アイデアのちから

  • 日経BP
3.97
  • (224)
  • (220)
  • (159)
  • (34)
  • (5)
本棚登録 : 2741
感想 : 243
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822246884

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 何かを発信するときは、SUCCESに心を配って。知の呪縛に注意。

  • <閲覧スタッフより>

    --------------------------------------
    所在記号:336.1||ハス
    資料番号:10237957
    --------------------------------------

    記憶に残るプレゼンテーションは誰もが目指したいもの。この本はその1点を追求すべく、SUCCESsの法則に基づいて解説しています。中で紹介されている様々な事例はどれも面白いですよ。

  • ガーレイノルズが推奨。
    プレゼンテーションのたびに読み返したい一冊

  • よいアイデアとは
    単純明快である。
    一言で済ます、という意味ではなく、それ以上取り去るものがない状態。記事を書くときは、そのほとんどをリードに費やす。優先順位を間違えない。人の名前を並べる地方紙。人間の処理能力が低いため、情報量は減らした方がよい。

    意外性がある。
    驚きが注意を喚起し、考えさせるから。自分の知識に隙間を感じたとき、好奇心を生じる。知れば知るほど隙間が増える。

    具体的である。
    イソップのお話は具体的だから記憶に残る。偏見・差別を実体験させる。抽象化しやすいのは知の呪縛があるから。

    信頼性がある。
    家族、個人的体験、信仰が信頼を生む。友人の実話のほうが信頼される。細部の鮮明な描写は信頼性を生み出す。統計を使うときは人間的尺度で。シナトラテスト=大きな会社も採用している、など。大衆ではなく個人を見たとき信頼する=マザー・テレサ効果。

    感情に訴える。
    メリットを訴える。メリットのメリットを探し出す。メリットを実感させるセリフ。
    マズローの5段階は、全てを同時に追求している。他人は皆底辺にいると思っている。自分は最上階にいると思っている。実際に表立って理由付けされるのは底辺の理由だから。代数の必要性=頭脳のトレーニング。数学自体が目的ではない。
    なぜ?を繰り返す=知の呪縛から逃れる方法。

    物語性がある。
    頭のなかでシュミレーションさせる。運動の技術も向上する。サブウエイサンドイッチで減量する。
    人を励ますもの語りは三種類=挑戦、絆、創造性。物語は知の呪縛を打ち破る。統計より物語を思い出す。
    知ってしまったことを白紙には戻せない「知の呪縛」=アイデアの邪魔になる。

  • 記憶に焼きつくアイデアの6原則を説く。アイデアを無から発想することが苦痛だが、こうしたフレームワークを基にするとアイデアの基本要件を満たせるようになる。

  • この本と、同著者の「スイッチ」は必読レベルでしょう。
    本書では、頭に残りやすいアイデアとはどういうものかを述べている。
    心理学的知見を多用しており、それが本書の説得力につながっている。

  • 優れたアイディアを生み出すのは難しいが、優れたアイディアであっても、それが適切な伝わらなければ意味がない。さらに言うなら、適切に伝わったとしても、それがスピーカーの記憶に残らなければ意味はない。では、記憶に残るアイディアとそうでないアイディアの違いは何なのか?

    本書では様々なビジネス現場における事例や、簡単な心理学実験を通じて抽出された、あるアイディアをスピーカーの記憶に焼き付けるための6つの共通原則-頭文字を取ってSUCCESsと呼称される-が明らかにされる。

    具体的には、
    ・単純明快である(Simple)
    ・意外性がある(Unexpected)
    ・具体的である(Concrete)
    ・信頼性がある(Credentialed)
    ・感情に訴える(Emotional)
    ・物語性がある(Story)
    の6つであり、いずれも原則としては極めてシンプルなものではあり、どれも簡単にできそうなもののように見える。

    しかしながら、人が往々にして陥りがちなのは「いったん知ってしまうと、それを知らなかったときのことは想像できない」というある種の不可逆性の罠-「知の呪縛」-である。人間は誰しも知っていることは全てを伝えたくなるものだし、相手と自分との間の知識の非対称性には気づきにくく、そこにはコミュニケーションの断絶が生じる。この6つの原則は極めてシンプルながら、この陥穽を超えるために必要な要素を十分満たしている。

    高いレベルの知的好奇心を充足させてくれ、実践性の高さもあいまり、多くの人に推薦できる一冊。

  • タイトルはあれだけど、発想法とか求めて読まないように。
    文章上手いなー、こんな文章でかいたらビジネス書売れるんだな、ととても参考になりそうなほん。

  • 記憶に焼きつくアイデアを紹介。
    単純明快、意外性、具体的、信頼性、感情、物語性を原則としている。

  • i'm my CEO. so, i always think about 'simple unexpected concrete credentialed and emotional story'. i'm ○○!it's core leading.

全243件中 61 - 70件を表示

チップ・ハースの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ロバート キヨサ...
デールカーネギ...
J・モーティマー...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×