- Amazon.co.jp ・本 (489ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344012141
感想・レビュー・書評
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村杉三郎シリーズ第2段。
トラブルを起こした女性アシスタントの身上調査のため、私立探偵の北見のもとを訪れる。そして連続殺人事件へと巻き込まれてゆく。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
H26.7.22読了
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スリルとサプライズが欠如してる。少し言い過ぎ、不足してる。しかし、どぉも地方新聞の連載で書き下ろした小説は冴えん。
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無差別毒殺事件!とドキドキしたのは最初だけ。
人間だれしも何かしら毒を持っている・・・的な地味な話の印象。
主人公の立場、考え方があまり好きではない。 -
宮部みゆきは、悪意を書くのが本当に上手い。
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ハードボイルドでは、世間一般の職業から外れたアウトサイダー的な人物が私立探偵で、孤独や非情さを漂わせつつも、面倒見がやけによく、思わぬ優しさを見せるというのが、基本パターンですが、このシリーズの探偵役は、世間一般とはいえない立場ではあるが、従来とはまったく逆のポジションに外れているのが大きな特徴です。孤独や非情さとは無縁です。捜査を進めていく過程で、個人や家族の闇の部分が明かされていくところは強くハードボイルドを想起させます。今回の闇は、題名にあるとおり「毒」として表現されています。
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やっとこさ図書館で借りる事が出来て、楽しみに読んだのですが、あれ?原田いずみのくだりどこかで読んだ事がある…。でもそれ以外は知らないストーリーだったので記憶が混同してたのかな?あと、ひき逃げ事件の事も書いてありましたが、続編だった?読む順番間違えちゃったなぁ。青酸カリによる連続殺人事件が実は別の事件だったというお話。家族についても考えさせられます。
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2014.4.20読了
いやー、濃い。あらゆる人間が出てくるのに、混ざることなく話が進む。ウーロン茶の青酸カリ事件とハウスのシック症候群?と今多家の話が混ざりながら進む。結局人は名もない毒を持っている。それに気づかず毎日を生活しているが、毒に侵されていると気づいた時には、後戻りできないということか。それ以上に何か混沌とした感じもする。人間はこうだから、仕方ないよ的な。救いようがないんだよとも感じる。宮部みゆきの真意を読み取れるほど読解力がない自分に残念。笑