要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑 (サンクチュアリ出版)
- サンクチュアリ出版 (2020年4月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801400740
感想・レビュー・書評
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帯の裏に「仕事モンスターに立ち向かう80の戦術」と書いてあるように、
仕事がどうにもうまくいかない人が”やらかさない”ためのテクニックが書いてある本。
良いなと思ったところは、テクニックが全てささいな点。
既に出来ている人にとっては「たったそれだけのこと」かもしれないけれども、
出来ていない人(それすなわち本書のメインターゲット)にとっては、
実行するためのハードルがものすごく低いという点で有用そう。
自分がどうにも仕事がうまくいかない、というひとだけではなく、周りにアドバイスをしてチームで少しでも生産性を上げていきたい、雰囲気よくしていきたい、というリーダーなどにもよさそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
巷にある仕事術とは異なるアプローチ。
立ち位置は、豆腐メンタルで仕事が今ひとつ要領よくこなせない人が読むには◎。
この本の肝は、Chapter8 コミュニケーションが苦手、Chapter9 メンタルが弱い にある。
仕事をする上で、ここは大切な部分。
ポイント
Chapter9-9 サードプレイスのすすめ
居場所をなるべく複数持つのは、ある一箇所に依存しなくなるという、大きなメリットがある。
なかなか難しいものはあるが、会社だけ、家庭だけ、となるとどうしても視野が狭くなり、内へ内へと閉鎖的になりがち。
なんでもいいから、居場所を見つけ出すって一番大切だと思う。仕事のみならず、生きていく上での基盤になる。 -
○手順書を作る。手順書とは、タスクを具体的にして順序を記すこと。メリットはミスが起きた時、どこで発生し、再発防止策を書き足せること。同じ手順を繰り返すことで早くなること。愛について言及してる
○集中力の上げ方
やることが具体的、自分でやれそうだと思う、それだけが目に入る環境。
手順の最初だけ書きタスクを始める。ex)繰り返し唱える、付箋に書く、
○集中力が出やすいタイミングを知る。
時間帯、場所、やっていた作業、気分
○自分を褒めてあげること。
会社に行くだけでもすごいし、プラスに働いている。
とにかく小さなことから褒める。
○起床後すぐ口を大きくあける。
○テンプレートを揃えておく。電話対応やメール文など
○ドット打ち読み
メールを印刷してドットをつけて読む。
○メモは取った後他のものに反映。
例)メール、電子メモ、カレンダー、倉庫にしない。
○気まづい時、仕事を終わらせる=結果を必ず優先させる。そこは人目を気にしない。
○トラブったら痺れるなあ
○怒らないでください。
提案を心掛けてもらう。
業務量を少なく、注意は別室など
○面前でのバッシングは相手が悪い。
○三つ目の居場所づくり
会社、家、ゴルフ等、コミュニティー(アメフト )
○自分を評価する基準を自分で作る。
○人前で怒られることは良くない。 -
仕事をうまくこなせない人向けの仕事術案内。
既に自己流で習得したことばかりだが、もっと若いうちに読みたかった。 -
こんな時はこうする、といった様々なケースごと対応が書いてあり、とてもタメになる。
あとは少しずつ実践して体に染み込ませることが重要だと思う。
しばらくは手の届くところに置き、こまめに読み返してみようと思う。 -
仕事を進める上で必要な「日々の技」が豊富に紹介されています。
具体的に紹介されているので、すぐに取り組めそうなものばかりです。
「何から手をつけていいのかわからない」という方におすすめの一冊です。 -
自分はできてる?って思ってても、この本を読むとあるあるで当てはまり、改善しようと思えた。
内容としては特に、タスクを細かく分けて明確化するのがよい。 -
すごく斬新、目から鱗、という本では無いけれど、著者が積み重ねた失敗と対策が同じ困りごとを抱えた読者の役にたてばと言う善意のある本。「しびれるなぁ!」が印象的でした。