21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由
- クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2015年8月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844374213
感想・レビュー・書評
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ちょっとカタカナが多いが、全体的に読みやすい。端的に内容を述べると「これからのビジネスパーソンはデザイナー的な思考を身につけるべきだよ!」ということ。本書ではその理由とそうした考え方を取り入れている人の成功実績、さらにデザイナー的な思考とはなんなのか、そうした思考法を身につけるためには具体的にどんなことをすればいいのか、ということが説明されている。ただ、なんとなく、本書を読んで誰が実践しようと思うのかはちょっとわかりにくいかな。
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貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784844374213 -
さらさら読めるのにワクワクする良本。
クリエイティブマインドセットを読み直そう。そして実践しよう。 -
なぜ今デザイン思考が必要なのか
①先進企業のビジネスにイノベーションが求められている
②誰でもコンテンツを作れる時代
③AIとの仕事の奪い合い
④物質的な満足から精神的な満足
イノベーションの3つの輪
1、構想(デザイン)➡人間にとって望ましい姿を構想する
2、実現(エンジニアリング)➡ 再実現性を持って実現することを可能にする
3 商売(ビジネス)➡社会に影響力を与えていく仕組み
design思考=右脳と左脳を意識した
1インプット
2ジャンプ(2つの違ったものをつなげる)
3アウトプット(ストーリー)
➡すべての情報を厳密に処理しない
不明瞭な状態を恐れない
プロトタイピングメソッド
議論などしないでいきなり手を動かす
創造的問題解決
➡ユーザーへの理解が優先
リサーチ(トレンド把握)➡分析(共感マップを活用する)➡編集(気づきの再定義、KJ法、ペルソナ)➡プロトタイピング(手を動かしながら作ってみる)
想像力のヒント
日々周りから新しい発見を探そうとする
常にリラックスし、オープンな雰囲気を作り出す
ユーザーに寄り添い、共感を得る
H型”つながりやすい人材” -
左脳型で、スキルを培ってきたビジネスマンに、右脳の切り口で発想、共創のチャンスをもたらすための方法論がいくつかかかれている。
俯瞰と具象を言ったり決まりすること、実際にものを作った上で、感情に与える影響を評価し、フィードバックをかけて行きましょうということ。 -
典型的なビジネスパーソンで、非デザイナーである著者が、米国のトップ・デザインスクールへの留学等を通じて学んだ内容等が簡潔に纏められています。デザイン思考に興味があったため、読んでみたのでしたが、大変面白く、目から鱗でした。デザイン思考をもう少し勉強してみたいと思います。
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所在:展示架
請求記号:336.2/Sa81
資料ID:11501500
選書担当:鈴木
「デザイン思考」のノウハウが、概念を説明する多彩な絵図や
写真と共にビジュアル的に理解できます。 -
26-3.おもしろい!デザイン思考がこれからのビジネスマンに必要なこと、人生を豊かにする要素もあるのだということ。
ひびの仕事にも活かせそうなヒントもたくさんあるし、純粋にもっと深く学んでみたいと思った本。また時間をおいて読み返したい本。 -
●読むキッカケ
・デザイン思考に興味があったから
●サマリー
・デザイン思考というものに魅力を感じた。
確かに、より良い物が評価され、新しいものが求められやすい(ネットワーク性や情報過多のせい)時代にあって、
この対象物の反応に集中する思考法は重要なのだろう。
じゃあ実際どうやるかまでは捉えきれていないが、少なからず改めてその重要性を認識できた。
今後身につけたい、と思ったらまた改めて読むことをすると良さそうだ。
●ネクストアクション
・直近でいえば、研修行為もある種デザイン領域の行為だよなあと思い、
そこにていい感じに活かせるといいなと思った。
普段の思考から図示していくことから始めてみたい。
●メモ
・デザイン思考を成り立たせる前提:
L全ての情報を厳密に処理しようとしない
L不明確な状態を恐れない:論理的でないこともしばしばあるよと。
・デザイン思考は、「人間中心デザイン」とも呼ばれている。
確かに、人間が人間として高みを目指していくという行為として、
結構スキな発想かもしれない。
・日常から創造力を養っていくために、
L日々、スマホのカメラで面白いなと思ったものを残す
LMTGで、最近興味を持っていることから話し始める
・デザインはともするとプロセスがめちゃくちゃで、プロセスをきちんとすると逆に疎まれる印象。
しかし、プロセスやアウトプットの定義をしっかり行うことは、
その枠に縛られないように気をつける限りにおいては、とても重要なので、
その意識をもって、重要性を認識して取り組めると良い。
・H型人材についてのお話。ただ、あまり良く捉えられていないので、キャリアを思考する際に再度読む。 -
大崎Lib