怖い絵3

著者 :
  • 朝日出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784255004808

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通り怖い絵を収録したシリーズである。パッと見て「怖い」と思う絵よりも、「このどこが怖いのだろう」と頭をひねるものが多い。
    作者のツッコミを少々交えながら、どんな神話のシーンなのか、ただの豊かな風景に佇む夫婦の絵の歴史的背景では市民がどれほどの苦しみを味わったかが詳しく書かれている。

    アトリビュートや寓意の知識も必要だが歴史、各国の力関係や家系図を把握していないと解釈できない絵もあるのだ。

  • ドガの「踊り子」、すごくきれいな絵だよね。でもこの「踊り子」にはとても悲しい物語が秘められているのです。

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 確かにパッと見て恐ろしい絵もある。
    しかし、一見美しい絵にも
    描かれた時代、背景を知ることで
    じわじわとわかる怖さがある。

    とても興味深かったので
    1、2も読んでみる予定。

  • 2013 7/10

  • もうちょっと簡単な言葉で書いてほしい…って思うのは勉強不足なのでしょうね…>_<

  • 相変わらずこのシリーズは面白い。
    絵の背景の歴史を丁寧に説明してくれる。絵の真の楽しみ方ですね。
    怖い怖い!

  • 来ると思ったベアトリーチェさん。
    それは良かったのですが、1、2からすると段々つまらなくなってきたような……。
    続々と読んで、絵の恐怖に慣れてしまったせいかもしれません。

  • このシリーズは描かれた背景などを知る事で作品への興味を湧かせてくれる。美術史だけみてても頭に入らない人にオススメ。

  • うーん、そんなに怖くない、かな。でも歴史の一部分が垣間見えて、おもしろかった。
    一番怖かったのはp69の『生首図』(葛飾北斎)。あとp99の『麗子像』(岸田劉生)。

  • 絵自体が怖いっていうか、絵にまつわるエピソードだとか、書かれているモデルが怖いとか、そんなのが多かったなぁ。

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著者プロフィール

早稲田大学、明治大学、洗足学園大学で非常勤講師。専攻は19世紀ドイツ文学、オペラ、バロック美術。日本ペンクラブ会員。著書に『情熱の女流「昆虫画家」——メーリアン』(講談社)、『恋に死す』(清流出版社)、『かくも罪深きオペラ』『紙幣は語る』(洋泉社)、『オペラで楽しむ名作文学』(さえら書房)など。訳書に『巨匠のデッサンシリーズ——ゴヤ』(岩崎美術社)、『訴えてやる!——ドイツ隣人間訴訟戦争』(未来社)など。

「2003年 『オペラの18世紀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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