- バッタを倒すぜ アフリカで (光文社新書)
- 前野ウルド浩太郎
- 光文社 / 2024年4月17日発売
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前作『バッタを倒しにアフリカへ』を表紙買いし、バッタに魅せられ幾星霜。
待ちに待った続編です。
この本がでるまで、一読者には分からない、苦労や苦悩をユーモアたっぷりに切り抜け、遂に論文発表へ!!
電子書籍1010ページがあっという間の大興奮の一冊でした。
2024年4月24日
- コリーニ事件 (創元推理文庫)
- フェルディナント・フォン・シーラッハ
- 東京創元社 / 2017年12月11日発売
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シンプルで一気に読ませてしまう文体です。
映画にもなっているそうなので、見てみたくなりました。
2024年4月11日
- エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)
- S・J・ベネット
- KADOKAWA / 2022年7月21日発売
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翻訳が合わないのか、イギリスのノリについていけないのか、慣れるまで読みにくかったです。
当時現役の女王が探偵役で、各国の政治家の名前が実名で登場したりするのが面白かったです。
2024年4月4日
- 世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 す 31-2)
- 杉井光
- 新潮社 / 2023年4月26日発売
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確かに、これは電子書籍化不可能。
読みやすいので一気に衝撃のラストまでいくのが、お勧めです。
2024年3月31日
- シンプルな情熱 (ハヤカワepi文庫)
- アニー・エルノー
- 早川書房 / 2002年7月1日発売
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『passon simple』と言う題にピッタリでした。
2024年3月28日
- Mr.トルネード 藤田哲也 航空事故を激減させた男 (文春文庫)
- 佐々木健一
- 文藝春秋 / 2019年11月7日発売
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航空事故調査に興味がでて関連本を探したら、出てきた1冊。
私も竜巻のFスケールのFが藤田のFであることくらいしか、知らなかったが、ダウンバーストを発見し航空事故を減らすのに多大な貢献をした人物でした。
日本でこそ、もっと知られるべき人だと思います。
2024年1月20日
- リボルバー (幻冬舎文庫)
- 原田マハ
- 幻冬舎 / 2023年7月6日発売
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表紙にもなっている「ひまわり」の描写が当に私が「ひまわり」を見たときの感動そのままで、「ひまわり」を見た感動を共有した気分になりました。
2023年11月14日
- mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来
- ジョー・ミラー
- 早川書房 / 2021年12月25日発売
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新型コロナウイルスのパンデミックから半年程でワクチンの臨床試験のニュースを見て「早すぎないか?大丈夫?」と思ったものだが、この本はを読んで早い理由に納得できました。
1秒でも早く世界にワクチンを届けようとした人々の奮闘には、頭が下がります。
2023年11月10日
- 逃げ上手の若君 13 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 松井優征
- 集英社 / 2023年11月2日発売
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この作品の足利尊氏のトンデモなさを見ると、歴史の詳細な資料を残すのは大切なことだなと思う。
太平記、もっと頑張れ。
2023年11月3日
- ギリシア人の物語2:民主政の成熟と崩壊 (新潮文庫 し 12-47)
- 塩野七生
- 新潮社 / 2023年8月29日発売
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2023年10月19日
- 方丈記 (光文社古典新訳文庫)
- 鴨長明
- 光文社 / 2018年9月20日発売
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短いので、読みやすい。
訳文の後に原文も載っているし、注も図が有って分かりやすかったです。
2023年9月12日
- 戦争は女の顔をしていない (岩波現代文庫)
- スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ
- 岩波書店 / 2016年2月16日発売
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ノーベル文学賞作家による、第二次世界大戦に従軍した女性達の体験談の記録。
愛国心または復讐心にかられて、戦場に向かった女性達。
戦場でPTSDを患うほどの体験をし、戦後は戦場にいた女性と言う偏見の目で見られ差別を受ける。
