特捜部Q ―キジ殺し― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 エ 7-2)
- 早川書房 (2013年4月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
- / ISBN・EAN: 9784151794520
感想・レビュー・書評
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楽しみにしていた特捜部Qの続編なんでワクワクしながら読みました。
今回は映画「時計じかけのオレンジ」みたいな暴力集団がセレブになっていて、過去の犯罪を隠そうとする、そんなお話なんですが、主人公周辺のおもしろい人物たちがあんまり書かれなくてちょっと残念。
ミステリ的にもさほど驚きもなかったです。
でも、相変わらずグイグイ読ませてくれるし、長さも気にならず読めました。続編に期待。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと期待し過ぎたかも。もちょっと相棒の活躍を読みたかった。
本書だけではなく陰惨な犯罪描写のあるミステリーやサスペンスが辛くなってるかな。 -
非常に面白いデンマークのミステリー・シリーズの第二弾。未解決事件を捜査する特捜部Qのカールとアサドがまたまた困難な事件に巻き込まれる。
描かれている事件はかなりハードなのだが、コミカルな描写もあり、バランスの良いストーリーになっている。
今回はアサドの過去にも少しだけ触れる描写があり、次作以降でアサドの経歴が少しづつ明らかになるのではないかと思う。今回、大活躍する非常に優秀な新メンバーのローセも、なかなかの曲者で、今後の活躍が気になる。
デンマーク版の『相棒』といったところか。面白い! -
カール・マーク警部補が対峙することになるのは「酷い連中だな…」という感じの人物達だ…少し陰惨な感じもするのだが、決して暗い訳でもない…隠蔽されてしまっている真実を必死に追うカール・マーク警部補の姿が好い!!
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『檻の中の女』に続くシリーズ第2作。
前作に引き続き読み応えのある内容で楽しめた。ちょっと疑問が残るラストではあるのだが……。 -
面白いけど、突飛すぎる場面も多くて好みではない。