敗者の嘘 アナザーフェイス 2 (文春文庫 と 24-2)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1806
感想 : 160
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  • Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167787028

感想・レビュー・書評

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  • 大友シリーズ第二弾。
    今回は殺人放火事件の真相に迫る。
    ただ、かなり複雑な事件となる。
    最後の最後まで展開が繰り広げられる。

    2017.7.4

  • 再読。
    一気に読み切ってしまった。
    今回は警察という身内に切り込んだ物語。そっちに重点がありすぎて、このシリーズの持ち味であるシングルファザー感が少し薄れた感じ。
    ただ、新たに主人公の同期で信じられる仲間の登場は物語をより一層面白くさせていた。

  • アナザーフェイスの第2弾作品ですが、刑事総務課の主人公大友が放火殺人事件の被疑者が自殺した後に、弁護士の女が真犯人だと出頭するという展開の事件に入っていくという設定から始まります。
    大友の地道な捜査により、やがて事件の真相が明らかになっていく訳ですが、事件が二転三転の様相をみせつつも、最後がややなんだかな!という捻り過ぎの展開に若干腑に落ちない終わり方で、少し拍子抜けしましたかね?
    第3弾に期待したいと思います。

  • 犯人でもないのに自首をしてきた篠崎。
    そこには必ず理由があるはずだ・・・大友は無謀とも思える篠崎の行動に疑問をいだく。
    犯人だと疑われた男。
    犯人に仕立てたかった男。
    犯人が誰か知っていた男。
    無罪を信じていた女。
    真実を追い求める男。
    事件が起きれば、否応なく巻き込まれてしまうたくさんの人たちがいる。
    ちょっとしたことがきっかけで、足元をすくわれてしまうこともある。
    ほんの軽い気持ち、保身のための暴走、否と言えない立場。
    それぞれの事情が、取り返しのつかない出来事をつくりあげていく。
    どんなときでも無邪気で明るい優斗の存在が大友を救ってくれる。
    もしかしたら、この物語自体も優斗に助けられている部分があるのかも・・・と考えてしまった。
    真実を知ったときの衝撃は小さくはないだろう。
    けれど、きっとまた歩きだせる日だってくる。
    前作よりもパワーアップした感じがした。
    展開も伏線も、そして最後の大ドンデン返しも。
    次の作品もぜひ読んでみたい。

  • 嫌な感じな、どんでん返しでさらに嫌な感じしか残らない事件でした。これ、事件解決してよかってねって人が一人もいないやん!テツ、柴、敦美の同期の絆みたいなのが救いでした。しかし、テツさんってどんなけイケメンなんですかね~。無自覚なイケメンって最強じゃないですか。脳内でずっとどの俳優さんがやったらしっくりくるのかしら?と巡らしておりました。

  • 被疑者が自殺。弁護士が自首。何か裏があるけど、ずっと見抜けない。そして、警察の信頼を揺らがす事態。味方は少ないが、精鋭ぞろいの同期との信頼感が感じられた。最後のどんでん返しが、この事件の後味を一層悪く感じさせられた。

  • 続編。今回は柴が良かった。敦美はなんだか魅力を感じなかった。最後のどんでん返しがあっさりだったなー。なんとなく段々大友のキャラが鼻について来たような…

  • シリーズ第2弾。
    事件自体は解決するけど、モヤモヤが残る。

  • 入力忘れたため、読了日不明。

  • 2016 5 13斑待ち合わせはついて
    きてbee?、aam sscsexch
    I yhsmwsnhs.

    yeah, the best baiewabhja b7+

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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