脳から変えるダメな自分 「やる気」と「自信」を取り戻す

著者 :
  • NHK出版
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  • / ISBN・EAN: 9784140813706

感想・レビュー・書評

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  • この本に出会えて良かった。
    僕が変わるためにすごく必要な本
    もっと早く出会っていたら、自分の学生生活も180度違うものになっていたかも知れない。。。などと今さらどうしようもない想像をしてしまう。
    過去を悔やんでも仕方ない、大事なのはこれから行動を起こすこと。

    自分がどのようにダメ人間なのかを脳科学の観点から説明し、
    その改善方法も書かれている本。
    「やる気がおきない」「集中力がない」「考えがまとめられない」など項目毎に分けられているので、自分の苦手な部分だけを読むこともできる。


    ○やる気は自分で作り出すもの
     行動することによって蓄積されるエネルギーだと考える
     適度な運動と作業で脳の血流を良くし、作業興奮を与える
     仕事は小さな課題に分解し、感情系の協力を得られやすくする

    ○抑制の力を得られやすくするために
     少し面倒だと思うことを積極的にする
     「面倒くさい」は禁句、人任せにしない、他人のせいにしない
     少し辛いと感じる長さの文章を音読する
     テレビやラジオの教養番組をメモを取りながら視聴する
     (要点を理解しようといしながら見たり聞いたりする)
     最悪でも目は動かす(変化を与える)

    ○時間を無駄遣いしないために
     開始時間を正確に明記する
     仕事の優先順位をつける、紙に書く


    ○集中するために
     脳の覚醒水準の波を自分でコントロールする
     時間制限を設ける。砂時計で意識づけする

    ○自分の考えをまとめる(主体性を身につける)
     誰かの左脳に依存するな
     何事も自分で判断し、その理由も説明できるように
     そのテーマで話したり書いたりして自分の考え整理できるか確認

    ○アイデアが浮かぶようにするため
     ひらめきは「応用を解く鍵」なので基礎固めを徹底する
     良いアイデアにたどり着くまでの学習や取捨選択のプロセスを惜しまな 
     い

  • <感想>
    たくさんのメンタル系の本を読んできた。読了直後は納得感があるのだが、時間がたつにつれて以前と同じ悩みに取りつかれてしまう。

    本書籍では脳の機能を「思考系」と「感情系」の二軸で解説している。これまでの自分の失敗は「感情系」を成長させよう、変えようというアプローチだったことだ。

    感情は変えられない。しかし思考によって制御することは可能だ。

    その二軸の概念を知ることで自分の思考が整理された。アプローチすべきは「思考系」の領域だったのだ。
    脳の領域には「思考系」と「感情系」があり、思考系で感情系を制御する。その概念を知れただけでも読む価値があった。


    <アンダーライン>
    ・「思考系」と「感情系」

  • 1

  • 新書でも著者の本は拝読していますが、こちらは読みやすく、習慣にすべきことが頭に入りやすい。私はとても参考にしています。後書きなどからお人柄もら感じられ、今は私のバイブルの一冊です。

  • 自分にあてはまる思考・行動が数多く書かれており耳が痛かった。やらなくてはいけないのにどうしても行動できない、易きに流れてしまう方はぜひ一読を。

  • 2009年4月25日初版

    臨床の現場に携わる著者が「脳の性質から知る、自分の弱点に克つ方法」を解説。
    脳の性質を知っておけば、効率的に脳を扱えるし、また問題点の改善もやりやすい。

    「やる気」だろうが「自信」だろうが脳の産物であることには違いない。メンタル的要素も脳によって生み出されている。

    よく「脳を鍛える」などという表現が見られるが、それは頭を良くする_つまり思考力を上げる_とは違う。

    脳をテレビに例えると、ゲーム機を接続したり、BSを見られるようにすること、ではなく、テレビの受信方法(画像が乱れていたらアンテナ線やアンテナ本体の調子を確かめる)、やリモコンの使い方(電池は入っている?それってビデオのリモコンじゃない?)ということを知る、ということ。


    存外こっちのほうが重要だと思うのだが、どうにも「高機能」に煽るような風潮があるように思う。

    それはさておき、なかなか良い一冊でした。

  • 正しい努力をすれば、人は何歳からでも変われるものです。
    ー良い言葉だ。励みになる。

    「やる気が起こらない自分」を変えるポイントは、次の三点。
    ・やる気は行動することによって蓄積されるエネルギーであると考える。
    ・適度な運動と作業により、脳の血流を良くし、また作業興奮を起こさせる。
    ・仕事や勉強を小さな課題に分解し、感情系の協力を得やすくする。

