君と漕ぐ2 :ながとろ高校カヌー部と強敵たち (新潮文庫nex)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101801643

感想・レビュー・書評

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  • 『娯楽』★★★★★ 10
    【詩情】★★★★★ 15
    【整合】★★★★☆ 12
    『意外』★★★☆☆ 6
    「人物」★★★★★ 5
    「可読」★★★★☆ 4
    「作家」★★★★☆ 4
    【尖鋭】★★★☆☆ 9
    『奥行』★★★★☆ 8
    『印象』★★★★★ 10

    《総合》83 A

  • 湧いてくる想いと想い。

  • さあ、どうなる

  • ライバルが次々登場して忙しい。
    恵梨香と希衣がペアらしくなっきた。蘭子には遠慮してこのペアの成長を見たい。
    千帆と舞奈も楽しみ

  • 2020/02/28 読了。

    図書館から。

    千帆先輩を掘り下げた巻だったなぁと。
    ながとろカヌー部はほんわかしてるけど、
    競技に対する姿勢とか真摯だし、お互いに引っ張って
    頑張っている感じがあって、いい環境だなぁと。

    蛇崩高校とか、なんでか怖いもの。

    続き、不穏なんだが、どうなるんだろうか。

  • インハイを別なペアで決めた希衣と前のペアの千帆。圧倒的オーラの蘭子を目の当たりにして、自分の力量を過信していた事に気づいた恵梨香。それぞれの想いが交錯した大会でした。そして、蘭子が恵梨香に一目を置いたのが、又次の繋がりで気になります。

  • ながとろ高校4人の心の動き(特に、希衣に対する千帆の気持ちを舞奈に話す場面)がキラキラしてて瑞々しくてイイね。武田さんの真骨頂。「響け!ユーフォニアム」シリーズに比べてメインとなる登場人物が少ないため、関係がシンプルでスッキリしているけれど、若干物足りなさも感じる。他の高校の上級生を「〇〇先輩」と呼んで親しげにしているのは、競技人口の少ないカヌーならではの心理的距離の近さのためか?(自分だったら、さん付けで呼んで「先輩」とは呼ばないなと思ったもので)

  • ながとろ高校に入学しカヌー部で活動を始めた湧別恵梨香
    桁違いの実力を発揮し、シングルと、部長で2年生の鶴見希衣と組んだペアで関東大会に向けた練習に励む

    希衣との小学生以来のペアを解消した2年生の天神千帆はシングルで、初心者で1年生の黒部舞奈はサポートで、関東大会を迎える

    孤高の女王と言われる利根蘭子をはじめ各高校から個性的な強豪が集結した関東大会

    ライバルたちが発艇装置に勢ぞろいし、スタート合図のピストルが鳴った

    「Ready set go!」

    『響け! ユーフォニアム』につづく武田綾乃の青春部活小説新シリーズの第2弾

    4つの個性が織りなす人間模様に、闘志を燃やすライバルやまわりの大人たちの想いがからみあい、恵梨香の気持ちに変化が訪れる

    「悔しいです。先輩、私、やっぱり悔しい」

  • > 君と、そしてみんなと、漕ぎたい。

    p137のこの件で、あぁ「君と漕ぎたい」という想いの物語なんだよなぁ、と遅まきながら合点がいった。

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著者プロフィール

1992年京都府生まれ。第8回日本ラブストーリー大賞最終候補作に選ばれた『今日、きみと息をする。』が2013年に出版されデビュー。『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』がテレビアニメ化され話題に。同シリーズは映画化、コミカライズなどもされ人気を博している。2020年に『愛されなくても別に』が第37回織田作之助賞の候補に、また2001年には同作で第42回吉川英治文学新人賞を受賞。その他の著作に、「君と漕ぐ」シリーズ、『石黒くんに春は来ない』『青い春を数えて』『その日、朱音は空を飛んだ』『どうぞ愛をお叫びください』『世界が青くなったら』『嘘つきなふたり』などがある。

「2023年 『愛されなくても別に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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