ラブラブなファンタジーが好きな方にお勧めです!

神官×王という設定の壮大なすれ違い愛にもだえてしまいます。
周囲から見れば、二人が想い合っているのは一目瞭然
なのですが、恋は盲目。
互いに嫌われていると思いこんでいるところが
じれったくてまた良し(笑)

婚礼騒ぎで身を引こうとする神官の健気な覚悟をブチ壊し、
攫って部屋に連れ込んでその場で押し倒すというあまりの
羅剛王の傲慢ぶりが切なくて、そして萌えちゃいます。
最後はとにかく王が押し切ってハッピーエンドに強引に
持っていきますから大丈夫。

甘甘ファンタジーが大好きな方、是非一度読んでみて下さいまし♪

2008年8月31日

続編でさらに王の狂気はパワーアップしてます!

今度は羅剛王の視点で、またそれが楽しくて楽しくて。
聖なる存在である冴紗様を狙って、三国から戦を
仕掛けられてドンドン緊迫感が増していき、愛する者を
守る為、決死の覚悟で出陣なんて悲壮感がまた萌え心を
くすぐってくださるんですね。
まあその結末+解決策がまさにクライマックスでですね、
絶体絶命の危機にヒーローを救いにあらわれる
最強ヒロインってところで、素直でよい子の読者は
そこで「ああ、なんてロマンティック、神聖にして、
侵さざるべき存在の冴紗様」と浸らなければいけません。
お話にドップリ浸っていれば、それは可能です!

まあタイトル通り「狂っている」というのが本当に
よくわかるお話でしたが、その狂う訳に読者も納得
させられてしまうのが素晴らしい。
さすが最強バカップル。最後の方の
「初めて会ったあの時に、お前が俺に、未来をくれた」
この言葉に、じんと心打たれるものがありました。

何度読み返してもこの世界にひたってしまう
大のお気に入りの一冊です。

2008年8月31日

大好きな神官シリーズ第三弾、今回は婚礼編です。

爆愛 熱愛 溺愛 と二人のラブラブパワーはさらに
パワーアップしております!

今回は冴紗様の視点。
婚礼月に入ったマリッジブルーな天然冴紗様が巻き起こす
大騒動に国中が右往左往してます。

天然もここまでくると
「王妃のお立場を御自覚くださいませ!!」
と誰か小一時間ばかりお説教する人間が必要だと
思いますが、二人のラブラブ度を堪能する為の
必須アイテムと思えば、これもまたよろしいかと(笑)
将来の旦那様を心配のあまり発狂寸前まで追い込んで、
必死の捜索の末何とか救い出され無事結婚式も
済みましたから終わり良ければすべて良し♪

とにかく何でもいいからずっと続いてほしいです。
そしてこのとんでもなくぶっとんだファンタジーに
浸らせていただきたい。

2008年8月31日

正統派の耽美小説です。

往年のJUNEファンにとってはたまらない作品。
シリアスで、どっぷり浸れる天上界愛憎劇が楽しめます。
ハッピーエンドとは言えませんが、「愛」という感情の
重さをここまで息苦しく胸につきつけてくれる作品は
貴重だと思います。
この作家さんは「間の楔」が有名ですが、こちらの
「影の館」が原点のような気がします。

ずっしり重い耽美な世界を堪能したい方にお勧めです。

2008年8月30日

往年のJUNEファンならば必ず知っている
吉原理恵子の代表作。

これぞ「JUNE」という執着愛を堪能できます。

ブロンディーのエリート、イアソンと
雑種と蔑まれるリキの主人とペットの関係。

複雑に絡み合い息詰まる展開を楽しめる
本格JUNE小説です。

2008年8月30日

榎田先生の作品中で、イチ押しです!

