世界級キャリアのつくり方―20代、30代からの“国際派"プロフェッショナルのすすめ

  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492555590

感想・レビュー・書評

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  • プロとは何かから始まりグローバルで活躍できるキャリアの築き方を筆者の経験を交えて説明している。

    今後、日本人もグローバルを無視できなくなるから、日本に依存しないキャリア形成をしなければならない。

    しかし、筆者の年齢高すぎて若い人が参考にならない。環境も今と昔とでは全く違う。

    本を書くような人は20世紀から活躍してる人であって21世紀を生きなければならない20代以下にはまるで参考にならない。

    しかし、日本に依存しないという考え方だけは参考になる。

    グローバルなキャリアを形成する方法は人それぞれだから個人で頑張るしかないのかな。情報収集し続けることは大事だけど。

  • この本凄い!20代で合えて良かった!! 
    なんだかんだで20代後半になる僕ですが、いまだにフラフラしております。しかし、いつも「どうやったら成功するかなあ」と考えているのも事実。 
    そんな僕を後押ししてくれるような考え方がこの本にはいくつかありました。
    常に自分の意見を持つことの大切さ、情報を鵜呑みにしない事、
    旅行など新しい場所で表面的な部分しか見ないのは辞めよう、など。 
    本で読んだことが少しずつ自分の血となり肉となればいいな!
    さて、どんな生き方しようかな~。

  • 一橋大学大学院教授の石倉洋子氏と医師である黒川清氏が綴る国際派プロフェッショナルの要件等を纏めたもの。組織に頼らずに生きていくために何が必要かを説いており、モチベーションが上がります。特に石倉氏については、大卒後暫くはフリーター(但し通訳)をしていたこともあり、個人的には勇気づけられることもあった。同時に体力向上に努めなければ。。。

    ・私は外で講演などを聞いて「すごい」と思う人に出会ったら、まずその人に私の思いを伝えなければならないと思っている。・・・ダメでもともとという精神でメールや手紙でお礼状を出す。(石倉氏)(p132)
    ・(国際会議などで)堂々と自分の意見を述べ、反論されても嫌な顔一つすることなくきちんと対応できるのが、本物の国際派プロフェッショナルといえるだろう。(石倉氏)(p142)
    ・表現力を鍛えるために行うべきこと。主張がある社説、記事、本などに対して、常に自分の意見(賛成か反対とその理由)をもつ。映画、音楽、演劇などを見たら、必ず自分の感想(好きか嫌いか、その理由)を見ていない人に説明する。子供に自分の仕事の良さを説明する。
    ・プレゼンは得手不得手あるかもしれないが、とにかく繰り返し練習し、うまい人のまねをするのがいちばんだと思う。(黒川氏)(p199)
    ・子供に何かを教えるときには、Do as I do, and not as I sayというのが効果的だと言われる。当事者力とは、まさいDo as I doを実践すること。
    ・自分が属する組織の長になったら、最初の三カ月で何をするのか、それはなぜかを考える。その後自分の仕事をもう一度見直す。(p233)
    ・国際派プロフェッショナルには、何といっても基礎体力が必要である。(p245)
    ・プロフェッショナルはまた、地道に努力するし、簡単にはあきらめない。常にもっとよいことが待っている、よりよい世界が開けるし、それを切り開くのは自分という意識が高い。同時に「できることしかできない。ベストを尽くしてもできないことがある」を認識しており、「割り切り」のこつもわきまえているのだ。(p251)

  • たまたま、アマゾンで見つけて購入しました。世界で通用するプロフェッショナルになることを、多くの若い人に目指してもらいたいという主旨で書かれた本です。特に大学生の方にお薦めです。

  • パワーエリートが自分のキャリアをひたすら自慢している本。エリートの行動原理や価値観がいかに崇高であるということが延々と記述されている。なぜそのような理念が重要なのかという分析が欠けていることと、キレイ事ばかりで面白味がないことが欠点。
    ただし、「自分を変えるには、場を変えることが大切」というのは今の自分にとって重みのある指摘だった。

  • ある程度仕事術を読んだ方には参考にならないはず。
    冒頭の1、2章と、最後にある●○力について記述した章を読めば充分です。

  • ダボス会議招待される事に象徴されるように、
    日本を代表するビジネス界のプロフェッショナルが書いた
    プロフェッショナル世界の魅力と厳しさ、そして
    これから世界に出ることを希望する人に、自分達の
    これまでの経歴と照らして、マイルストーン的に
    年齢に沿った行動を明確にしている。

    言いたいことは、会社組織のあなたではなく、
    個人としてのあなたの能力で勝負をする。
    またその世界はプロジェクトが多いので仕事をする人が
    互いに評価をしあうため、常に向上し続ける必要がある。

    プロフェッショナルな世界は華やかだし、名声や栄誉、
    そして大金も得られる。また人脈も広がり、自分が世間に
    有用な人材なのだと感じる事で、頑張れるところもあると思う。

    ここまでトップレベルには目指しても、なれるとは思っていないが
    世界を舞台に勝負をするのが当たり前となる中で、
    そういうビジネスの世界があること、そして日本企業も
    例外なくその世界に入っていくことがわかっているので
    知ること、そしてある種覚悟をするためには有効な本だと思う。

  • なんだか抽象的でいまいち身に入らず。
    ご両人の経験こそ分かれど、その中からは抽出しづらい書き方。
    人脈に対するメンテナンスが必要、ってだけは刺さったけど。

  • 学生時代、P&G Japanのあるブランドのプレジデントからお薦めしていただいた本。
    当時読んだときは、記載されているような「個人」として世界で戦えるプロフェッショナルになろうと決意した。

    4年振りに読み返してみると、どうだろうか。
    全く絵に描いていたような力をつけられていない。高い専門性も豊かな経験も、なにも持っていない。。

    20代ももう終わりが近いこともあり、いまの自分はなにをするべきか、再度見直すよい機会となりました。

  • 広中平祐小澤征爾 やわらかな心をもつ
    相手の力量を見極めた上で、それにあったアドバイスをすることこそ良い教育者である。本人の能力を引き出してやらなくてはならない
    (educate)
    何かを始めるときは「見切り」をつけるための[Exit]退出プランを準備しておくほうがよい
    子供になにか教えるときは、「Do as I do, not as I say」というのが効率的 私がやるようにやりなさいといえば説得力があるが、わたしがいうようにやりなさいでは説得力がない つまり子供はおやのいうことを聞きながらではなく、行動をみて学ぶという意味だ

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著者プロフィール

1936年生まれ。東京大学医学部卒業。1969年に渡米、1979年UCLA内科教授。1983年帰国後、東京大学内科教授、東海大学医学部長、日本学術会議会長、内閣府総合科学技術会議議員(2003-06年)、内閣特別顧問(2006-08年)、WHOコミッショナー(2005-08年)などを歴任。国際科学者連合体、国内外の学会および大学の理事、役員など幅広い分野で活躍。国会福島原発事故調査委員会委員長(2011年12月‐2012年7月)で AAAS Award for Scientific Freedom and Responsibility 受賞(2012年)、Foreign Policy 紙の100 Top Global Thinkers of 2012に選出。現在、MITメディアラボ、コロンビア大学客員研究員、GHIT(公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金)、日本医療政策機構などの代表理事・会長、政策研究大学院大学客員教授、東京大学名誉教授など。

「2016年 『規制の虜 グループシンクが日本を滅ぼす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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