神との対話: 宇宙をみつける自分をみつける (サンマーク文庫 E- 33 エヴァ・シリーズ)
- サンマーク出版 (2002年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763180698
感想・レビュー・書評
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この本も、自分が当たり前だと思っている現実に、「間違っている
かもしれない」可能性を見せてくれた本です。
こういう対話は本当はすでにすべての人の中で始まっていると
思います。
聖書の引用が結構あるのでキリスト教の人には特にわかりやすいかもしれません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者と神が対話をし、そのやりとりしている様子を記したという本。
「神なんていないよ」、もしくは「神がこんなこと言うかよ」
と、ついつい思ってしまうかもしれないが、そういう点ばかりに意識をフォーカスしていると、この本をせっかく読んでも、得られるものは少ないものになるかもしれません。
実際、神というものは、いるのかもしれないし、いないのかもしれない。
それは、僕にも一生分からないことだと思うし、実際誰にも分からないことだとも思う。
本書はとても深遠であり、読み進めながら想像が際限なく膨れ上がっていく。
たくさんのことに思いをめぐらすことになるでしょう。
神はこの世に存在していて、それぞれみんなの魂の中に存在するという考えも真実かもしれないし、人間が自ら神の姿を魂の中に創り出したという考えもまた同じように、真実かもしれない。
魂という概念すら定かではありません。
いずれにせよ、重要なのは、そこから自分は何を得られるか、どう捉え、どう感じるか、ということなのかな、なんて思いました。
みなさんはこの本を読んで、何を考え、何を感じることでしょう? -
かなり入り込んでしまった一冊。本当に神と対話したのか?ではなく、自分にとってこの本は価値があるかどうかである。私には価値が大有り。
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90年代中期にベストセラーになったスピリチュアル本。
アメリカ人のニール・ドナルド・ウォルシュさんが、神様との対話を自動書記で執筆したとのこと。
悩み多い筆者の質問に対して神様の長い長い答えがある、という対話形式。
キリスト教圏内の人に向けて書かれた感じなので、日本人向けの内容でないのは当たり前ですけど、ちょっと自分の感性とは合わない気がします。
あるいは、もっと精神的に煮詰まったような状態の時に読んだら感動があったかも、と思わせる内容ではあります。 -
確か2003年に読んだはず。もう20年前だ。
同じ新興宗教で同い年の2世の男の子が貸してくれた。ぼんやりと悩んではいたけど、この本を読んで教会を抜ける決心がついた。
最近読み直している。「ヒトラーは天国へ行った」という文章に引っかかる人が多いらしい。でも私は「ヒトラーでさえ天国に行ったのなら、教会を辞めるくらい、親をちょっと悲しませるくらいなら、なんでもないな」と肩の荷が降りた。
日本には無宗教の人が多いから違う感想を持つ人が多いかも知れない。私にとっては「罰する神」から逃れるためにこの本は必須だったと思う。
解説を書いた山本太郎氏が20年の時を経て彼自身の人生をああいう形で創造しているのは感慨深い。 -
この本は、ナポヒルの「思考は現実化する」みたいだなと思って読み始めた。175ページまで読み進んだところで、とんでもないフレーズに出合った。
「魂は経験によって自分を知るために、何かをしたいと願う。魂は行為を通じて最高の考えを実現しようとする。」
人間が頭で考え出した言葉とは思えない。と同時に、「他者への反応で人生を終わらせるわけにはいかない」と思った。ど真剣に自分にどんな体験をさせて死ぬかを考え抜いて、それに素直に生きるしかないなと思った。
最後まで読み進めると、どこか「こんまり」に通じていると思った。「こんまり」は「ときめくかどうかで判断せよ」と説いているが、本書の神は、「自分がときめくことより他者への反応を優先させて生きてるから自分を失うのであって、自分を取り戻したいなら、それを逆にしろ」と言ってるように思えた。 -
自分が何者だと思うか。そして、何者になりたいと思うか。
選択し、行動するのは常に自分。
人生は常に、自分の思考の結果。
変えるなら今自分の中から変えろ、 -
自分にとっての最高の1冊
多くの気づきを与えてくれた。 -
こういう本を探していました。潜在意識や引き寄せの法則やらに興味を持たれている方は是非ご一読を。