    時間を使いすぎる可能性があることを何となくは始めない。
    周囲の情報に注意する力をこまめに回復させておく。

    ぼんやりと街の景色を眺めながら、心の傷が癒えるのを待ったり、ふとした思いつきで映画館に入り、偶然見た映画におしえられることがあったりする。
    人生の熟成は、そうやって進んでいくものだと思います。

  • 「脳から自分を変える12の秘訣」(新潮文庫 2013年刊)に改題。

  • ダメな自分の原因を脳の性質に求め、改善のためにどうするのが望ましいか教えてくれる本。

  • 各テーマが独立しており、気になったところから読み始められる。通して読むと、それぞれの対応策が共通していることに気づくと思う。例えば歩くことや手を動かすことで脳の血流が良くなり、やる気や集中力が高まる。簡単に出来る作業をこなす事で作業興奮が起こり、前向きに取り組める。考えたことをメモに残すことで、思考系を鍛え失敗を繰り返さなくなる等々。簡単に実践出来るアイデアが多く、早速試してみたくなった。

  •  現代は、多くの人にとって非常に生きづらい時代だと思います。先行きが不透明な中で、日々の難しい問題に対処していかなければいけない。こういう時代に、もっとも大切と考えているのは、次のようなことです。●健康を失わないこと。●勤勉さを失わないこと。●仲間を失わないこと。●冷静さを失わないこと。
     できるだけ十分な睡眠を確保し、節制を心がけ、規則正しい生活を送る。目の前にある課題を小さく分解してコツコツ解決していく癖をつけて下さい。
     「小さなやる気をたくさん出す」そが勤勉であるということだと思います。
     今ある人間関係をもっと大切にしてください。
     「理性的である」ということを常に心がけるようにしてください。

  • なるほど。

  • 1.やる気が起こらない。
    8.アイデアが浮かばない。
    9.時間を無駄遣いしてしまう。
    11.ネガティブ思考に陥りやすい。

    以上、深刻に、どうにかしたい。

    2.集中力が無い
    3.早起きを定着させられない。
    4.制御の力が落ちている。
    10.同じ失敗を繰り返す。

    以上、非常に思い当たるのでどうにかしたい。

    こういう本は、今の自分にいかに合うかで良し悪しが全く違ってしまうので、読むタイミングが難しい。
    今回は、今読んで良かった。
    いくつか簡単なことから、やってみようと思えたので。

    ★やる気が起きない→動く、歩く。(歩くのが嫌いだということが本当にやる気の出ない一因と理解した)
    ★アイデアが浮かばない→基礎的な問題を解く力があるか?(DSの脳トレなど、なるべく毎日、短時間繰り返してやろうと思う)

    とりあえず、この2つから・・・。

    あとがきに代えて・・・にある、大事なこと。
    ●健康を失わないこと
    ●勤勉さを失わないこと
    ●仲間を失わないこと
    ●冷静さを失わないこと
    すでに、3つは失っていると気付く切なさったら・・・・。

    出来ることから、頑張ろう。

  • Q.以前もこの本を読んだが今度は早起きと時間の無駄遣いと同じ失敗を繰り返すをメインに再度情報を得て行動をする


    ☆起床時間が不安定だと有効に使える時間が減るので、一定にする事により脳の活動安定や心身の回復のしやすさを促す
    →日中は日光をよく浴び、寝る前は極力暗い所へ行き身体を温める

    ☆睡眠不足と過労を避ける事が時間術の基本
    →今日はどこまで!を明確に

    ☆何故その失敗は繰り返すのか、どう克服出来るかの失敗する分析をする

  • 個人的に好き!
    脳の使い方とか、絶対に効率が良くなる方法を使った方がいいと個人的に思っているので。

    いくつかのトピックが今の自分に必要なことだったので、徐々に生活の中になじませて行けるかな、と思っています。

    内容はとても気に入りました^^

    すごーくさくさく読めますね。

  • まずは行動すること。やる気は行動によって蓄積されるエネルギー。小さな課題に分解し、よりシンプルにして、感情系の協力を得る。早起きするときも、感情系に「起きたい」と思わせる快を与えるとよい(明日の予定の確認など)。状況依存性、確固たる生活リズムがあれば、勘定は安定しやすく、脳も混乱を起こしにくいので、大きい変化にも対応できる。

  • この本は、緑のカバーでたいへん目立ちます。また表紙が可愛く、
    つい手にとって読みたくなりました。

    医学博士であり、脳の本を何冊も書いている築山さんの本です。
    毎日の一般的な生活において、気をつけた方が良い点の紹介や、
    前向きやクリエイティブに生きる方法を簡単に紹介しています。

    やる気が起きない時に、この本では、簡単なことからやりましょうと、
    説いています。例えば、机のかたつけから始めると良いと思います。

    また、仕事や生活をする上で、いくつかの困った場合に
    分類して解決方法を紹介しています。
    「早起きを定着させれない」、「アイディアが浮かばい」....

