アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子 (幻冬舎文庫 ふ 21-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344417069

感想・レビュー・書評

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  • 八神瑛子シリーズ第一作。キャラが立っていて楽しかった。次作も読みたいです。星4つです!

  • 破天荒な女刑事!八神瑛子シリーズの1作目。2014年にフジテレビで2時間ドラマとして映像化されていたようです。
    観ていないので出来具合は不明ですが、主演はーーー?ここではヒミツに。さあ誰でしょうか?

  • こりゃまた、変わったというか、肝の座ったというか、男勝り・・・な女警官(刑事)だこと。
    初めての作家さん。
    『聖なる黒夜』(柴田よしき著)にも『孤狼の血』(柚木裕子著)にもマル棒の、警官だかヤクザだかわからないような刑事は出てきたし、どちらもむやみやたらいに暴力団を叩かず、共存しようと骨を折っている。だから今回は警官より暴力団ポイ刑事には驚かなかった。RIKOシリーズ(柴田よしき著)も女刑事が主人公出だが、この八神瑛子のような冷めた孤高の狼みたいな雰囲気はない。

    暴力団やら中国人の犯罪?グループやらと駆け引きをするが、警察内部での駆け引きもあり・・・
    所長の富永と瑛子、先輩刑事と瑛子・・・
    中国人の夜の女首領と瑛子、暴力団の情報提供者との駆け引き・・・
    あっちもこっちも味方のようで、信頼や利害関係が崩れれば縁も切れる。

    若い女性がふたり続けざまに殺される。殺され方が似ているために同一犯の可能性が濃いとされた。最初の娘は暴力団組長の娘、2番目は中国からの出稼ぎ娘。警察と同時に暴力団も犯人を捜索する。

    誰が何を言ったか・・・よく聞いてなければ見落としそうなひとことが鍵になる。警察小説でもあり、ミステリーでもある。ちょっと瑛子がスーパーマンすぎて、愛着が湧かないのかな。

  • こういう女刑事が強い警察もの好き(^ω^)

    夫が死んでる事件が最後に絡んでくるんか
    その解決のためにすごい路線変更したんやなと。

    英麗と美里が好き
    2人ともいいキャラしてる(^ω^)
    甲斐も好き。
    この3人はこれからも
    すごい味方でおってくれそう。

    最後富永が瑛子を守ってくれるとわ
    ちょっとビックリ。
    なんやかんやで2人は仲良し。

    早く旦那さんの事件の真相
    分かればいいけど。

  • 深町秋生 著「アウトバーン」、組織犯罪対策課 八神瑛子、2011.7発行。剣道三段、30数歳、美貌で勇猛、苛烈な操作が身上、八神瑛子警部補の生きざまを描いた物語。そこそこ楽しめました。続編に続きたいと思います。

  • TVドラマに「アンフェア」というのがありましたが、それの大人向け下品さをたしたような作品。一気読み向け。

  • *暴力を躊躇わず、金で同僚を飼い、悪党と手を結ぶ。上野署組織犯罪対策課の八神瑛子は誰もが認める美貌を持つが、容姿から想像できない苛烈な捜査で数々の犯人を挙げてきた。そんな瑛子が世間を震撼させる女子大生刺殺事件を調べ始める…。真相究明のためなら手段を選ばない、危険な女刑事が躍動する、ジェットコースター警察小説シリーズ誕生*

    のっけから格好いい登場の主人公に、魅力的なサブキャスト達、ストーリー展開も早くてあっと言う間に引き込まれます。署長の監視やヤクザの思惑を出し抜く鮮やかさや、面と向かって対峙する様が小気味いい。2部・3部と続くので、この勢いで一気に読みましたが、大正解。大作映画を見終わった気分です。

  • 女刑事もの。夫が不審な死をとげ、警察は事故で処理。それから金で同僚の弱みをにぎり、やくざを利用して、悪党を手段を選ばずあげるように。上司のキャリアと対立、決定的な証拠をつかませず、連続女性殺人事件を追う。二つの殺人は実は違う犯人。中国マフィア、日本のヤクザそれぞれと闘い、最後は上司の盗聴を利用して窮地を逃れる。
    女刑事ものって同じような男物に比べてどうしても見劣りするんだけどなんでかな・・・。最後は自分じゃなくて周りを利用して勝つパターンが多いからか。
    文体は読みやすくて1冊あっというまなので、続きも読んでみよう。

  • 読みながら柚月裕子さんの孤狼の血の大上さんを思い出されました。まだまだ気になる事が多々あって、先が楽しみです。

  • テンポがよい。
    映像化してほしい。

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著者プロフィール

1975年山形県生まれ。2004年『果てしなき渇き』で第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。同作は14年『渇き。』として映画化、話題となる。11年『アウトバーン』に始まる「八神瑛子」シリーズが40万部を突破。著書に『卑怯者の流儀』『探偵は女手ひとつ』など多数。

「2022年 『天国の修羅たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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