読書状況 読み終わった [2016年1月5日]
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読書状況 読み終わった [2015年11月5日]
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主人公は影と出会って変わる。
人間が変わるというのは難しいけれど、それほどの体験をして、自分のこれからを考えたとき何をするべきか、それを考えて行動していく。
その過程がすごくいい……物語は派手だし、扱っているものも重いのだけど、それだけではなくて、人間の成長の描き方が凄く好きだった。
主人公だけでなく、他の登場人物も魅力的で、最後は少し悲しかった。

危機に陥ったとき、ヒーローが現れる展開は何回読んでもいい。

2015年11月5日

読書状況 読み終わった [2015年11月5日]
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読書状況 読み終わった [2015年10月28日]
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読書状況 読み終わった [2015年10月28日]
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読書状況 読み終わった [2015年10月28日]
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読書状況 読み終わった [2015年10月20日]
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読書状況 読み終わった [2015年10月20日]
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読書状況 読み終わった [2015年10月20日]
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読書状況 読み終わった [2014年12月6日]
カテゴリ 本格ミステリ

探偵の相方枠がカーズってもうそれだけでお腹いっぱい。
調布で和菓子職人になってたらいいのに。
最後が大団円なのも凄くよかった。3部ネタそんなになかったので、最後の最後でジョナサンがジョセフっぽいことをして、ちょっと感動しました。


ジョジョって血族の物語で、因縁とかそういうものの中で、一族なんだけど養子のジョージが活躍するってのが、よかったなぁ。
養子は養子で、一族だけど血族じゃない、その輪には決して入れない他者だって突き放してんの。それを受け止めて、自分は違うけど、この世界に合うようにやってるのがいいんだよ。
血は繋がってなくてもお前も家族なんだ的な優しさもあったのかもしれないけど、それはそれで別のものなのだ。
そういう立場の人間が養子のディオに対して言った「もらわれっ子舐めんなよ」って台詞はすごーくよかった。
そういう養子云々はメインテーマじゃないし、ひとつの要素なんだけど、そこが舞城先生っぽくてよかったなあと思います。
もちろん、こんなことはジョージに描かれてないし、私が勝手に受けとったものだけど、舞城先生の作品て、そういう自分が社会で生活しているうちに抱いた鬱憤や、卑屈になっているところや、ぼんやりとした不安や、生きる上での疑問点や、よくわからない苛立ち、みたいな感情を下敷きに愛と暴力で物語を書いてくれている気がするから本当に好きってなる。
特に、アントニオの脱皮とか、『ディスコ探偵水曜日』の梢式とか、『短篇五芒星』の流産が気になる男とか、子どもが脅かされるものをわりと書いてるから、親から子への愛、または抑圧は色々考えているのかなと思う。

ジョージの部分だと、意志の力=愛なところは『ディスコ探偵水曜日』っぽい。話は長いけど、テーマは単純に「愛」だと思うのだ。
何度も繰り返される世界、ディスコ風に言うなら「この世の出来事は全部運命と意思の相互作用で生まれる」、つまり強い意志の力があれば世界を変えられるのだと思う。
そこに決められた運命があって、どんなに絶望な場面に直面しても、祈ることをやめない。
それはジョージの、もうすぐ結婚するし、リサリサや子どもを守りたいといったそういう愛があるから。
愛のために祈る、それが意志であり、ビヨンドなのかなと思う。

舞城先生のは人間のあーだこーだしたややこしい部分を描いてる物語で、トンデモ展開なだけで中身はそんなトンデモじゃないと思うのだ。
まあ、こんなん自分の小説でやれよジョジョでやるなよって思う気持ちはものすごーーーーくあるんだけど、DIOが養子って所から、その「血」と「愛」について書いてくれたのは舞城先生らしくて凄くおもしろかったです。

2014年6月15日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2014年6月15日]
カテゴリ ミステリ

登場人物が苦難を乗り越えても、また他の問題が出てくる。
順風満帆とはなかなかいかないものだなぁと、辛くなったけれど、
それでも世界に進出していく姿は凛々しかった。
有能でも、普通でも、できが悪くても、家族なのだから共に歩むって、
本当の家族でも凄く難しいよね。

2013年4月29日

読書状況 読み終わった [2013年4月29日]
カテゴリ 冒険小説
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あ~面白かった!
漆原と雲井のコンビがとても愉快で、続きが読みたいと思いました。
是非とも書いて頂きたいものです!

見事な謎解きに驚きました。ミステリとして凄く面白いです。
ただ事件を解決するだけでなく、
その人のことを考えた上で行動をする漆原先生は素敵です。
どんな人間にも救いを与えてくれます。
インタビューで横山秀夫先生に影響を受けたと仰っていましたが、
分かる気がします。
謎解きミステリと人間の物語が混ざり合い、凄く好きな作品でした。

それと毎回のように、雲井が自分に暗示をかけて、
行動しようとする所が可愛いですね。
見事に推理を外し、窮地に陥るスキルには脱帽します。
先生、早く助けてあげて…!と、笑顔になってしまいます。

2013年3月24日

読書状況 読み終わった [2013年3月24日]
カテゴリ ミステリ
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まず表紙に惹かれます。
散りばめられた寓意がとても素敵です。
百合はガブリエルのアトリビュートです。
羊は人々を導く者、羊飼いのエティエンヌを示しているのでしょう。
その他に、子羊は無垢であり無邪気であるがゆえに惑わされる存在ですが、
無垢は最終的に悪魔に打ち克つシンボルにもなっています。
物語の終盤でもアブラハムと息子イサクの話で出てきます。
この作品において、「羊」がとても重要なものなのだと感じました。
また、ルーは「狼」であり、羊と対になっているとも考えられます。
左を向いた左端の子がエティエンヌで、右を向いた右端の子がルーなら、
とても素敵だと思います。
エティエンヌが持つ杖は牧羊杖で、羊飼いのアトリビュートです。
そして、その杖から続く崖の狭間には、
金と銀の交差した鍵が描かれています。天国の鍵でしょう。
髑髏は何を意味しているのでしょうか。
私は、平凡だが穏やかに生きる力を失った、エティエンヌを浮かべました。
読了後に眺めると、色々考えるのが楽しい表紙です。

いつも皆川先生は、
死は虚無であるということを描かれています。
個人的に『冬の旅人』で死を透明と表現したところが好きでした。
今回は、〈無〉の中にいのちが満ちていると、最後に描かれていました。
虚無は、いのちで充たされていたのです。
とても穏やかで、強い意志を持った前向きな最後に、感動しました。
ガブリエルははっきりと死ぬことが怖いと発言しており、
何だか博子先生の作品では少し珍しい気がします。
彼が一番好きです。
死の影が生なのです。
生は醜いものであるがゆえに美しいのだと感じました。

悪の存在として、カドックを登場させ、子供らに選択させますが、
その行為を直接的に描います。
本当に悪魔と対決しているような、その部分で、
いつもよりエンターテインメント感が増している気がします。

2013年3月20日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2013年3月20日]
カテゴリ 皆川博子先生
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