プロフェッショナルサラリーマン ― 「リストラ予備軍」から「最年少役員」に這い上がった男の仕事術
- プレジデント社 (2011年11月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833419864
感想・レビュー・書評
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7冊目。
つるのレビューが気になったので自分でも購入。
amazonレビューにもあったけど、「部下の哲学」と似たものを感じるなぁ。
特に目新しいものがあるわけではないけど、
まあ、じゃぱにーずぷろふぇっしょなるさらりーまん、になるために、
こういうのに触れ続けておくことは大事かな。
というわけでいつものようにまとめ。
そのまま引用の場合は「」で。
仕事には、アウトプットに付加価値をつけるという、いわゆる一般的な仕事と、意味のない仕事を廃止する仕事、という二つの種類がある。
「給与の3倍の粗利益を稼いで会社はトントン」
「後工程と女性の評価は厳しくも正しい」
ビジネスにおいて非常に重要な課題となる効率は、人に関わる分野においては追及してはならない。その代わり、その分野では効果を求めることが必要である。
会社がせいぜい考えているのは、雇ってしまった従業員にとりあえず何をやらせるかという実験だけとわりきって、ほかならぬ自分自身でキャリアプランを考えることが大切である。
「腹が立ったメールは印刷して何度も読み返す」
『ご一緒にポテトはいかがですか』などと言われると「ああ、マニュアル通りだ、うんざりだな。」と思うかもしれないが、それがあるだけで何人かに一人がポテトを買い、店の売り上げが上がり、それを言った人の雇用が保証されるかもしれない。このようにマニュアルで雇用が保証されることもある。
『何であの人と働かなきゃならないんだろう』のように、自らに決定権がないことについて悩んでも意味がなく、むしろそれにどう適合するかで悩むべきである。
「なぜあの人はいつもこうなんでしょう。言っても言っても改めてくれないんですよ」 → 「その人ができないことは、あなたの長所なんだよ」
「仕事道具ではなく志を真似よ」
新しいヒントを得るために、ほかの店を見に行くときは、その店に来ている顧客がどんな人で、どんな表情をして、どこを見ながらどんな服装をして、どんな人と連れ立って、どんな会話をして、どんな商品を手に取って、どんな買い物をするのか、なぜほかの店ではなく、この店で買うのか、を観察する。
自社の看板の価値、顧客の期待度、トラブルの種になるかどうか、という3つの判断基準をもとに、何を売って、何を売らないか、を考える。
「『私どもプロの目から見て』という一言がいえるかどうか」
『これ、男性用(女性用)ですか』と聞いてくる女性(男性)は、それを自分が買ってもよいか許しがほしいのだから、『ああ、これ男性用(女性用)なんですよねぇ』と答えるのではなく、『どちらでも大丈夫です。お客様のサイズにあわせますよ。』と答えるのがプロである。
「一流の人ほど顧客を選別しない」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20代の若手社員が読むような本を二冊読んでみた。プロならこうする。ということを書いた本。結構具体的な内容が書かれている。
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『部下の哲学』に近い内容。より現実的で、納得性の高い言葉で書かれてる。プロのサラリーマンとして、どのような心がけでいるべきか、何をすべきか/すべきでないのか、実感を伴って理解できました。20代の社会人向け。
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ダサいタイトルだが評価が高く衝動買い。
内容はまずまず。
基本は自分で作って、仕事を回すといったサイクルを作ることが内容の中心。
今の自分にとっては上司を単に仕事の仕入れ先と考えること
プロは群れることに不安を感じる
プロはばたばたした姿を見せない
当たりが分からないんだからくじを引き続ける
出張に行く前に報告書を出す(多分留学に行く前に、準備をしている) -
ここに書いてあることについては賛否両論あると思います。
でも、個人的には大いに賛同できる内容です。
プロフェッショナルってすごい簡単に使われてしまう世の中だけど、
本当のプロフェッショナルはその裏に膨大な努力があるんです。
そして、その努力を通して自分の内にしっかりとした軸を創っています。
甘ったれたこと言ってないで、とりあえず読むべし! -
昨年から「組織のなかで働くこと」に強い関心を抱いているなかで読んだ本。
ワークライフバランスとか効率化とか、そういうことの大切さは重々承知しているけれど、現実的なことが書かれていて納得し、我が身を振り返り胸がしくしく傷んだw