一流の人はなぜそこまで、コンディションにこだわるのか? ~仕事力を常に120%引き出すカラダ習慣~

  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844373872

感想・レビュー・書評

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  • まあコンビニに置いてある類の本であるので(自身もたまたまコンビニで手にとって購入した)、ところどころに文章のアラや眉唾と思えるような適当な記述も目につくのであるが、総体としては著者のメッセージや基本姿勢には賛成できるし、参考になる部分も多かったと思う。

  • 著者の一人である俣野成敏さんは、以前は『コンディションが良かろうと悪かろうと結果を残せ、それがプロだ!』という考え方で、自分自身も気合いと根性で乗り気っていくことが多かった。

    しかし、もう一人の著者の上野啓樹さんに『コンディションが悪いこと自体がプロではない!』と言われ、常にハイパフォーマンスを出すためのコンディション作りについて実践するようになる。

    まず改善したことは『食事』について。

    エジプトのピラミッドに刻まれた言葉には
    ゛我々が食べているものの殆どは余分なものといって良い。
    人は食べたものの四分の一の栄養で生きているに過ぎない。
    残りの四分の三は病気の原因となり、
    そのお陰で医者は暮らしていけるのである。゛
    とある。

    また、この飽食の時代、まして日本に住んでいながら、栄養失調になるようなことは考えにくいにも関わらず、人は食事にサプリメントや健康食品を足すことによって健康になろうとする。
    何かを足すのではなく、何かを削りコンディションを整えてもいいのではないか。

    人間の歯は穀物を食べるための臼歯が20本、野菜や果物をすりつぶす門歯が8本、肉や魚を食べる犬歯が4本生えている。
    このことから考えても、穀物や野菜や果物を食べてきた生き物だということがわかるし、現代の主食とされている米でさえ、食料を簡単に手に入れられなかった時代に比較的安定して収穫でき、腹持ちがいいという理由で主食となったと考えられる。

    肉を食べないと筋肉がつかないと言う人もいるかもしれないが、ゴリラでさえフルーツを主食としてあんなにたくましい体をもっているし、馬や鹿など草食動物の筋肉を見ても、それが間違いだということがわかる。

    こういった食事の考え方は、以前に読んだ『フィット・フォー・ライフ』にも通じることが多かったが、この本を読んでプラスされた考え方は、朝食はフルーツ、食事は野菜からという基本に加えて、週に一日でもフルーツだけを食べる日をつくって、体をデトックスしようという考え方。

    現代の日本でフルーツばかり食べていくというのも無理があるので、デトックスという作業が必要になるということ。

    ごみや余計なものがたくさんある部屋にいくらきれいなものを入れても、部屋全体がきれいになるには時間がかかる。
    まずは、その余計なものを片付けてからきれいなものを入れたほうが効率がいい。

    今、この一瞬の欲を優先するのではなく、生涯を通じて健康でありたい、楽しんでいたいと考えるのであれば、今日とる食品や飲み物、また人との関係や仕事のやり方など、何を選択するかはわかってくる。

    スキルや知識はあっても、コンディションにばらつきがあっては、本来の力を常に発揮することはできないし、周りからの信頼も揺らいでしまう。
    若さに任せた仕事のやり方、日々の過ごし方を考え直し、常にコンディション良くしていくことを重要視していきたい。

  • 普段何も考えずに習慣にしていたことが、いかにパフォーマンスを下げていたのかを知ることができた。
    書かれていること全てを急に取り組みことはなかなか難しいが、できることから少しずつやってみようと思う。

  • 思ったよりあっさりした内容。消化にも体力を使うので、パフォーマンスを出したいときは食べないのもありというのは参考にしたい。

  • カロリーはただの「熱量の単位」であり、ダイエットにも健康にも関係ない

    人間の歯は全部で32本あり、そのうち20本が臼歯。
    これは穀物を食べる歯です。

    野菜を食べる8本が門歯、残りの4本が魚や肉を食べる犬歯で構成されている。

    ストレスの原因は自分でコントロールできないことにある。
    そんなときは、自分でコントロールできるものとできないものを分けて、できるものに集中していきましょう。

    本当に仕事ができる人というのは、群れることを恐れ、孤独であることに安心する。

    一流は、敵をつくることを恐れない。

    ハイパフォーマーは無用な敵を増やしません。
    大切なのは、1断目のロケットでは敵をつくることを恐れずにチャレンジする。そして、2段目のロケットでは、敵対関係になりそうな相手とは邪魔されない適度な距離まで身を離し、職場のコンディションを保っています。

    35歳から出世する人、しない人。 佐藤文男

  • 完璧にやるのは難しいよなぁ、、、って思ってしまうからダメなんだろうけど(苦笑)。でもお説教臭さは一切なく、少しずつでもやってみようかなって気にはさせてくれる。とりあえず新鮮な果物・野菜と食べる順番、気にかけてみよう!

  • めっちゃ良書。完全に習慣化した方がいい情報ばっかりある。

  • ハイパフォーマーであるためには心と体の健康が大事。という本だったような。
    いいものをよく噛んでよく寝る。

  • 全編にわたってフルーツ推し。試してみないと効果のほどは分からないが、長続きするか心配です。

    しかし、空腹時ほど仕事のパフォーマンスがよくなるというのは、目から鱗でした。

    「この空腹が、脂肪を燃焼してくれている。」
    「この空腹が老化を防ぎ、若さを保ってくれる。」

    これからは空腹を楽しみたいと思います。

  • 意外なフルーツでデトックス。コンディションを整えるにはまず解毒が必要。それも徹底できるかどうかがポイント。

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著者プロフィール

ダイエットアカデミー代表
健康的なダイエット方法を求め、試行錯誤のすえダイエットプログラムを確立。メディアのダイエット企画で延べ50人を劇的ビフォーアフターに導く。カロリー計算なし、運動なしのプログラム卒業生は1,600人を超える。「ミス・ユニバースジャパン福岡・長崎・福島・鹿児島大会」の管理指導者も歴任し2年連続で日本一を輩出。

「2020年 『一流の人はなぜそこまで、コンディションにこだわるのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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