野上彌生子のおすすめランキング

プロフィール

野上彌生子

小説家。本名ヤエ。大分県生れ。明治女学校卒。英文学者,能楽研究家である夫野上豊一郎〔1883-1950〕とともに夏目漱石に師事し,《ホトトギス》に写生文的な小品を発表。1911年創刊の《青鞜》にも作品を寄稿した。《海神丸》《大石良雄》から長編《真知子》と社会的視野をもつ作品に進み,戦前から戦後にかけて大作《迷路》を完成。ほかに《秀吉と利休》がある。1971年文化勲章。

「2022年 『秀吉と利休』 で使われていた紹介文から引用しています。」

野上彌生子のおすすめランキングのアイテム一覧

野上彌生子のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『ギリシア・ローマ神話 (岩波文庫 赤 225-1)』や『中世騎士物語 (岩波文庫 赤 225-2)』や『秀吉と利休 (新潮文庫 の 2-2)』など野上彌生子の全88作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

ギリシア・ローマ神話 (岩波文庫 赤 225-1)

962
3.54
T.ブルフィンチ 1978年8月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

19世紀の米作家トマス・ブルフィンチによる神話入門書。1913年の翻訳時には、夏目漱石が序文を寄せている。 Wikipediaによると、翻訳者の野上... もっと読む

中世騎士物語 (岩波文庫 赤 225-2)

598
3.44

感想・レビュー

『ドン・キホーテ』を読んだことから巡り始めた中世騎士道物語の読書旅。 本書はpinoko003さんにご紹介いただきました(^O^)/ アーサー王の... もっと読む

秀吉と利休 (新潮文庫 の 2-2)

148
3.63
野上彌生子 1969年9月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

利休と秀吉、ともに茶の世界・武士の世界で頂点を極めた2人の愛憎劇ともいおうか… 下賤な生まれからくる秀吉の「ご気分次第」という宿痾が年を重ねるごとに捻ね... もっと読む

海神丸: 付・「海神丸」後日物語 (岩波文庫 緑 49-1)

130
3.54
野上彌生子 1970年8月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

難破後、4人の男が2対2に反目していく様子が生々しく描かれる。そしてまた奇縁を感じさせられる付録(後日談)も良い。 あとがきで作者は、本作を「若書き」で... もっと読む

野上弥生子短篇集 (岩波文庫 緑 49-0)

102
3.57
野上彌生子 1998年4月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ザ小説オブ小説。人物や風景描写、構成とかとにかくよくできてるなあと。習字のお手本のよう。 もっと読む

秀吉と利休 改版 (中公文庫 の 1-2)

73
3.88
野上彌生子 1996年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 天下人となった豊臣秀吉とその相談役としての千利休がメインとなった物語。明智光秀を下した後、北条氏を討つ少し前からの時系列に沿った話になっており、人々の生... もっと読む

野上弥生子随筆集 (岩波文庫 緑 49-9)

66
3.75
野上彌生子 1995年6月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

野上弥生子が能楽や伝統芸能のことに殊更造詣が深いのは夫である豊一郎が英文学者から能の研究家に転身した能楽研究家であることにも影響されている。彼は同じ臼杵出... もっと読む

秀吉と利休 (中公文庫 の 1-3)

59
4.40
野上彌生子 2022年1月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

利休の高弟に山上宗二がいる。宗二は秀吉の怒りを買い、追放となった。小田原に落ち着いたが、秀吉が小田原征伐を始めたことが不幸であった。秀吉は小田原にいた宗二... もっと読む

森 (新潮文庫 の 2-4)

51
3.67
野上彌生子 1996年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 99歳の作家が、最後に残した傑作。  読み終えたことを自慢したくなる文章です。皆さまも、ぜひお読みください!(笑)。ブログに感想書きました。  http... もっと読む

精選女性随筆集 第十巻 中里恒子 野上彌生子

45
3.17
中里恒子 2012年10月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

揺るぎない自分の生きる場所を持っていること。時代が新しさを求めていく中において、決してそれに流されることなく足元を固め自らの暮らしを育んでいく。2人の作家... もっと読む

大石良雄,笛 (岩波文庫 緑 49-8)

40
3.56
野上彌生子 1998年6月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

清澄な水彩画のような二篇であり、書いた年は違うがともに安心して読める佳作である。 41歳の時に書いた「大石良雄(よしとも)」は、忠臣蔵の定説である忠義と義... もっと読む

アルプスの山の娘(ハイヂ) (岩波文庫 赤 761-1)

30
4.14

感想・レビュー

誰もが知るアニメとは違う点が色々あって面白い。 ペーターの長所が見当たらない点とか…。 もっと読む

秀吉と利休 (中公文庫 A 18)

29
3.50
野上彌生子 1973年11月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

資料ID:98970691 請求記号:080||C 配置場所:工枚特集④ (※配置場所は、レビュー投稿時のものです。) ☆特集展示「関西が舞台の小説」☆ もっと読む

欧米の旅 上 (岩波文庫 緑 165-1)

28
4.33
野上彌生子 2001年8月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

欧米の旅 野上弥生子 上中下3巻 第二次世界大戦前の欧米旅行記 昭和13年10月 上海から旅行スタートし、上巻では イタリアの美しさを描き、中巻では... もっと読む

花: 随筆集 (新潮文庫 草 44-3)

22
3.25

感想・レビュー

北軽井沢の冬は厳しい。 「カルメン故郷に帰る」を思い出す。 もっと読む
全88アイテム中 1 - 20件を表示
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