青が散る (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (478ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167348021

感想・レビュー・書評

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  • 030701
    テレビで見た後に読んだ本。この本がきっかけで、宮本輝が好きになった。松田聖子の蒼いフォトグラフが主題歌だった気がする。石黒賢・三谷友里恵が出演していた。

  • 自分が体育会テニス部だったこともあり、タイトル通り、青臭くて好きな1冊。

  • 読み始めた最初は余り好きじゃないかなあ、と思ったんだけど、中盤から最後に掛けては何度もぐっと来て目が潤んだ。うん、「ぐっとくる」っていう表現が正しいと思った。怠惰だったり嫌悪感だったり、それでも消えない熱気とか苦しいぐらいの想いとか、そういうもの。貝谷くんがなんだかすごい好きです。

  • 青臭い。

  • 大学生時代、打ち込むものがあるというのはいいですね、やっぱり。安堵しました。しかし、典型的すぎな青春文学と言う感じもするなぁ。

  • 新設大学のテニス部員椎名と彼をめぐる男友達、女友達。原色のいのち燃える人生の短い季節を急ぎ駆け抜ける者、ためらい立ち止まる者…。青春の光芒のあざやかさ、そして切なさとむなしさを、テニスコートに白球を追う若い群像に描き、テニスというスポーツを初めて文学作品にした感動の
    長編小説。この作品の主人公たちはテニスにのめりこんではいるが、心の底は冷めていて、そんな自分を冷静にみつめている。確かに自分も似たようなものだな。共感できる。

  • 時代はかわるんだなあ、と。思いっきり期待して読んだので、評価は低めで。夏子がいまいち好きになれなかったので。けど、なんだかんだでおもしろかったです。

  • 一気に読んだ。
    珍しく?青春物。
    いつも文中に出てくる”うーんと唸るような台詞”は、ガリバーという主人公の友達の歌にも乗せられてた。
    ”生きていたいだけの人間の駱駝”
    ”王道と覇道”
    私は、教授亡き後、燎平が色紙を受け取る箇所が一番ぐっときた

  • 大学生の時に読んで、境遇は全然違うけどとても共感した本。2007.08.09 青春って、暑苦しくて切ないですね。

  • 俺だったら最後は何だかんだいいつつ付き合っちゃうんだけどね?

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著者プロフィール

1947年兵庫生まれ。追手門学院大学文学部卒。「泥の河」で第13回太宰治賞を受賞し、デビュー。「蛍川」で第78回芥川龍之介賞、「優俊」で吉川英治文学賞を、歴代最年少で受賞する。以後「花の降る午後」「草原の椅子」など、数々の作品を執筆する傍ら、芥川賞の選考委員も務める。2000年には紫綬勲章を受章。

「2018年 『螢川』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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