自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと (Sanctuary books)
- サンクチュアリ出版 (2012年7月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861139710
感想・レビュー・書評
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自己啓発本ではあるが、自らの進むべき方向を考えてさせられる一冊。自身がどうありたいか何をしたいかを考えさせられる一冊時が経つと考え方も変わりそうな気もするのでまた読みたい一冊
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ミニマリストになりたい、考え方を学びたいというところから入ってみた。
周りのノイズ、余計な誘惑をシャットアウトする、選択と集中が肝要ということ。
マナーや睡眠・健康などの普遍的なところは大事にしつつ、他人との関係性を断捨離していくことでシンプルな生き方ができそうな気がしてくる。
とりあえず家にある使っていないものは売るなり、捨てるなりしていこうと思った。 -
20代とあるが、50代の私が読んでも勉強になることばかりだった。
あぁ、そうだった、わかっていたのに日常ですっかり忘れていた!という2つが特に印象的だった。
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「すいません」の盾
なにがいけなかったのか?
本当は自分の中に信念があったのでは?
詫びるべきこたはなんなのか?
自分なりにはっきりさせてから謝る。
本気で詫びることができる人間だけが信頼とチャンスを得る。
あきらめを捨てる。
やりたいと思ったらすぐはじめてみる。
その際にアタマを介在させてはいけない。
ささやかな欲求を解放すると、別の欲求を連れてきてくれる。
やがて自分の本当の欲求はなんだったのかがわかってくる。
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自分の余生を考える歳になった。
残りの生き方に迷う今、自分の真の欲求を知りたくてたまらなくなっていた。
焦りばかりが先走っていたが、もう一度原点に戻り、自分の感覚を研ぎ澄ませて、本当にやりたいことを一つずつやっていこうと思えた。 -
色々抱え込んでマルチタスクになってしまいやすいのが今の世の中だよなと実感。
ひとり喧騒から離れたり、人脈や人付き合いを気にせずに自分や大切な人のために費やしたりすることも大事なんだと思う。
けど、それがなかなか出来るかは怪しい。笑
常に自分の夢を意識できる何かを持っておくっていうのは大事だよな。 -
著者のファンになるきっかけになった本。「超ミニマル主義」が書店で気になって、まずこちらから読み始めた。
20代にひろく読み易いようにレイアウトが工夫されている印象。
しかし、読み込むとその短い文章ながらずっしりと響くものがあり、ペンを使って線を引きながら読まずにいられなかった。
2回読み返してもエピローグに達すると、著者の人柄が素敵だなと感じるし、ジンワリとあたたかな気持ちになり、行動を改めてみたくなる。
文章の量で言えば少なめに構成されているが、奥が深くて、色々と自分を見つめ直すきっかけをくれました。 -
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若い頃はやろうと思えば何だってできる気がして、いろんなことに手を出して、結局どれも大したことはできず、今は少ない時間を見つけては溜め込んでしまった不用品の整理に追われる日々。
私にも一時期、スキーのことだけ考えて暮らすためにはどうしたらいいだろうと思っていた時期がありました。
20代で捨てることの大切さに目覚められていたら、今ごろどうなっていたんだろう。
No. 44の”好きなもの”を明らかにするだけで、自然と自分のところに集まってくる、は、メモしておきたい内容でした。 -
人生は足し算ではなく、引き算。
この言葉にすごく共感した。
ところどころ「ん?」と思う部分もあったが、しばらく経った後に読み返せば、しっくりくるのかな。
引き算をしまくった人と引き算中の人では、視点も違うのだろうし。
価値観が似ている部分、似ていない部分、すり合わせていって色々考えるのが読書の面白さだよなぁと再確認した。
Less is More の精神が好きな人はぜひ。 -
「やるべき」ではなく「捨てるべき」というタイトルに惹かれ拝読。
自分が本当にやりたいことを見つけ、やり遂げるために、捨てるべき」ものを見極めることが重要とのこと。
安心感を求めて重い荷物を持っていた自分には、自由を得るために「捨てる」ことの重要性が身に染みた。
「人は一生のうちになんでもできるが、全てはできない」という一説はお気に入り。