プロフェッショナルサラリーマン ― 「リストラ予備軍」から「最年少役員」に這い上がった男の仕事術

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  • プレジデント社
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833419864

感想・レビュー・書評

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  • 若手のサラリーマンに向けて書かれた、「プロの」サラリーマンとしての74項目の心得。
    さすがに自分の年になれば当たり前と思う項目や、それでも大事と思う項目、その考え方は新鮮と思う項目など色々あってタメになったし、読み応えもある。
    気安く独立や転職を考えるのではなく、まずは必要とされる人材になろう、という趣旨。
    読み終わって数日たった今も心に残っているのは「あえて居心地の悪い思いをしに行く」。
    人は所属するグループの平均に均質化していくから、自分を高めようと思うなら少しでも上のレベルの人たちと交わるべき、ということ。あと「私どもプロの目からすると」の一言が言えるかどうか。

  • 20代のうちに読んでおくと良いと思います。会社員として中堅以上のポジションでこの辺りを意識できていない人は…。という感じでした。優しく書いてあって分かりやすくなっていると思います。

  • 他の自己啓発本とあまり変わらない。この手の内容は他にも書いてある。

  • 仕事を「仕える」ではなく、「仕入れる」と定義し直すことでサラリーマンでありつつ「自分商店」の店主だという意識を持てということに共感。
    ただこれらの本によく見られる「20代は寸暇を惜しんで働くべき」論があったのは残念。遊びたいとかって言いたいんじゃなくて、社会の中の役割って何歳だろうが仕事だけじゃないでしょ。親孝行、結婚、子育て、地域との関わりとか20代だからやらなくていいってもんじゃない。これに関しては今読んでる落合監督の本にすばらしい箇所があるのだけれど・・・。
    また最後方になるにつれ中身が薄くなっていく感も否めず。

  • 新入社員や新人にはぜひ読んでもらいたい本です。項目ごとに俣野氏のエピソードがわかり易く記載されています。

  • 自分自身、もう年齢が年齢なので、自分が既にやっていること、やってきたことの確認にとどまる項目もそれなりにあるのだが、それらを全く違った視点で捉えることで、上手く後輩への指導、ないし引継ぎを可能とする、様々な例えや説明の仕方がわかるのが有り難い。
    細分化された74の「メソッド」は、座右に置き、いつでも見返すようにしておいてもよさそう。

  • 仕事に対する姿勢と取り組み方について再考するには良い本であった。
    というのは、内容が実体験に基づいており、具体的であったため、自分の過去の仕事に対する取り組み方と比較ができたからである。

  • 本年一冊目。

  • 値段に合った内容。

  • 所用時間:1時間
    寸評:いいっぽい心がけの羅列。仕事が人を創るという考え方を前提に、どうすればよりよい仕事を組織の中で得ていけるかをまとめたもの。
    得たもの:自己投資の時間を引き続きとる(孤独を安心)。居心地の悪い、レベルの高いところへ飛び込む。自分が、どう覚えられたいかがふっと思いつく。

    ●ですよね!
    ・上司は、仕事の仕入れ先。人間性は求めない
    ・バタバタせず、「いつでもいいよ!」
    ・空白スペースに、仕事を投下
    ・出張に行く前に、報告書を提出する
    ・自分がほめられるポイントを知っている。
    ・社内キーワード検索でトップに名前がでる。
    ・群れることに不安を、孤独に安心を求める。
    ・セミナーの価格は、参加者の質を定義する
    ・居心地の悪い、レベルの高いところへ飛び込め

    ●まあ、そうだよね
    ・財務諸表は共通言語
    ・飲み会に遅刻しない(出る目的がある前提)

    ●うーん
    ・英語はやる必要ない、でも本をよめ、セミナーへいけ、でも仕事が一番。よくわからん。
     個人としては、仕事が一番とは言えども、一日の中で一定の時間を自己投資に割くべきという解釈。
    ・「本業がしっかりしている人だけが、水路を引く意味がある」これは、いまいち賛成できかねる。「本業」において身につけるべき「価値」が、汎用的かつ中期的に実践できる前提。筆者と私との間に、「本業」自体の存続期間に対する認識の違いがある模様。

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著者プロフィール

俣野 成敏(マタノ ナルトシ)

リストラと同時に公募された社内ベンチャー制度で一念発起。年商14 億円の企業に育てる。33 歳で東証一部上場グループ約130 社の現役最年少の役員に抜擢され、40 歳で本社召還、史上最年少の上級顧問に就任。2012 年独立。フランチャイズオーナーや投資家として活動。サラリーマン時代に副業で出版した『プロフェッショナルサラリーマン』でビジネス書作家デビュー。「仕事術」「お金」「コンディション」「副業」などテーマは多岐にわたり、異分野で10万部超えを3度達成。著書累計は49万部。これからは、サラリーマンでも副業やお金の知識向上が不可欠と実感し、啓蒙に尽力している。ビジネス誌やweb メディア掲載実績多数。『まぐまぐ大賞』を6 年連続受賞。

「2022年 『知らないと損をする税金の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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