    築山さんの本は、簡単にわかりやすく説明されているので
    たいへん良いです。
    やさしく脳の勉強をしたい方におすすめです。

  • 読書メモ#1

  • できる人になるためにどういう習慣をつけたらいいのか、どういう行動をとればいいのか、脳科学に基づいてわかーりやすく説明されてる。
    半分くらい読んだ。

  • やる気→簡単、歩く。集中力→バイオリズム。早起き→日光→夜→暗い→風呂。抑制力→我慢→面倒なこと。考えがまとまらない→自己紹介を書いてみる。アイディアが浮かばない→応用問題が解けない→基礎力が身についていない→情報の復習。パソコンの時間→休憩。失敗の繰り返し→客観的に観察→5W1H分析。ネガティブな考え→食事、睡眠不足→簡単にできること(素振り、守備、走行)
    変化に耐える→強さ→仲間、健康、勤勉、冷静を失わない

  • ・仕事や勉強を小さな課題に分解し、感情系の協力を得やすくする

    ・時間の制約を設ける

    ・集中して仕事や勉強に取り組む時間帯は固定させたほうがいい

    ・起床時間を一定にすることは、脳をうまく使うために最も大切なこと

    ・感情系に「起きたい」と思わせる快を与えてあげることgあ重要

    ・「今日、何をどこまで」を明確にして毎日「充実した数時間」をつくる

    ・思考の整理は物の整理に表れる

    ・自分にとって価値があると思えることを実行し、その成果を確認する

    ・「確実にできること」をしている時間を増やす

  • 早起きできそう。「朝は学ぶ、昼は働く、夜は休む」が基本、「スランプは食事と寝不足から来る」そうですね、実感します。。。

  • やる気とは、行動することによって蓄積されるエネルギー

    適度な運動と作業により、脳の血流を良くし、作業興奮を起こさせる

    小さな課題に分解して小さなやる気を得る

    脳波簡単なことをしようとしているときによく動く。簡単にできるということは脳にとって快だから、それを得ようとして体が動く、思考が動く
    →いつも簡単な課題を一つだけ目の前に置くように心がける

    起きている時間の中でも、脳がさらなる覚醒に向かおうとしているときと、どちらかと言えば睡眠に向かいたがっているときがある
    上向かせるためには
    ・適度な運動をする
    ・簡単な作業を連続させる
    ・時間の制約を設ける

    脳の覚醒水準を下げること
    ・体を動かしていない
    ・変化がない
    ・作業をせず、同じことを考え続けている
    ・時間の制約がない

    「作業をせず、同じことを考え続けている」というのは、クリエイティブな仕事をしている人にとっては大切な作業だが、毎日何時間も椅子に座ったままそれをする、というのは、脳の性質から考えて効率的ではない。同じ問題を頭の片隅に置いたまま、いろいろな活動をし、その中で思いついたことを書き留めたり、時々まとめたりしながら、思考を深めていく。そうやって脳を変化に対応させているときの方が、冴えたアイデアも浮かびやすい

