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- / ISBN・EAN: 4988102176136
感想・レビュー・書評
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人生をやり直すスキルなのか、パラレルワールドを経験できる能力なのか。過去の記録というアイテムで自分の記憶を上書きしてるだけと言う可能性もありと思う。ショーシャンクに続き、絶対の感動が無い。
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なかなか面白かった。
アシュトン・カッチャー、良いな(^O^)/ -
THE BUTTERFLY EFFECT
2003年 アメリカ
監督:エリック・ブレス&J・マッキー・グラバー
出演:アシュトン・カッチャー/エイミー・スマート/エリック・ストルツ
簡単に言ってしまえば要するに一種のタイムマシンパラドックスもの。過去を書き換えたら未来も変わっちゃうんだよ、というのは『バックトゥザフューチャー』に代表されるようにけして珍しいテーマではないんですけども、やっぱこういうのって脚本とか演出とか映画そのものの完成度の勝利ですよねえ。『エターナル・サンシャイン』のときもそう思いましたけど、つまりこれ、ありきたりなテーマにも関わらず、すっごい面白かったのですよ!
日記を読み返すことで過去にさかのぼって書き換えることができる能力をもった大学生の青年が、初恋の女の子を救いたい一心で何度も過去に遡って、ああでもないこうでもない、と試行錯誤するんですが、その場は丸く納まっても、結局「現在」に戻ってきたときに何らかの齟齬が生じてしまい、別の誰かが不幸にならざるをえなくなってしまうもどかしさ。
SFとして非常によく出来ているなと思ったのは「書き換え可能な過去」と「すでに書き換えが起こってしまったがゆえの過去」が混在していて、それに気づかされる瞬間。台所でいつのまにか包丁持ってたエピソードとか、幼稚園で絵を描いてたエピソードとか、あのへんの見せ方が絶妙だと思いました。
それでいて主人公は一貫して、けして自分のためではなく「好きな女性を助けたい」という目的のためにしか行動しないので、ラストのオチが効いてきます。アシュトン・カッチャーは目の保養にもなるので、なかなか良い映画でした。
→ 2005.09.01 -
もう6、7回目くらいかな、観るの。
にしても飽きない。
何度見ても感動するし、最後はうるっとくる。
ほんのちょっとした何気ないひとつの選択がやがては大きな結果、変化をもたらすのだと思うと人生はやはりスゴい。
という浅い感想。 -
感傷(センチメンタル)の面を被った自我(エゴ)の塊。
結局最後、主人公は恋人を救うのをやめる。選択(過去の書き換え)を放棄して、それを最善と勝手に決めつける。(それが意図したものでなかったにしろ)散々他人の人生を弄んだ挙句に、だ。
人生は選択に満ちている。選択するということは、同時に他の選択肢(可能性)を消去している。「もし○○したら××するかもしれない」という無数の可能性を捨てることによって、人は前に進むことができる。
けれども、主人公はその切り捨てた筈の可能性を何度も取り替えた末、救うつもりだった恋人との出会い自体をなかったことにする。いたずらに神様ごっこを興じ最後にはすべてリセットにして、また別の人生を歩む。選択することを放棄したことを「選択」したと思い込んでいる。この物語のどこに感動し、この主人公のどこに共感することができるのか。 -
すっっっごい面白かった!!!!!
僕街みたいに過去に戻って未来変える系だけど…
とにかく切ない!!!!!( ;ᯅ; )
これがハピエンと言われたらそうなのかもしれないけど
でも切ない!!!!(笑
別EDも面白かった(笑)
監督の説明が笑えた♪
胎児EDは1番切なすぎて胸が締め付けられた( ;ᯅ; ) -
主要登場人物のその都度その都度の役柄づくりだけでも観ていて面白い。
ふだん辛口でなる「前田有一の超映画批評」でも大絶賛で、99点という信じられない点数がつけられています。
観に行っても絶対損はしない映画。
そして、たしかに「切ないハッピーエンド」という言葉にふさわしい、ほろ苦いラストシーンでした。 -
「魔法は誰も使えない」
あの時こうしていたら
あの時別の道を選んでいたら
きっと今が違う今だっただろう
でもきっと、その時にそう思って選んでいたからこそ「今」があるのだ
きっとそうだ、今がどんなに辛くてもその選択はその時はそれでよかったはず
それが今の人生
1秒たりとも過去へは戻れない
そして1秒先の事も分からない
今が連続して続いているだけ
記憶は残る
自分に嘘もつけない、自分はすべてを知っている
成功も挫折もすべて、未来へ繋げるために使おう
過去に習い未来へ進もう。
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過去に戻り、今を変えてしまうと言う内容です。ありがちと言えばありがちですが、面白かったです。好きだった女性の幸せを願って、頑張りますが、うまく行きません。最後に選んだ選択肢が少し悲しいです。