村上春樹への12のオマージュ いまのあなたへ

  • NHK出版
2.73
  • (1)
  • (5)
  • (13)
  • (7)
  • (4)
本棚登録 : 102
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140056516

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 通り抜けるー淺川継太
    鉄塔のある町でー谷崎由依
    どうしてパレードー中山智幸
    みせないー羽田圭介
    流れ熊ー戌井昭人
    老婆と公園でー加藤千恵
    半分透明のきみー荻世いをら
    わたしはお医者さま?ー松田青子
    ファイナルガールー藤野可織
    赤ずきんちゃんと新宿のオオカミー村田沙耶香
    ナメクジ・チョコレートー片瀬チヲル
    ヨーの話ー青山七恵

  • 若手作家達による村上春樹を意識した作家達による独自な作品とコラム。熱狂的な村上春樹ファンでもないので作家達が村上春樹を意識して作品を作り上げているかはよくわからない。しかし、新しい作家開拓にはなった。

  • ほ~

    NHK出版のPR
    「来たるべき作家が、いまを紡ぎ出す

    NHKラジオテキスト『英語で読む村上春樹 世界のなかの日本文学』(2013年4月号~2014年3月号)にて連載した、新鋭作家12人による創作短篇集。それぞれの作家は、村上春樹という“巨大な存在"から何を感じ取り、何を作品に発露させたのか。各作家によるコラム「村上春樹、そして私」も必読。ここに、“いまのブンガク"が集結する。」

    • ayaさん
      世界でハルキが通用する理由
      それって人間の欲が世界で共通してるからじゃないかな
      ハルキの作品で生理的・本能的な欲求を例えそれが汚い欲求だ...
      世界でハルキが通用する理由
      それって人間の欲が世界で共通してるからじゃないかな
      ハルキの作品で生理的・本能的な欲求を例えそれが汚い欲求だとしても、それを美しく表現しようとしてるのではないかしら

      日本語から英語に言語が返還されるとニュアンスや文化が変わるような、違う作品になるような気がするけど本質的な「欲」は変化しないのかもしれない。

      世界はその「欲」に魅了されているのかも

      村上春樹って巨大にみえなくてただのおっさんに見えるのって私だけかしら?

      魔物や神って勝手に作り出した偶像だから
      巨大に見えるって勝手に新鋭作家が巨大に見てるような気がして滑稽ね

      巨大だと思ってそこからから感じ取るより
      凡人だと思って感じ取った方がいろんなことが見えてくるかも

      何事も引いてみた方が全体見えるでしょ
      2014/05/01
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「世界はその「欲」に魅了されているのかも」
      その「欲」に日本の繁栄を重ねたのでしょうかねぇ、、、
      私には逆に、言葉にならない不安を、来る...
      「世界はその「欲」に魅了されているのかも」
      その「欲」に日本の繁栄を重ねたのでしょうかねぇ、、、
      私には逆に、言葉にならない不安を、来るべき自分の未来に見ているような気がします(日本の作家全てじゃなく、村上春樹だけに感じるモノは、やっぱり「欲」なのかなぁ、、、)。

      「何事も引いてみた方が全体見えるでしょ」
      仰言る通りですね。
      次に作品を読む時は、keywordを決めて、別の視点を入れてみます(成功するとは限りませんが)
      2014/05/02
全13件中 11 - 13件を表示

著者プロフィール

二〇〇五年に「窓の灯」で文藝賞を受賞しデビュー。〇七年「ひとり日和」で芥川賞受賞。〇九年「かけら」で川端康成文学賞受賞。著書に『お別れの音』『わたしの彼氏』『あかりの湖畔』『すみれ』『快楽』『めぐり糸』『風』『はぐれんぼう』などがある。

「2023年 『みがわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

青山七恵の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×