    一日に3回集中する時間帯を作る 固定する
    6時〜8時半 10時半〜13時 18時〜20時半
    その間にミーティングを入れていくという考え方

    早起き自体の定着を目指すより、快い早朝の習慣をつくろうとする方が楽

    感情系に対して思考系が優位である状態を確率できなければいけない

    「やめなければ」と思っていることをダラダラ続けてしまう。そういう状態をなくすには、まずは目だけでも動かす。脳に変化を与え、感情系優位から思考系優位に変える

    自分で考えることをしなくなると、自分の左脳の能力を低下させ、実務的な面での存在価値を失っていく


    ・アイデアが浮かばない

    必要な情報を覚えたつもりになっているだけではないか?
    前提となる情報を確実に脳に入力する

    アイデアは百歩目のところにあると考える
    与えられたテーマに沿って考え続け、仮説を立て、初歩的なアイデアを出し、それを検討する。そこで得られた分析結果をヒントとして、次の仮説を立て、またアイデアを出し、検討する。こうやって一歩一歩進んで行った人が、九十九歩目のところまで辿り着いたときに「これだ」と思える百歩目に出会える
    最終的な答えだけが創造なのではなく、そこに至るまでの過程全体が創造
    そのプロセスが、他の人が辿ったことのない道程で、かつ最終的に辿り着いた答えが独りよがりなものではなく、多くの人の役に立ったり、共感を集めたりするものであったときに、本当に良いアイデアとして認められるものだと思う
    過程性=現在の状況に至るまでの過程を知らなければ、正常な思考力は働かない
    時々立ち止まって、一つ前の状況を確認する癖をつける

    ・時間を無駄使いしてしまう

    時間を使いすぎる可能性があることを何となくは始めない
    周囲の情報に注意する力をこまめに回復させておく

    「今日、何をどこまで」を明確に。スケジュール管理を重視する

    ・同じ失敗を繰り返す
    同じ失敗を繰り返すのは、「失敗する自分」を分析したことがないからである場合が多い

    5W1Hを念頭に置いて分析し、「観察する自分」の意識を強化する

    何歳になってもそれを続けることが大事。しやすい失敗は変わっていく

    ・ネガティブ思考に陥りやすい
    私たちは多くの場合、脳と体の不調をメンタルの問題と混同している
    本当はまず、食事の栄養バランスは問題ないか、睡眠は足りているか、生活リズムは乱れていないか、ということをチェックするべき

    スランプに陥っているときには、ただ悩んでいるだけの時間を長くしてしまいやすい。止まって考えている時間を長くすることは、脳の活動を停滞に向かわせる。そのぼんやりした頭で「自分ができないこと」ばかり考えるので、余計にネガティブ思考に陥りやすい。

    感情の安全地帯を作ること=自分が確実にできることをしている時間→作業興奮に助けられやすくなると同時に、ポジティブ思考にもなりやすくなる

    自分の価値観に忠実であることが、ポジティブ思考の源泉となる
    自分にとって簡単なことでも、それを一つ解決できたというのは、脳から見れば価値のあること。それを毎日積み重ね、成果として確認している人は、前向きになりやすい

    上手くいかないときは、少し時間をかければ確実に終わる事務的な作業を一つでも片付けるようにする


    ・健康を失わないこと
    ・勤勉さを失わないこと
    ・仲間を失わないこと
    ・冷静さを失わないこと

  • やる気が起きないときは、まずは雑用にでも手を付けてみる。
    感情の抑制できないときは、面倒なことを敢えてやり、抑制の力を高める。
    思い出せない言葉が増えてもどかしいときは、人との会話を楽しむ、または本を音読する。
    ネガティブ思考に陥るスランプのときは、自分が確実にこなせることをやってみる・・・

    脳の衰えを感じるとトシのせいにしがち。しかし築山さんに言わせればそれは脳を鍛えてないから。体の筋力と同じように、神経回路も使わなければ衰えてしまう。そんな時に必要な12の処方箋が書いてあるのがこの本。細々としたこと雑用でも、日常的な会話でも、まずはやってみて脳を使った方が良い。休日にも家事をこなす妻とテレビの前でゴロゴロする夫。何十年も経てばどれだけ差がつくのか、と考えると空恐ろしい。他にも、「パソコンを使っているときの時間の浪費」とか、耳に痛い話も多かった。

    脳から変えれば自分を変えることができる。そう思えることが感情の安全地帯になるのかもしれない。そういう意味で心の安心材料となる本。

  • 【生き物は「快」を求める】
    だから、やることに対して「快」を抱くようにすればイイ。

    他、
    ・小さく分割
    ・右脳により周囲の動きを把握しておく(時間の経過にも敏感に)
    ・オールorナッシンングで自己嫌悪に陥る
    ・社会人になってから、復習してますか!?
    ・失敗を対象化(復習)しているか

  • 脳の司令塔といわれる前頭葉、感情系を司る中枢の大脳周縁系、思考系を司る大脳新皮質、右脳・左脳それぞれの働きなど、現代の脳科学についてをわかりやすく説明している。
    精神の強さを支えているのは、健康、勤勉、仲間、冷静さであり、そのバランスを良い状態で保つには規則正しく食事や睡眠をとることである。
    スランプに陥ると、大切なことに目を向けずに、わざわざ他の原因を探したがるのはナンセンスなのである。

