世界級キャリアのつくり方―20代、30代からの“国際派"プロフェッショナルのすすめ

  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492555590

感想・レビュー・書評

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  • 黒川清氏と石倉洋子氏による、世界に通用するビジネスマンとそのキャリアに関するお話。言ってることはもっともだし二人の経験を交えてなので説得力はあるんだけど、二人とも既に積んできたキャリアが凄すぎて、俺みたいなプー太郎学生が読むとリアリティは無いかも。

  • 日本人は寄らば大樹の陰で、エリートは大企業の中で集団として成果を上げてきました。しかし年功序列が崩壊した今、個人として世界に通用するプロフェッショナルにならなければなりません。

    ◆20代の過ごし方
    失敗を恐れず、積極的に飛び込んでチャンスに挑戦する
    一流の人の仕事ぶりを間近に見て、本物を知る
    同じ場所に安住せずに、場を変える


    ◆30代の過ごし方
    「群れ」から距離を置く
    聴衆を意識して、短い時間で簡潔にアピールをする
    小さくても1つの組織の長になる
    挫折を通じて自分の武器に気づく
    メンバーとしての責任をもつ
    結婚などライフステージの変化に柔軟に対応する


    ◆30代以降の過ごし方
    広い歴史観、世界観、人間観をもつ
    後に続く人を育てる
    コミュニティのレベルを上げる


    いくつできたかな?

  • キャリアというよりはプロフェッショナル論の本。特に国際派を意識しなくても、普通の仕事論として読めます。
    五つの力やNATOにならないことなど、心のノートに留め置きたい言葉がいくつか見つかりました。

  • 僕たちは「たぶん~だから」「~が~だから」など、何かにつけてもっともらしい理由をつけて、行動せずにいる選択をしがちだ。本書においては、それが如何に自らの可能性を失くし、閉塞的で、内向き思考につながり危険かがお二人の経験から明らかになっている。世界が急速に繋がり、物理的な距離が意味を為さなくなり、世界中の情報がどこでも手に入るが、実際に生で見る、聴く、感じることによって得られるインプットは強烈だ。将来、上質なアウトプットを生み出すために、これからも多様なインプットを得たいが、本書によって非常に危機感を煽られた。近視眼的に見ても長期のスパンで見ても重要なのは「今」だ。まずはできることから、行動を起こし、そこにフォーカスをあてたい。

  • 探してた本がなくて、代わりに買ってみたんだけど、
    面白くてさくさく読めた。

    とりあえず思ったのは、
    内に籠ってちゃダメで、広い視野を持って、
    枠とか型の中だけで物事を考えない ってこと。

    当たり前のようで、切羽詰まるとすぐ忘れちゃうから、
    このタイミングで思い出せて良かった。

    それから、どれだけ稚拙でも、考えは表現していく努力をすること、
    どんなことにも意味とか理由とか見出すこと。

    とりあえず、あれだけハードなスケジュールをこなす自信はないのでw
    世界級のプロフェッショナルになるのは難しいかもだけどw

    まだまだ自分にも将来があるって思えました。

    学生の頃読んでたら…とも思うけど、多分今読んだからこそ思うところがあったんだろうなー。

    特に石倉さんの文章は、「否定」がなかったから、
    素直に受け入れて聴くことができたと思います。

  • 現場力、表現力、時感力、当事者力、直感力を磨くとある。

    特に直感力は全体をまとめるのに必要という部分に感じ入った。

  • この本を選んだ理由:
    黒川先生のエネルギーに圧倒されたから。
    税所くんの本に名前がたくさん出てきたから。

    この本に感動した理由:
    NATO(not action talk only)でないふたりの話だからこそ説得力がある。
    一流を目指す、世界を目指すことの重要性を感じた。

    自分にどのように影響したか:
    もっと上を向いて歩こうと思った。やる気でました。

  • 流し読み

    仕事が始まったら再度じっくり読みたい本

  • 変化の激しい世の中で子育てする自分にとって学ぶことがたくさんあった。普通のお母さんであっても、歴史観・世界観・人間観を持つことが重要だ。いつまでも好奇心を持ち続け、内に籠らないようにしよう。子供は親の行動を見て育つのだから!

  • プロの世界はやはり厳しいな、というのが率直な感想。しかし相応の喜びがありそうだ。この本の世界がものすごくしっくりきたー!というわけではないけれど、憧れのような感情が少し強まっている自分に気がついた。なぜなら、人生はひとつしかないのだから、自分の力を出せるだけ出して、絞り出して、限界値のない喜びを味わう生き方をしなくちゃ勿体ない気がするし、死ぬときに胸を張れると思うから。大学生活で、「刺激的な人との出会い」と銘打った自分探しに没頭して、勉強がおろそかになった感が否めない自分。だけど、もし、今後の頑張り次第で、本当に何らかの分野で「世界級キャリア」を構築できて、世界中の人間と切磋琢磨できる環境に身を置けたら…?うーん、こう書いているだけでドキドキする(笑)やれるだけやってみたいかもしれない。言ってしまえば弱冠22歳。夢見過ぎだろうか?いややっぱり、自分の人生の可能性に賭けてみる…?

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著者プロフィール

1936年生まれ。東京大学医学部卒業。1969年に渡米、1979年UCLA内科教授。1983年帰国後、東京大学内科教授、東海大学医学部長、日本学術会議会長、内閣府総合科学技術会議議員(2003-06年)、内閣特別顧問(2006-08年)、WHOコミッショナー(2005-08年)などを歴任。国際科学者連合体、国内外の学会および大学の理事、役員など幅広い分野で活躍。国会福島原発事故調査委員会委員長(2011年12月‐2012年7月)で AAAS Award for Scientific Freedom and Responsibility 受賞(2012年)、Foreign Policy 紙の100 Top Global Thinkers of 2012に選出。現在、MITメディアラボ、コロンビア大学客員研究員、GHIT(公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金)、日本医療政策機構などの代表理事・会長、政策研究大学院大学客員教授、東京大学名誉教授など。

「2016年 『規制の虜 グループシンクが日本を滅ぼす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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