口達者な美形交渉人×純愛ヤクザのかけあい漫才が
作品全般に渡ってサクサク楽しめます。

テンポの良い、知的な交渉術をコミカルに楽しみたい方に
是非お勧めです。
こちらのBLCDもとても聴き応えがありますよ♪

2008秋に続刊予定。

2008年8月29日

ちょっと笑ってしんみりホンワカする作品です。

漫画家シリーズの中で一番好きです。
生活能力皆無の売れない漫画家ルコちゃんと、その面倒を
見る羽目になっている幼馴染み、東海林くんのお世話ぶり
が完璧で読んでて楽しい。

互いの執着、腐れ縁、その他もろもろの感情をすべて
ひっくるめた「愛情」にどっぷりと優しく、
コミカルに浸ってしまいました。
ホットケーキが食べたくなりますよ♪

2008、秋には続刊予定。

2008年8月29日

大好きな榎田作品の中でもトップ3に入ります。

非常にシリアスですが、読んで良かったと心から
思える作品です。
二つ目の「小さな約束」に関するお話も何度も
読み返してしまうぐらい素晴らしい。

これは是非一度読まれることをお勧めします。

2008年8月29日

英田作品の中でもトップ3に入る作品です。

ちょっとくたびれた誠実な元刑事の探偵と
女王様気質のヤクザ受けのやりとりが
コミカルなのに切なくて引き込まれます。
互いを想い、離れようとしても諦めきれない
恋情が痛々しいですが、互いの視点で
話が進行するので、どちらにも感情移入
できます。

大人の恋愛を楽しみたい方にお勧めです。

2008年8月28日

いわずと知れた英田作品の代表作のひとつ。
とにかくまず読んでみて下さいまし♪

2008年8月28日

私のBL認識に革命的変革をもたらした作品。

三部作の一作目。
このシリーズではそれぞれに過去を背負い、それゆえに
昼の中で生きるよりも夜の中で生きる事を自ら選びとり
夜の中でしたたかに生きる男達のやるせない夜のドラマが
描かれています。
人生の綺麗事も、人生の矛盾も、人生の重さも、人生の
挫折も、人生の喪失も経験し、その様々な事柄をくぐり
ぬけた経験から何とか人生と折り合いをつけて自分の道を
生きていくことを学んだ大人の諦観とも言うもの。
人生に答えは無数にあり、どれを選び取るか自分の意志と
責任によるのだということを受け入れた大人の男達の
ドラマが、私たちを惹きつけて離さないのです。

大人の恋愛にどっぷり嵌って、心から楽しみたい
大人な方にお勧めの作品。

2008年8月28日

愛を知らない天使と、信心深く心優しい悪魔の
切なくも美しい恋物語が楽しめます。

途中何度も号泣してしまうほど悲しく切ないのですが
とても心に残る、読む価値のあるお話だと思います。
愛すること、愛されることのむごさ、悲しみ、喜び
悲哀を堪能できます。

神の試練のような惨い運命を乗り越えた天使と悪魔の
幸せを心から寝返る作品です。

2008年8月27日

風俗店のマネージャー×刑事

前科三犯、人生後悔だらけの百田ことモモが、
自殺しようとして警官のロンちゃんと巡り会い、
愛するロンちゃんの為に
どん底から必死で健気にはい上がっていく人生が
楽しめます。

全然ロマンティックでもなく、泥臭いと言っても良い
展開ですがささやかなかけがえの無い幸せを、
ほっこり和みながら味わえる作品です。

2008年8月27日

木原作品の中でも痛くない、コノハラー初心者向け(笑)

タイトルに驚きますが、レトロな雰囲気にお話が
ピッタリ合っていて、ほのぼのした文学作品が
楽しめます。

わがまま坊ちゃんの亮一郎と、その乳兄弟・徳馬との
主従愛というよりは幼なじみ+家族愛+執着愛と
いった感じです。
ちゃんとハッピーエンドですからご心配なく♪

2008年8月27日

木原音瀬の最高傑作の一つ。

痴漢冤罪を着せられ、最高裁まで争い
結局無実の罪で刑務所に入れられた普通の男に
次々襲いかかる災難。
人の悪意、人の弱さがこれほど人の人生を
狂わせるという、誰にでも起こりうる痛い
現実を突きつけてくれます。

読んでいて胸が悪くなる時もありますが、続編の
「檻の外」と合わせてそれでも最後まで
読ませてしまう物語です。

絶望に陥る堂野にまとわりつく喜多川の
あまりの虚無と無垢が、胸に痛いです。
それでもその一途な愛が堂野にとっては
救いとなるのが、読んでるこちらにも
伝わってきて、ひとすじの希望を見る思いです。