  • やろうと決めたことが続かなかったり、他人との約束を守れなかったりした時、誰だって「なんて自分はダメなんだろう。意志が弱いんだろう。」と思うことがあると思います。

    本書は、「うまくいかないのはその人に能力が無いのではなくて、脳の使い方が間違っているのだ。脳の特性を理解して、それに従って生活することが必要。」と伝えている。

    「やる気が出ない」「集中力がない」など、誰でも感じる課題に対して、具体的な対処方法を提示してくれる本書は、何かあったときに手にとって助けを求めたいと思わせてくれる一冊です。

  • ■本の内容・特徴
    なぜ自分は変われないのか、変わるにはどうしたらいいのか、何が間違っているのか、これらの原因を脳の見地から解説し、合理的な方法を提示。


    ■目的
    そろそろ本気で変わってみよう。そのために。


    ■感想
    『脳と気持ちの整理術』と重なる部分は多かったです。こちらは誰にでも理解できるように、専門的な説明は最小限にして、より身近で具体的な話を用いて書かれています。本当に疲れていてヤル気も何もない、頭がボーっとしている人にはこちらがいいでしょうね。

    それはそうと、私も何度か変わろうと思ってきました。思ってきたんですよね。
    今回は本気ですよ。

  • うーん、ダメな自分、変えたいですね。築山先生の本はわかりやすくてためになります。

  • 「やる気」を取り戻すためにはどうしたらいいかなあ、
    そんなことを思いながら本屋を歩いていて出会ったのがこの本。
    築山氏の本は以前読んだことがあったが、
    パラパラとめくっていたら今の自分にぴったりに思えて購入。
    自分の生活を見つめなおすのにとても良い本だった。


    普段の生活に「変わらない部分」と「小さく変えていく部分」の両方を
    バランスよく持っている人は、大きな変化にも対応しやすい。

    「変わらない部分」というのは基本的な生活習慣。
    それを保ちつつ、たまには何か新しいことをやってみる。
    セミナーに行ってみるとかね。

    生活習慣として、やはり早起きが良いようだ。

    「朝は学ぶ、昼は働く、夜は休む」が効率的

    であるらしい。

    そして、肝心な「やる気」の問題。
    これは部屋の片づけとか雑用でいいので、小さな行動を起こすことで、
    「やる気」を増幅させていくことが良いらしい。
    歩くこともいいようだ。
    なるほど。

    それから気になったのは、
    何事も自分で決め、その判断の理由を説明できるようにすることで、
    自分の考えをまとめられるようにするということ。
    最近、人任せにすることが多い。
    つまらないことでも、たとえば昼食をどのお店でとるかとか、
    そんなことでも自分で決めるようにしようと思った。

    まとめてみると、
    朝は早起きをして、日光を浴び、軽く運動をする(歩く)。
    そして学ぶ。
    午前中を仕事の集中タイムと決めて、集中する時間帯をつくる。
    その際、小さいことから行動することで、「やる気」を高める。

    ちなみに、アイディアについて、
    基礎がしっかりできていてこそ応用問題が解けるのと一緒である、と。
    確かにそうだ。
    つまりは、仕事の基礎(知識やスキル)をしっかりインプットしてこそ、
    新しい発想は生まれるということだろう。

    仕事中はパソコンにずーっと向かい合っているのだが、
    1時間に1回はパソコンの平面から離れたほうがいいらしい。

    意思決定は小さなことでも自分でする。
    たぶん、コピーをとるとかそんな雑事でも、
    自分でどうコピーをとるのかなど理由をつけて、
    自分で意思決定をすることで、考える力は上がるのではないか。
    人任せにしすぎないことが重要だろう。

    そして、夜の時間や休日は新しい体験で、
    生活に変化をつけてあげる時間にすると良さそうだ。

    という生活を規則正しく、まずやってみよう。
    以前読んだ本では、脳は30日で回路ができあがるということだった。
    つらつらと書いてきたけれど、この生活を30日続けてみよう。

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著者プロフィール

1950年愛知県生まれ。日本大学大学院医学研究科卒業。埼玉県立小児医療センター脳神経外科医長などを経て、公益財団法人河野臨床医学研究所附属北品川クリニック・予防医学センター所長。医学博士。脳神経外科専門医として1992年、脳疾患後の脳機能回復をはかる「高次脳機能外来」を開設。著書に『フリーズする脳』『脳が冴える15の習慣』『脳が冴える勉強法』『脳を守る、たった1つの習慣』等。

「2020年 『「冴える脳」をつくる5つのステップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

築山節の作品

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