プロフェッショナルサラリーマン ― 「リストラ予備軍」から「最年少役員」に這い上がった男の仕事術

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  • プレジデント社
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833419864

感想・レビュー・書評

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  • 折に触れて何回も読み返したいと思う内容だった。

    プロフェッショナルの定義と、プロフェッショナルたる為の心構えが書いてある。
    プロは仕事を"作って、回して、稼ぐ"ことができるという部分は特に、自分が目指すべき姿であると思った。自分ができると思う先輩はまさしくこの境地に達している。今やってる仕事でSpecialistとして、仕事を創出、遂行、結果を出すにはどうすれば良いか、という視点で日常業務にあたりたい。何となく日々の業務をこなしていたのではダメだ。

  • マネジメント(ドラッカー)、ザ・プロフェッショナル(大前)や7つの習慣(スティーブン)に書かれているようなことが、著者の感性でまとめられている本。就活性や若手社員にとってはいい本なのかもしれない。

    ・1回いい仕事をして評価してもらいたいなら299回の空振りも厭わないこと
    ・ニーズ(なければ苦痛)とウォンツ(あれば快楽)の意味と特性を知ること
    ・プロは「創って、回して、稼ぐ」のサイクルを廻すひと
    ・プロは「至急」という言葉を連発しない

  • 最初はちょっと馬鹿にして読んでいたが、心に響くフレーズがいくつかあった。一番心に残ったのは、自分で自分が居心地の悪い状況を作り出すことの重要性。自分が心地よい環境では、回りに揉まれて引き上げられて成長することはできない。自分よりレベルの高い人間との付き合いを積極的に増やし、人から学んでいくということはやはり非常に大事だと思った。
    社内の必要最低限の人たちと接するだけではなく、社外に飛び出て、出会う人間から色々と学んでみようと思えた。失敗や力不足から来る恥ずかしさ・怒りというのは、成長のエネルギーに変わる。これは、自分の力不足を実感する環境にいないと得られない力だと思う。
    また、仕事の4つの括り(思・志・始・資)、最後の師匠の教え、は良い勉強になる。20代で無くても、初心を取り戻すには良い本だと思う。

  • サラリーマンにもアマチュアとプロがいてアマチュアはとりあえず言われたこと決まったことをやることしかできないが、プロは自ら「仕事を創り、回して、稼ぐことができる存在」であり、まずは何をおいてもプロになることを目指せと説いている。なるほどと思う部分が多かった。ただ、何となくこういう箇条書きっぽい書き方の本は読んでいて飽きやすいし、あまり読みやすくはない。。。

  • 当たり前の事をえらそうに書いてあるだけ。「じゃあ、なんでそんな本買ったんだ?」と言われてしまいそうだが…。自己啓発本を買ってしまう心理の不思議。

  • 東証1部上場メーカーの上級顧問さんの本。20代のサラリーマンに向けた仕事術の本。悩める20代のかたにはいいかもね。後半の方は私にも参考になることろ多かった。予算化。時間の空白、仕事の空き地。

  • モチベーションが、上がる本!
    自分の仕事観が拡がる。
    著者のように、努力をすれば若くしてのしあがっていけるように私も再度気持ちを入れ直して頑張ろうと思う!

  • 自分自身、潜在的に感じていたことや自信が無くてできていなかった事柄について書かれてあり、読んでみて背中を押してもらえたような気がします。

    興味深かったのは「ニーズ」と「ウォンツ」の違いについて書かれていたこと。メーカーで基盤研究をやっていると、より川下の部分を担当する同僚に技術の紹介、売り込みを行うことが多い。きっとこれは「ウォンツ」の部分に対応することが多いのでしょう。だから、売り込み先の同僚にとって魅力的な説明ができないものは売り込めないのでしょうね。気軽に売り込んでいるようでは効果が薄い理由が理解できました。

  • 38 プロとは、「くじ」を引き続けることのできる人である

    明石家さんまさんが高校を卒業してすぐに弟子入りした当初の話は必見
    つまらない掃除をどうしたら楽しくなるか考える…この経験が才能だけでなく笑いのプロになれた決定的な経験だったのかもしれない
    仕事の楽しさややりがいなんて新人の頃には誰もわからないのでガムシャラにやるべきってこと
    ガムシャラにやってきた経験値が徐々に「これはハズレ」「これは当たり」の判断ができるものです

    39 プロは本を買うとき、棚の端から端まで買う

    今でも自分自身すこしでも無駄な時間や労力を避けるために評価の高い本を選びがちですがプロは全部買う
    評判で買う方法は当たりの出る確立を多少は高めるけれど100%ではない
    ところが全部の本を買えば、当たりは確実にあるので確立は100%となる

    夢の扉にかかった鍵を開けるために何千本もの鍵が落ちている
    そんな時は手当たり次第、鍵を鍵穴に差し込んでみるしか方法はない
    いくつものハズレ鍵を排除することで夢の扉が開く確立は上がるしハズレ鍵はもう選ばなくなっていく

    この2つは第6章「入社1年目に知っておきたいこと」で書かれているが若手社員がこれらを読むことができたならそれだけで一生の財産になるかもしれない自分にとって大好きな部分
    もちろん本全体を通じて強いメッセージを発信している良書でオススメ

  • サラリーマンとしての仕事術をまとめた本

    著者の実際の経験から効果のあった方法
    を中心に書かれており、

    具体的な方法が書いてあり、
    すぐに実践したくなる内容ばかりです。

    「プロ」とはこういうことに意識をおいて
    仕事をしているんだなと納得させられます。

    20代の方にもお勧めできる本です

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著者プロフィール

俣野 成敏(マタノ ナルトシ)

リストラと同時に公募された社内ベンチャー制度で一念発起。年商14 億円の企業に育てる。33 歳で東証一部上場グループ約130 社の現役最年少の役員に抜擢され、40 歳で本社召還、史上最年少の上級顧問に就任。2012 年独立。フランチャイズオーナーや投資家として活動。サラリーマン時代に副業で出版した『プロフェッショナルサラリーマン』でビジネス書作家デビュー。「仕事術」「お金」「コンディション」「副業」などテーマは多岐にわたり、異分野で10万部超えを3度達成。著書累計は49万部。これからは、サラリーマンでも副業やお金の知識向上が不可欠と実感し、啓蒙に尽力している。ビジネス誌やweb メディア掲載実績多数。『まぐまぐ大賞』を6 年連続受賞。

「2022年 『知らないと損をする税金の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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