読む人を選ぶと思いますが、気持ちに余裕が
ある時に読まれる事をお勧めするBLという枠を
越えた文学作品です。



2008年8月27日

吸血鬼アルの愉快なお話。

冷凍されて日本に来てしまったアルが
エンバーマーである暁と出会うお話。
本人達にとっては深刻ですが、読んでいて
笑ってしまう事もある楽しいお話です。

BLというよりはライトノベルという分野で
楽しく読めるお勧め作品です。

2008年8月27日

東西冷戦末期、ベルリンの壁崩壊前夜のお話です。

命がけで相手を想う、切なくも痛々しい恋物語。
モスクワに留学した和沙がスパイ容疑で逮捕され
監獄で過酷な尋問に合うシリアスなお話ですが
文中の情景描写にからめての心理描写が素晴らしく
魂を揺さぶられます。
囚人と拷問吏といういびつな関係から、いかに
相手を愛するようになっていくかという過程が
心に重く響いてきます。

歴史物、シリアスにどっぷり浸りたい方に
是非ともお勧めします。

2008年8月26日

ガテン系だけど、文系人間でも楽しめます!

化学工場における研究職と現場の男の恋愛物語。
工場見学に行った気分になれます。
数学、科学、研究所というものに拒否反応でしたが
ものすごく興味深く読みふけってしまいました(笑)
脇役もしっかり固められていて、是非こちらの
お話も書いてほしいぐらいです。

現場で働く男の頼もしさを感じたい方にお勧めです。


2008年8月25日

剛しいら先生のライフワークのような代表作品の
D×Bシリーズ。

プロボクサーを目指す無口で孤独な少年、徹が、
ある日いきなり公園で見知らぬ男のドーベルマンに襲われ、
医者と名乗る男の家にそのまま監禁され、陵辱される
衝撃の出会いから始まります。

監禁されながらも、互いの孤独から、ひたむきな愛に
ほだされる素直な感情が違和感なく読めます。
あっさりカップル成立するんですが、その後の
カップル成立後の方がお互いの深い心理描写や
周囲の人間との関わりを通じての成長が
楽しめます。

この番外は徹のライバル、東とその世話係坂本の
長い長い恋物語。

格闘系が苦手という方でも堪能できるお勧め作品です。
全8巻。

2008年8月24日

芸にすべてを捧げ、芸に生きた落語家の生き様を
鮮やかに描いた作品。

今は一流の噺家となっている要が、師匠の初助が亡くなり
追憶の中で師匠の過去をたどるオムニバス方式となってます。

落語という古典芸能を人の情念と共にじっくり
味わいたい方に是非お勧めの作品。

続編の「花扇」と合わせてどうぞ。

2008年8月24日

豪華メンバーによるリレー式輪廻転生物語です。

誰がどの話しを書いたか明らかにされないので
読者としては、誰が書いているのか推理するのも
楽しめます。
個人的にエジプト編は和泉先生ではないかと
推論してるのですが…果たして答えは???

第二話の中国編は多分木原先生だと思われます。

何度生まれ変わっても恋に落ちる運命の恋人達を
楽しみたい方にお勧めです。

2008年8月23日

平安王朝絵巻の豪華絢爛BL版が楽しめます!

第一巻は稚児の千寿丸が寺から逃げ出し、
貴族の藤原諸兄に助けられラブラブになるまでのお話。
陰謀うずまく宮廷の華やかな平安貴族生活に浸れます。

日本史好きな方は必読です。

2008年8月5日

金髪碧眼、超絶美形、超ビンボーな侯爵×ケチな画商(攻)

超ビンボーで自分の身売りを公募する侯爵と、公募に
応募した庶民代表の画商のコメディが楽しめます。

とにかく榎田ワールド全開で、妙に現実的ですっとぼけた
コメディがツボに嵌ってしまいました。

貴族的ビンボー生活を楽しく満喫したい方に
お勧めです(笑)

2008年7月31日

関西系お笑い芸人のお話です。

お互い相方に突然コンビ解消を言い渡されて
唖然呆然の売れない片割れ漫才師達が偶然出会い、
互いの境遇にやけ酒飲んで、そのまま酔った勢いで
ベッドイン。
酔いが醒めて、悩みながらも新しい漫才コンビ結成
という運びとなり失意のどん底からその悔しさをバネに、
お笑い漫才師としてのスターへの道を邁進していくという
サクセスストーリー。
お笑いの方々の苦労や、生き甲斐や、舞台裏が生き生きと
描かれていて本当に興味深くて読んでて楽しい。

笑いあふれる豊かで前向きな人生に憧れる貴方にお勧め♪


2008年7月31日

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