ぐるんぱのようちえん

著者 :
  • 福音館書店
4.02
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本棚登録 : 5846
感想 : 428
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834000832

感想・レビュー・書評

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  • ひとりぼっちのぞうのぐるんぱ。自分の活躍できる場所を探しにはたらきにでます。20190329
    少し話が長め。ぞうさん!とはいうがそこまでかな。もう少し大きくなってから。20220402

  • 4歳9ヶ月
    とても有名な絵本で読みたいリストに入れていたのに、今まで読んでいなかった本です。
    子供が自分で選んで幼稚園から借りてきました。

    読んでいて私も「あれ?こんな話だっけか…」と、子供にどこをなんと説明していけばいいのかと思いましたが、敢えて全然説明せずにすっと読みました。
    大人は寂しいところに注目しがちですが、子供に聞くとぐるんぱが綺麗になったところがニコニコのお顔でいい!と言っていた。子供のポジティブ力ってすごい。

    遠回りしてると思っても、全ては準備でいつか身を結ぶんだ、なんて流れを汲み取るのは、もっと大きくなってから。

  • ◆あれ、こんなお話だったかしら。シビアな設定、「しょんぼりしょんぼり」の記憶がない。ぐるんぱって子ぞうじゃなくて大人だった?ぞうのコミュニティから追い出されたのだという記憶もない。みんなできれいにしてあげたのだから追い出さなくってもよいのに。頭の固い大人たち。
    ◆役に立たないものなんかない。それをわかっているのは子どもたち。柔らかな頭で考えれば、規格外は素敵なこと。
    ◆久しぶりに読んで反省。子育ての中で随分規格にとらわれる大人をやってるなぁ(。-_-。)

  • いつもひとりぼっちのぞうのぐるんぱは、働きにでることにします。びすけっと屋やおさら作り、くつ屋で働きますが、はりきって大きいのもばかり作ってしまうので失敗してしまいます。やがてぐるんぱは、12人の子どもがいるお母さんと出会いますが…。くりかえしの言葉とカラフルな色づかいが楽しい絵本です。4歳くらいから

  • みんなのレビューが高評価だからかねてより読みたいなーと思ってて、
    ジーンと暖かい人も読んでいて、先日ラジオでも紹介されて…
    読みたい理由が重なったので読んでみた。

    ………???

    これ、知ってる…

    幼少の頃に間違いなく出会っている本だ!
    読んだ、または読んでもらったことをすっかり忘れていた本との偶然の…
    いや、きっと必然の再開に心が弾んだ。

    見ればビートルズが初来日した1966年の刊行。それにしては随分先進的な話だな。
    そんなに意外性があるわけじゃないけど、とても楽しい話。
    ビスケットが無くなったらどうなるの…なーんて現実的な心配をしてみたりして(笑)。

    いろんな意味で読んで良かった。

  • 西内ミナミさんの訃報を聞いて、読み返した。
    わがやの本棚にも当然あり、こどもたちにも何度も読んでやったが、おさないころ大好きだった作品としての思い出がなにより大きい。ひとりで何度もページをめくって物語を味わい、絵をすみずみまで楽しんで、自分もぐるんぱのようちえんに行ってみたいなあと夢見ていた。
    堀内誠一ののびやかでほがらかで楽しい挿絵は言うまでもないが、改めて読んでみると、西内みなみさんのリズミカルな文章もすばらしいと気がつく。いろんな仕事に挑戦して断られまくる繰り返しの段もがっかりする前に盛大におどろかせてくれるし、子だくさんでいそがしすぎるおかあさんはカラッとしてるし、こしらえてきた特大サイズのものが大活躍する段は淡々としているのがいい。

  • だれもじぶんの声をきいてくれないのはかなしい。まいにちのできごとは、ビスケットやおさらとおなじ。またしっぱいしちゃった、こんなの何のいみがあるの?のれんぞく。でもそんなものが、あるときだれかをよろこばせちゃうんだから、人生はすてき(ちいさな帆)

  • 最近はこれくらい長いお話も聞けるようになってきました。
    どうしてぞうさみしいの? ぞうおっきいねー! と反応していました。

  • 大きな物ばかり出てきて子供には楽しいおはなし。役に立たないものはないというメッセージ。よく読んだなあ。

  • 絵本なので、まずは絵が好きか嫌いかだと思うのですが、私はこの柔らかな水彩画の絵がまず好きでした

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著者プロフィール

児童文学者。日本児童文学者協会会員。作品に『ぐるんぱのようちえん』(福音館書店)、『しっこっこ』
(偕成社)、『ペンギンペペコさんだいかつやく』『クーのおるすばん』『The Bean Counting Song まめのかぞえうた』(以上、鈴木出版)など多数。

「2019年 『Shopping Parade』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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