成功の実現

著者 :
  • 日本経営合理化協会出版局
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感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784930838544

感想・レビュー・書評

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  • 31歳で出会った、中村天風師。人生を積極的に教授して
    くれる言葉は、勇気と方向性を与えてくれる。

  • 読み終えました!目から鱗です!
    この本は中村天風師の講話をまとめたもので、分厚いですが口語なので
    とても読みやすいです、読みやすいんだけれども語っていることはかなり深~い内容で永守社長が何百回も読んだと書いてあったけど、その言葉の通り何回も読んで理解できるものや、読み重ねるうちに新しい気づきを与えてくれるんじゃないかという
    印象を受けました。(まだ未熟者なので自分はよく理解できてません)
    内容は天風師の実体験から得たより良い生活をするための人間の心と体のつくりかたを教えてくれるもので、その3つの方法「観念要素の更改」「積極観念の養成法」「神経反射の調節」をひとつひとつ例をあげて具体的に説明してくれてます。
    簡単にいえば、積極的に生きなさい!消極的な考えや発言は
    絶対NG!ということなんだけど、じゃあなぜ、積極性が必要か、積極的に営むにはどういうことをしていけば良いかが、こと細かく書かれています。
    これが今から50~60年前の話であるというのは驚きです、今ちまたにあふれている自己啓発本の大本は全部天風師の焼き直しなんじゃないかなと思います。
    上記の3つの方法も今だったら、英語とか使ってかっこよくしちゃうんだろうな~
    今もむかしもあまり変わらない、人は同じことで悩んで生きているってことかな、
    だから、それを凌駕できた人が成功の階段を上ることができるのでしょう、
    天風師はそれを指し示してくれているんだなと・・・
    気のせいか、この本を読んでいる間、どんなに仕事が忙しくてもイライラせず、すごく落ち着いて取り組めたし、人とも穏やかに接することができました。

    というところが僕の感想ですが、じゃあ10000円で買う価値があるか、というと
    それは人それぞれですが、買う価値のある本だと自分は思います。前にも書きましたが、何回読んでも新しい発見がありそうな感じです。
    で、僕は・・・ちょっと今お金がないので・・・・

    あ!いかん、いかん消極的な発言をしては!
    いつか、僕の本棚に並べます!いつかというのもよくないか(笑)
    まあ、まずは図書館で借りて読むのがベターでしょう

    この本には書かれていなかったけど、天風師の言葉で前から僕がすきなのが
    三勿三行(さんこつさんぎょう)三勿は怒ること、恐れること、悲しむことの3つをすること勿れ、三行は正直、親切、愉快の3つを行いなさいということで
    僕の人生の指針のひとつです、なかなか実践できないけど(笑)

    ブクログと接続したので、試しにそちらからUPしてみました

  • 【あなたが本当の人生の師を求めているなら】

    「あ、それ、お前?」
    「へぇ」
    「ふうん。そういう考え方してるから、
     おまえは、いつまでたっても、その病が治らないんだなぁ」
    「これ、私じゃないんですか」
    「さあねえ、それがお前だと考えている限りは、
     お前はほんとうのお前を知らないことになるなあ」
    「けど、おかしいなあ。どうもこれは私のようですがなあ。」
    「私のようだから、お前か」・・・

    ヒマラヤの山の中、
    著者の師であるヨガの大家との問答が続く。 

    その後、著者はこの「我とは何か?」という
    古今東西からの命題を、数日考え続け、
    ついに、ひとつの答えを見出し、
    明解かつ平易な言葉で答えている。

    この書は、ゲラゲラと笑って読み続けていると、
    いつの間にか、深遠な人生哲学を辿り着いているような
    中村天風師ならではの講演録。

    まるで、眼前に天風先生が語りかけているかのようだ。


    『成功の実現』のタイトルよりも内容が深く重い。

    ただ単なる成功哲学、あるいはノウハウ書ではなく、
    類書にありがちな説教くささがない。

    著者は、日本人初のヨガ直伝者であり、哲学、医学博士。
    若い頃には軍事探偵をしていたという異色の経歴を持ち、
    世界を股にかけ波乱万丈の人生を歩んだ。

    戦前、戦後を通じて、政財界のリーダーに影響を与えた
    中村天風という稀有な存在を知るうえで、
    また人生をいかに生きるかを考え、実践するための
    格好の書である。

    真剣に人生を考え、本当の人生の師を求めている人にだけ、
    ぜひ読んでほしい。

  • 書評を見るに大変多くの方が感銘を受けられた様子だが、私としてはそこまでの感動は無く。会社でよく聞く話かなと。多くの経営者著名人が感動しているところを見ると、まあ、読者がそこまでの器ではなかったと云うことで。

    • bakakabakkaさん
      馬鹿だろ、お前。だいたい作者はいつ頃の人物だと思ってんだ?
      「会社でよく聞く」
      はあ?
      会社の人間も影響受けてるから話すんだろうが。
      ...
      馬鹿だろ、お前。だいたい作者はいつ頃の人物だと思ってんだ?
      「会社でよく聞く」
      はあ?
      会社の人間も影響受けてるから話すんだろうが。
      2012/09/18
  • 中村天風の著書。前回の盛大な人生とほとんど内容はおなじ。ようは、積極的な姿勢をもちづづけろ。体と心に使われるなとのこと。
    あと、言葉は言霊。acでないですが、それについても述べている。
    若干、ヨガについても記載。
    ちょっと、自慢話的なほんですが。

  • 2011.10.30 日経新聞 「リーダーの本棚」 日本電産社長 永守重信
     この本を何百回も読んで勇気づけられたと言っている。永守氏は67歳、20数年前にもらったということなので毎月1回以上読んでいたことになる。 井上ひさしは「本の運命」のなかで”本はゆっくり読むと、早く読める”といっている。丁寧にじっくり読み込めと言っている。
     私は昔1回読んだだけで内容もとっくに忘れている。

  • 2011/9/28
    これからの人生を生きていくための指標にしたい。

  • 読んだのは、7~8年前位になります。
    自分にとってこの本の存在は大きく、生き方が変わる位の影響を受けました。

  • 【読前メモ】
    8月いっぱいをかけて通読してみる。
    思ったことは書き込む、線を引く。
    じっくり読む。焦らない。考えながら。

  • 31,評価4.5

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著者プロフィール

明治9年(1876年)生まれ。日露戦争の時に軍事スパイとして従事。終戦後結核を発病し心身ともに弱くなったことから人生を深く考えるようになり、人生の真理を求めて欧米を遍歴。 一流の哲学者、宗教家を訪ねるが望む答えを得られず、失意のなか帰国を決意。その帰路ヨーガの聖者と出会いヒマラヤの麓で指導を受け、「自分は大宇宙の力と結びついている強い存在だ」という真理を悟ることで、病を克服し運命を切り拓く。帰国後は実業界で活躍するが、大正8年(1919年)、病や煩悩や貧困などに悩まされている人々を救おうと、自らの体験から“人間のいのち”の本来の在り方を研究、「心身統一法」を創見し講演活動を開始。その波乱の半生から得た「人生成功の哲学」は、触れる者をたちまち魅了し、皇族、政財界の重鎮をはじめ各界の頂点を極めた幾多の人々が「生涯の師」として心服した。昭和43年(1968年)没後も、天風門人となる者が後を絶たない。

「2022年 『真理のひびき 天風哲人 新箴言註釈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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