アフガニスタンを想う―往還半世紀―

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  • 明石書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750332826

作品紹介・あらすじ

ソ連軍侵攻と撤退後の内戦、9・11後の対タリバーン戦争によって国土は荒廃し、世界に誇る文化遺産の多くが破壊された。半世紀にわたりバーミヤン遺跡の調査に携わってきた著者が、アフガンの復興と遺跡の保存修復の足どりを、自らのこの国への想いを重ねながら綴る。

感想・レビュー・書評

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  • アフガニスタン近代の荒々しいが密度ある力量に支えられた歴史をオマルもビンラディンも知らない。
    彼らは人々の無知を利用し、山並みの生み出す子絶を逆用してアフガニスタンの集団の意志を押し殺し、人々を惨劇の舞台に上げている。
    アフガニスタンの戦後復興のために日本政府はいち早く名乗りを上げた。復興支援の国際会議を東京で開催した。
    日本はアメリカ、イギリスについで3番目の支援国である。同時に支援国の中では直接に軍事的な支援をしていない数少ない国のひとつである。

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著者プロフィール

アフガニスタン文化研究所所長。
1957年名古屋大学文学部卒業。1975年より和光大学教授(アジア文化史・思想史)。2003年和光大学退職、名誉教授。東京藝術大学・帝京大学客員教授。
1964年名古屋大学アフガニスタン学術調査団一員として初めてバーミヤンを訪れ、以来アフガニスタンほか、西アジア、中央アジア、南アジアの古代遺跡の実地調査を行う。現在は主にアフガニスタンに関する文化研究を進めると共に、2003年7月から開始されたユネスコ日本信託基金に基づくバーミヤン遺跡の保存・修復の事業に参加している。

「2021年 『アフガニスタンを知るための70章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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