- アクティブラーニング入門 (アクティブラーニングが授業と生徒を変える)
- 小林昭文
- 産業能率大学出版部 / 2015年4月25日発売
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アクティブラーニングを実践していて、教員の仕事は生徒のファシリテーターになること、と実感する。本書は参考にはなるものの各学校によって文化や現状が異なるので、このまま導入するのは難しいと感じた。
2015年7月22日
- 善意で貧困はなくせるのか?―― 貧乏人の行動経済学
- ディーン・カーラン
- みすず書房 / 2013年2月9日発売
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善意で貧困をなくせるのかー。よくユニセフの寄付募集など目にするが、貧困な人々が求めている支援、実情と支援側の思いにかなりの隔たりがあり考えさせられた。もちろん、金銭的援助によって解決することもあるが、善意で貧困をなくすことは、現実的には難しく本質的に必要なことを見極めることが大切と実感した。
2015年7月12日
- 東大ハチ公物語: 上野博士とハチ、そして人と犬のつながり
- 一ノ瀬 正樹
- 東京大学出版会 / 2015年3月9日発売
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ハチにまつわるエピソードや様々な分析が講じられ、新たなハチの一面が知れました。ハチといえば、映画ハチ公物語のイメージが強く、人に都合の良いように解釈されている部分も多々あるようです。何はともあれ、核となっているのは上野博士のハチに対する無償の愛で、2015年に東大に建てられたモニュメントの姿に象徴されているように感じました。
2015年7月10日
- 受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫)
- 池谷裕二
- 新潮社 / 2011年11月28日発売
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受験生が忘れがちな睡眠をとることの大切さを再確認。睡眠によって暗記した内容が整理されていくことを理解すれば、どのようなスケジュールを組めば効率的かわかる。夏休みを目前にいい勉強になった。
2015年7月8日
- さいはての彼女 (角川文庫)
- 原田マハ
- 角川書店(角川グループパブリッシング) / 2013年1月25日発売
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人生のいろんなモヤモヤをリセットして、気持ちを切り替えて頑張ろう!と元気になれる一冊。観光目的ではなくて、自分自身とゆっくり向き合えるような旅もいいなぁと感じました。
2015年7月7日
毎回、アエラのコラムを楽しみに読んでいましたが、まとめて読んでみると当時のニュースとともに、そんなこともあったなぁと、しみじみ振り返りつつも、まだ過去のことではなく現在にも問題になっていることに考えさせられました。中でも、教育に関わる内田先生の意見に襟を正す思いで読んでいました。
2015年7月3日
- 禁断の魔術 (文春文庫 ひ 13-12)
- 東野圭吾
- 文藝春秋 / 2015年6月10日発売
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「猛射つ」の大幅加筆、長編ということで、どれだけ変化したのだろうと楽しみに読んだものの、ちょっと冗長な感じが否めず、短編のままの方が良かったかも。完全に問題が解決しきっていない後味の悪さもあって、少し残念(>_<)
2015年6月12日
- 三匹のおっさん ふたたび (新潮文庫)
- 有川浩
- 新潮社 / 2015年1月28日発売
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地縁の薄まりとか世代間の感覚の違いとか、身近な問題を真っ向から解決しようとするのではなく、三匹のおっさんや、周囲の人々が悩みジレンマに苦しみながらも折り合いをつけていくところに、勧善懲悪のような出来過ぎたストーリーにならずに好感が持てた。ドラマも楽しみ(o^^o)
2015年6月8日
- 三匹のおっさん (文春文庫)
- 有川浩
- 文藝春秋 / 2012年3月9日発売
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勧善懲悪なんだけど、悪に対する懲らしめ方が、警察に突き出すとか、裁きにあうとかではなく、三匹のおっさんの流儀らしく、本質的に悪を退治しようとする姿勢が痛快。小説を読んでいると、ドラマの配役もピッタリと納得してしまうから不思議。ドラマも小説もどちらもオススメ(o^^o)
2015年6月7日
- 日本のたしなみ帖 和菓子
- 青木直己
- 自由国民社 / 2015年2月26日発売
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和菓子について、美しい写真とともに、歴史からどのように発展したのか、わかりやすく解説されていて、すっかり和菓子の世界に魅了された。目でも舌でも季節を感じられる日本ならではの美意識を再確認させられるとともに、無性に和菓子が食べたくなる一冊(o^^o)
2015年6月5日
- 虎と月 (文春文庫 や 54-2)
- 柳広司
- 文藝春秋 / 2014年1月4日発売
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高校の教科書に定番教材として、今も掲載されている中島敦の『山月記』のパロディーとひと言で表現するには、もったいないくらい書き換えられた作品。何度も『山月記』を読んでいる中で、そう発想するか!とニヤリとするところも。原作を読んでから読むのがオススメ(o^^o)
2015年6月2日
- 目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書)
- 伊藤亜紗
- 光文社 / 2015年4月16日発売
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ブクログの「本と出会う」のところで見つけ、興味を持って読んでみることに。目の見えない人が、どのようにして世の中を「見て」いるのか、限られた情報を結びつけながら、私たちとは違う視点で捉えていることを知ったのは新たな発見だった。
2015年6月1日
東野圭吾らしいサイエンスと家族をうまく結びつけたミステリー。なんでも予測できる超能力は、試したいような、わからないからこそ人生が楽しめるような…。もうひとひねり欲しかったので、☆4つ。
2015年5月30日
- 歌舞伎入門 役者がわかる! 演目がわかる!
