- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163817200
感想・レビュー・書評
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するする読めるのが不思議なシリーズ。
この本は、首と唐が多かったな、という印象。
毎度ながら、人の欲の怖さ、哀しさ、愛しさ、奥深さをしみじみ感じられる。
新山月記、夜叉婆あが印象的で、ひたすら切ない。
しかし、首大臣を読むと、博雅はいろんな意味でいい漢なんだなぁ、と。 -
陰陽師シリーズ。
今回は何かと蘆屋道満の出番が多かった。道満と言えば、暗躍の人であろうに、まるっきり人助けをしている話もあり、意外な感も。その時は、随分とお酒を欲していたのかな(笑) 夢枕さんが描く道満は茶目っ気があって好き。「首大臣」のように、ちょっと悪いイタズラをするときもあるけど、お灸を据える程度だし、憎めないキャラであるのは変わりなし。 -
相変わらずの晴明であり、博雅で、いつもようで、つまらなくともあり、それが安心でもあるかな。
もう内容も同じようで、新鮮さは無いが、新刊が出たらまた読みたくなるような本かと思う。 -
この、大いなるマンネリ感がたまらなく良いですね^^ ていうか、芦屋道満ってあんなにまるいというか穏やかなキャラだったっけ…?
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織姫と彦星のはなしが印象的。風流だなあ。
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芦屋道満がいつもよりよく出てきた。
「めなし」は恋と怪のバランスがきれいだった。
道長が出てきたのは驚いた。