- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344040649
感想・レビュー・書評
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世界のミクニのハングリー精神が伝わった。鍋をピカピカにした話は心に刻みたい。70歳からのお店にも期待したい。
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先輩から頂いた本だったのですが、とても面白い本でした。内容は、世界の三國シェフの自伝です。増毛の極貧の子供がフランス料理の頂点に、そして70になる三國さんのこれからの物語です。大変面白かったです。
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成功者は大胆な行動が多い
自意識過剰というワードがいくつか見受けられたが、そうでなければ他人に評価されるに値しないのかもしれない。
自身が成功するかどうかではなくどうしたら成功するか、どう認められるかを考えて行きたいと思う -
三國シェフの半生を書いた自伝書。北海道の何の肩書もない少年が世界で有名なフレンチのシェフになるまでのストーリー。非常に面白かった。
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世界のミクニが生まれるまでの波乱万丈のストーリー。自分の目指す夢に向かって、ただひたすらがむしゃらに、並大抵ではない努力を積み重ねるという姿が、勇気を与えてくれる。
一つのお皿に込められた物語が、巡り巡って、フランス料理というものの楽しみ方の広がり、奥行きをあたえてくれる、そんな本でした。 -
パワフルさに驚いた。
ストーカーちっくではた迷惑で危ないやつだけれど、才能と運とパワーと努力と意志の力で、道を突き進んでいく姿がとても爽快!
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テレビで見た「人のいいおじさん」的な三國さんからは想像もつかない内容だった。おもしろかった。
そんなにすごい人だったとは!
北海道の片田舎から裸一貫で出てきた中卒の少年が、東京、スイス、フランスと世界中を渡り歩いて叩き上げで世界のフランス料理界のトップまで上り詰めたんだから、そりゃすごいに決まってる。
まさに「生きざま」だ。
三國さんは料理に命をかけている。
いつも全力で、挑戦的で、捨て身で、本気。
そういう人のことばだから、自分には人生訓みたいに聞こえた部分もたくさんあった。
苦労する覚悟さえあれば、どこかに居場所は見つかる。
見つけた場所で一生懸命やれば、道は開ける。
みんながやりたくない事を、機嫌よくやることだ。
苦しそうにやっていたら周りだっていい気はしない。
人は人の苦労をそれほど評価しない。
俺には足りてなかったかな。自分の周りの鍋洗い。
自己主張しないのは、自信がないと言っているのと同じ…
ぜんぶ自分に足りないものだから、ずしんと響いたんだと思う。
自分の何かに誰かがとても喜んでくれたということは、裏を返せばそれだけ心配されていたということ…
これにもはっとさせられた。
本当は生まれ変わったら来世で果たそうと思ってた夢にまで今生でチャレンジしちゃうなんてすごすぎる!きっとやりたいことをやり切ったんだ。この人は。
やり切った人にしか言えないことばかな。
死ぬまでにいちど食べてみたいな。
三國さんの作ったフランス料理。
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三國清三シェフのフランス料理に捧げた半生と青春物語。
フジテレビのミスターサンデーで特集を組んでいてたまたま鑑賞し三國さんを知りました。
私は、料理が疎いし36歳という歳が離れていて世代が違うというのもあり三國さんをご存じありませんでした。
ミスターサンデーを見て感動して本を手に取りましたが、三國さんは努力の人ですね。ひたすら努力、努力、努力。人間性も優れており三ツ星フランス人シェフにも好かれ友達も多くいらっしゃり人望が厚い方だった方。
70歳で始めるお店は、料理に疎い私には敷居が高そうですが、直に三國シェフのスポンタネを味わいたいなと思いました。 -
三國シェフの逞しさ、自分が定めた目標への執念、それらの根底には、貧しい幼少期の経験が関係していると思いました。
人生には、無駄な事、失敗という言葉はないのかもしれません。
面白かったので、一気読みでした。 -
自分に出来ることはなにか、どうすれば道を打開できるのか、常に考えながら行動してきたストーリーが、これだけの多くの功績を残すことに繋がったとわかった。
「見ている人は見ている」
ありきたりな言葉だけど、三國さんにはこの言葉がぴったりはまる気がした。
営業、デザイナーなど、料理と関係の無い仕事をしている人にとってもプロとは何か、を教えてくれる一冊。