- 世界文化社
- 世界文化社 / 2014年2月5日発売
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歌舞伎を観に行ったあとで、舞台の装置はどうなっていたんだろうなど疑問が色々わき、手にした本。わかりやすく解説されていて、よく理解できた。見に行く前に読めばよかったと、ちょっぴり後悔(^^ゞ
2015年5月28日
- 歌舞伎のびっくり満喫図鑑 (実用単行本)
- 君野倫子
- 小学館 / 2010年1月7日発売
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歌舞伎に使われる衣装を中心に、劇場に登場する小道具についても解説されている入門書。着物の美しさはもちろんのこと、ここで紹介されている動物の精巧さにも驚き。歌舞伎で動物が出てくるとは初耳…。
2015年5月28日
- 歌舞伎のかわいい衣裳図鑑 (実用単行本)
- 君野倫子
- 小学館 / 2008年4月23日発売
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歌舞伎の衣装に特化して、たくさんの写真とともに解説されており、とても読みやすい。歌舞伎の小道具にもちりばめられた「粋」を知ることができ、歌舞伎が見に行きたくなる一冊。
2015年5月28日
- からだ (人生をひもとく 日本の古典 第一巻)
- 久保田淳
- 岩波書店 / 2013年6月19日発売
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古典文学と関連させて人生の教訓を説く本。難しい解釈とかなしに、素直に読める。装丁も美しく、本屋さんで見つけて、思わず買ってしまった。
2015年5月28日
- じぶんの学びの見つけ方
- 山崎直子
- フィルムアート社 / 2014年7月24日発売
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さまざまな分野で活躍されている人の「まなび」を短い文章でまとめられているので、読みやすく、実践のヒントに参考になる。
2015年5月28日
- 反転授業が変える教育の未来――生徒の主体性を引き出す授業への取り組み
- 芝池宗克
- 明石書店 / 2014年12月18日発売
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反転授業の方法について、具体的に解説されている。うまく活用できれば有効ではあるが、前提として、どのように授業動画をストックしていくかが難。もう少し研究の余地あり。
2015年5月28日
- プロジェクト学習の基本と手法: 課題解決力と論理的思考力が身につく
- 鈴木敏恵
- 教育出版 / 2012年2月1日発売
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プロジェクト学習の方法について、実践例もあわせて紹介されており、参考になる。そのまま使うことはできないがヒントにはなる。
2015年5月28日
- 3.11原発事故後の公共メディアの言説を考える
- 名嶋 義直
- ひつじ書房 / 2015年3月30日発売
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メディアの読み方について、新聞社によって、読者を誘導するような「見出し」が多く、1紙だけを読んでいると、その新聞社の論調に考えが染まってしまう恐れがあることを警鐘する。新聞の「比較読み」の大切さを痛感させられる1冊。
2015年5月28日
- 世界を動かした塩の物語
- マーク・カーランスキー
- ビーエル出版 / 2008年10月1日発売
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いきものが生きていくうえで、なくてはならない「塩」について、どのような歴史をたどってきたのか、わかりやすく解説された絵本。食の文化史とともに世界史も関連付けられているので読みやすい。
2015年5月28日
今回は、どんな美術作品が登場するのかワクワクしながら一気に読んでしまいました。登場人物の意外な展開もみどころでしたが、何より京都の日常生活に馴染んだ美のたしなみを、うまく描き引き出されていたところが良かったです。
2015年4月12日
- 東大の入試問題で「数学的センス」が身につく
- 時田啓光
- 日本実業出版社 / 2015年3月19日発売
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数学的センスについて、分解力・想定力・論証力・批判力があれば東大の数学問題も解けるという。一台の自販機に何本の飲み物が入っているか、という問題にも、頭から解こうとしてお手上げになり、ものごとを俯瞰して問題に取り組む姿勢はなかったことに気付かされた。発想の転換ができる本。
2015年4月10日