ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書 399)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 358
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334035020

感想・レビュー・書評

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  • ありがとうございました。

  • 特段、目新しいことは書いてないんだけど
    改めてネットニュースを見るのは時間の無駄
    だなと思えた。
    しかも2006年の話。今と変わってないじゃん笑

    そして皮肉なことにネット民やウェブを酷使する人を揶揄する人達ってジョブス然り、ネットのシステムを作ってたりそれらを生業にしてる人達ってこと。実際に著者もそう。
    Instagramの開発者も1日10分以上は絶対見ないって言うし。
    実際にデジタル断捨離をしたい方はデジタルミニマリストという本がオススメです。
    私はコレ読んでスクリーンタイム半分になりました。ガチです。

  • 10年経っても、ブログやミクシィ、2chといった道具立てこそ変わったものの、インターネットの根本的な構造は変わっていない、と。ネットユーザーに過度に期待して、お金をすごく使ってくれそうな層へのアプローチをしたり、企業のブランディングを図ったりといった期待は禁物。本来まじわらないはずの層を同じ土俵にあげ、「すばらしい交流」よりも「うんざりするドロドロの争い」を生む。/ネットはプロの物書きや企業にとって、もっとも発言に自由度がない場所/ネットが自由な発言の場だと考えられる人は、失うものがない人だけである。/正しいことを発信している自信があるのであれば、ネットでは良い意見だけを見ればいい/ネットでバカなこと、B級なことができないのであれば、ネットでは最低限の情報公開を除き、何もすべきではない。/人間が使っている以上、ネットはこれ以上進化しない。十分我々は進化させた/といった指摘を十年後に読むと…ある程度見通しはあたっていたのでは、と。

  • 世相が出ている部分、本質的に変わらない部分が同時にわかってよい本だった

  • 結構極端なことも書いてあるけど、同じようなことを考えたことがあるので頷きながら読みました。ちょっと話が違うかもしれないけど、電車でゲームをしたりネットニュースを見たりしているうちに降車駅に着くと、時間を無駄にしたと思うようになりました。それがダメということはないのだろうけど、やっぱり本を読んで過ごすほうが有意義に思えるって、わたし頭固いのかなー。

  • 「ネットはあなたの人生をなにも変えない」

    ネットでは、暇人が幅を利かせている。そのことが多彩な実経験をもとに語られている。ビジネスでネットを使う前に読みたい一冊。

    もちろん、ネットにはまともな人も多くいるし、モラルも少しずつ上がってきていると思う。

    しかし、もうネットに過度な期待をするのは辞めようと思う。

  • 企業のネットプロモーションへの期待値と現実とのずれが作者の実体験に基づいた例で紹介されていて興味深かった。

  • 私程度の人間がこんなとこにこんな感想あげたりできる、という時点でネットなんてこんなもの~

  • podcastで著者の話を聞いて、興味を持った。

    本書でも、軽快な語り口で大いに笑うことが出来た。

    結局ネットは道具にすぎないし、ネットは人生を変えない。

    悪い意味で変えられた人もいるとは思うけれど。

    ブクログも単なる自分の書籍管理のツールにすぎない。

    でも、圧倒的利便性を享受することができ、満足している。

  • •ネットでは奇麗なものは流行らず
    B級感のあるものがうける

    •ネットでブランド化への構築は難しい
    しょせん情報を得るためのもの

    •ネットはこれ以上進化しないし
    人生もかえない

    なるほどですね。

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著者プロフィール

編集者、PRプランナー、ライター
1973年生まれ。東京都立川市出身。大学卒業後、博報堂CC局で企業のPR業務を担当。2001年に退社し、しばらく無職となったあとフリーライターとなり、その後『テレビブロス』のフリー編集者に。企業のPR活動、ライター、雑誌編集などを経て『NEWSポストセブン』など様々なネットニュースサイトの編集者となる。主な著書に、当時主流だったネット礼賛主義を真っ向から否定しベストセラーとなった『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)、『ネットのバカ』(新潮新書)、『夢、死ね!』『内定童貞』(星海社新書)など。無遠慮だが本質を突いた鋭い物言いに定評がある。

「2020年 『意識の低い自炊のすすめ 巣ごもり時代の命と家計を守るために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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