【HSPチェックリスト付き】鈍感な世界に生きる 敏感な人たち (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • これは、自分のことが書いてある本なのかも。私の生きづらさがこれでマシになるかも。という期待で読み始めた。HSPという考え方があるんですよ、とテーマが示される冒頭部分はワクワクしたが、中盤以降は総花的かつ一般的なアドバイスが列挙されて、それってHSPに限らないのでは? と首を傾げる箇所もしばしば。もっと明晰にHSPについての論述があるかと思ったが、そういう本ではなくて終始ふわっとした話のまま。読み終わってモヤモヤした気持ちが残った。残念。

  • いわゆるHSPの人が自分をいたわりながら世間で生きていくための初歩的なメソッドを紹介。
    パーティーでの振る舞いや会話の仕方など、日本ではあまり参考にならなそうな章もある。この本を読んだからといって楽になるわけではないが、「敏感すぎて生きづらい」と感じている人が読んで損はないと思う。

  • 5人に1人が該当するHSPと呼ばれる『とても敏感な人』の生きにくさを解消するために取るべき幾つもの方法。
    最初に自己診断があり、自分が該当するのか判断が出来るのが良かったです。
    自分自身はHSPに該当しなかったけれど当てはまる部分も多少あるので参考に読みました。

  • HSPは能力が高まる面もある一方,うまく付き合うべき面もある.自分がどのようなことが好きか,嫌いか,向き合うことが大切である.

  • 自分に当てはまりすぎて笑ってしまった。
    知れただけでも幸いか。

  • 世の中には傷つきやすい人がいる、というようなレベルの噺ではない。

  • 私が思ってた敏感な人のイメージと違ったから、ピンとこなかったところもあったけど、誰しも自分からして見たら敏感な人の側面はあるのかなとおもった。
    その発露は、完全に本の中と同じではないけど、頷けることも多かった。
    ただ、わたしには光明になった感覚はないかな。

  • この本を手にする前に
    NHKのラジオで HSPについて耳にしました。
    HSPとは ヒートショックプロテインは
    痛んだ細胞を修復するたんぱく質で 免疫UPにつながるそうで
    お風呂に入ったりして 増やせるという 話を聞いたので 調べたら 過敏性症候群(HSP)というのが 先にでてきました。
    同じものじゃないでしょうけど
    なんとなく 目に付いたので この本を読んでみることにしました。

    本の最初に 簡単な手チェックテストがあって
    やってみたら あら~~結構当てはまるではありませんか。。。

    もしかしたら 自分はこの仲間かも??
    なんせ5人に一人が当てはまるらしいからねぇ~
    なんて 思いながら 読みました。
    大勢の人の中にいると 疲れちゃったり
    外にいるとやたら ニオイとか気になってしまったりこういう傾向なんだね~~

    で、対処法とかも書いてあったので 参考にさせていただきます~~

    去年 蛭子さんの「ひとりぼっちを笑うな」を読んだ時も 自分と共通の感覚の人がいるんだぁって 嬉しくなったけど 本読むと 色々な人がいて いいですよね~~

  • ウクライナ侵攻、コロナ禍の中で、生きていくことはこんなにもいろんなことがあるのだなと思う。ある意味では、鈍感になっていくていくしかないのかとさえ思ったりする。著者はデンマークにおいて、「とても敏感な人」Highly Sensitive Person(略して、H S P)をカウンセリングしてきた。ユングとキルケゴールを学び、心理療法士であり、デンマーク国教会の教区司祭をしている。
     意識高い系、意識低い系という言葉は知っていたが、とても敏感な人、H S P
    は初見である。H S Pの自己診断テストが巻頭にあり、テストしてみた。60点以上の人が、H S Pだというが、私の結果は59点だった。私はH S Pでなかった。
    「とても敏感な人」H S Pの特徴は、自己評価が低いという。そうだ、私は自己評価が高いからH S Pではないのだ。はは。
     H S Pは、5人に1人だという。ユングはいう。「敏感すぎることは、しばしば人格を豊かにしてくれる、困難で不慣れな事態に陥った時には、突然の作用により、その長所がしばしば大きな欠点になります。敏感すぎる人の人格には病的要素がみられるととらえるのは、大きな誤りです」
     H S Pは、①一度に多くの情報を吸収できる。②音や匂いなどの微細な違いも察知できる。③ゆっくり、深く多角的に考えられる。④とても、慎重で、危機管理能力が高い。⑤共感力が高く、気配り上手。⑥誠実で、責任感がある。⑦想像力が豊かで、内的生活が充実している。という。ふーむ。私は、④が違う。
     そして、抱えやすい問題として、①自分自身に高度な要求をしてしまう。頑張らないと好かれないと思い込んでいる。②罪悪感と羞恥心にさいなまされている。自分の責任が及ばないことまで、罪悪感を抱く、本来背負うべき以上の責任感を持つ。③恐怖心を感じ、憂鬱になりやすい。④怒りをうまく放出できない。共感力が高く、繊細なために、ダメージを受けやすい。ふーむ。これだったら、大変だなぁ。そのために、「自分の限界点をはっきりつかみ、自分にできることは限られているという事実を受け入れる。理解者を周りに広げていく。一方的に話さず、対話を心掛ける」なるほど、きちんと自分という境界をつくることなんだ。
     どう自分を肯定的に捉えるのか。過度な刺激を受けないために、自分の内側に集中し、自分を大切にして守る。そして、自分自身と和解することだ。自分らしくあることに喜びを見出す。自分の長所をきちんと見つめる。
     自然を楽しみ、何もせず考えを巡らし、体に良いことをして、美味しいものを食べ、親しい人やペットと過ごし、芸術鑑賞をして、花を愛で、日記や詩を書く。ヘッドフォンを外す。のんびりと風呂やサウナに行く。ネガティブな言葉を使用しない。質の高い時間を過ごす。敏感に感じる力を豊かさに集中することだ。そして、よく眠る。ふーむ。穏やかな生き方で、自分の限界と境界を知ることだ。

  • HSP度があまり高くなかったので、途中で読むのをやめたが、確かに周りにこういう人はいる。

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