦じゃない
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[2010.1.29]最後は一気に読みきった。基子の最後はあっけなかったけど、ストーリーのテンポは良かった。東主任はシリーズで他にも出てるみたいなので、チェックしよう。
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誉田哲也「ジウ」「ジウ2」「ジウ3 新世界秩序」
得体のしれない殺人事件を追う三連作。
全体的に言うとスケールが大きく、スリルもあり、特にミヤジの出生の秘密あたりはぞくぞくするほどコワい。今までにないサスペンスミステリーであることは間違いないと思います。
前半はとても緊迫した誘拐事件から殺人事件を追っていて、かなり満足できる内容でした。ただまとめの3巻目は、もの凄い大きな事件に発展したにもかかわらず、動機がいまいち曖昧。事件を大きくしすぎちゃった感があります。
とくにミヤジの存在が大きい割に希薄。この程度の動機で何百人もの人間を動かせるとはとても思えない。伊崎もあれだけの理由であそこまで凶悪になれるのか、読み終わって「ええ~~。。。。」って言う感じが残りました。
ジウの存在も最後だいぶ小さくなってしまって、まとめに苦労したのかなと思いました。 -
後半面白すぎて止まらなくなって、夜中にいっき読み。
たぶん、登場人物の設定が上手なんだろうな~。
Ⅱを読み終えた時に、最終的にこんな形で終わるなんて
全く想像してなかった・・・。
最後はずっと泣きっぱなし。 -
3部作になってます。最初は、誘拐事件だったのに、ここまで来るととんでもないことに。。。非現実的で少しづつ冷めていく私。。残念。
ただ、警察小説ってすきなので、SATだの公安だの警部だの警視だの・・・出てくるだけで楽しかった笑 -
~内容(「BOOK」データベースより)~
新宿東口で街頭演説中の総理大臣を標的としたテロが発生。大混乱の中、伊崎基子らSAT隊員が総理の身柄を確保し、警察上層部は安堵する。だがそれは、さらなる悪夢の始まりに過ぎなかった。“新世界秩序”を唱えるミヤジと象徴の如く佇むジウ。
彼らの狙いは何なのか?そして美咲と基子は―!?シリーズ完結篇。
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歌舞伎町を占拠し、なんでもありの無秩序な「新世界秩序」を作るあたり、かなり破天荒な展開。記載がグロすぎて、少しついていけない・・・
やっと終わったという感じ。 -
11月末 続けざまに読み終えてしまった。これは、おもしろかった。ストロベリーナイトよりも断然こっちのほうがいい。まだ続くのかな?女性の描き方がすごくユニーク。ちょうどいいところに置いて書いている感じ。