凄まじい体験談です。
戦争なんてするもんじゃ無い。と強く思います。
ソ連、ベラルーシ、ウクライナ、対独戦争で共に戦った当にその地で、彼女達の孫の世代が互いに敵となって争っていると思うと暗澹とした気分になります。
2023年9月7日
- 未解決飛行機事故ファイル: とびきりヤバい、18の飛行機事故 世界の未解決事件
- オーウェン・ケリー
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誤字が多いです。
2023年7月26日
- HIGH SCORE 22 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL)
- 津山ちなみ
- 集英社 / 2023年7月25日発売
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夜中に変な笑い声でる。
2023年7月25日
- 切腹論考 八切意外史
- 八切止夫
- 作品社(インプレス) / 2014年8月28日発売
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今まで読んだことの無い角度からの論考で興味深いです。
書かれたのが1970年で、引用してある例えのネタが解らなくて読みづらいところがあります。
2023年7月17日
- 死体解剖有資格者: 法人類学者が見た生と死との距離
- スー・ブラック
- 草思社 / 2023年1月6日発売
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分類は随筆・エッセイだけど、著者の法人類学と死者への思いが濃密で、なかなか読み応えのある1冊でした。
法医学者や法人類学者の書いた本は、何冊か読んだことはあるが、国の違いや性別の違いで、法や考え方がこうまで違うとは。
変わらないのは死者の声を聞いて、社会に貢献すると言う使命感と責任感だと思いました。
2023年6月23日
- 大使が語るジョージア 観光・歴史・文化・グルメ (星海社新書)
- ティムラズ・レジャバ
- 星海社 / 2023年1月26日発売
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ジョージア大使による、ジョージア案内。
豊富な写真と分かりやすい解説で、タイトル通りジョージアの「観光・歴史・文化・グルメ」が分かる入門書です。
新書にしては少し高いなと思いましたが、最後のジョージア料理のレシピの頁が全てカラーだったので納得。
なるほど。飯テロ。
2023年5月21日
- 死の虫 - ツツガムシ病との闘い
- 小林照幸
- 中央公論新社 / 2016年6月21日発売
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同作者の『死の貝』を読んだ流れで、こちらも読んでみました。
江戸時代あたりから記録され、明治に本格的な研究が始まり、100年以上にわたる研究が続けられた点で、日本住血吸虫症と被りますが、こちらは治療法はありますが、撲滅はされていません。
病原を確定して治療法を確率するまで、医師達のライバル関係あり、医者一族の代を重ねた献身あり、事実が小説をこえているノンフィクションです。
2023年5月19日
- 僕は美しいひとを食べた
- チェンティグローリア公爵
- 彩流社 / 2022年2月3日発売
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徹頭徹尾、食人の話と言う点で好き嫌いが分かれるとおもいます。
グロテスクの中にエロティシズムがり、奇書の名にふさわしい一冊です。
驚いたのは著者が、あのクーデンホーフ光子の長男だと言うことでしょうか。
2023年5月10日
- 死体展覧会 (エクス・リブリス)
- ハサン・ブラーシム
- 白水社 / 2017年10月24日発売
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混乱のイラク出身作家の作品なだけあって、暴力と死の描写に容赦がないです。
しかし、死と汚泥の中に幻想的な詩情があり不思議な感じ。
基本一人称で進むのに、作中劇や時間の跳びがあるので、そこが読みにくかったです。
2023年5月6日
地方病 日本住血吸虫との100年を超える戦いを書いたノンフィクション。
先人達の地道な研究と活動のお陰で寄生虫を恐れずに済む現在がある事に感謝。
しかし、世界的に撲滅された訳ではないので注意が必要。
2023年5月3日
- 嫉妬/事件 (ハヤカワepi文庫 エ 1-2 epi106)
- アニー・エルノー
- 早川書房 / 2022年10月26日発売
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ノーベル文学賞に身構えたが、非常に読みやすかった。
作者の経験をから書かれた、ノンフィクションとも私小説とも言えない感じの文章。
それだけに生々しく苦手な描写も有り。
2023年4月12日
- Winny 天才プログラマー金子勇との7年半 (NextPublishing)
- 壇俊光
- インプレス NextPublishing / 2020年4月24日発売
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映画で話題になっていたので、PrimeReadingで読めたのは嬉しい。
Winnyが話題になっていた当時、IT音痴が極まっている私の頭では、WinnyにアップロードされたウイルスとWinnyが混同されていたが、裏でこんな理不尽な裁判があったとは。
概ね治安が良いので、日本の警察組織や司法機関に文句はは出ないが、こういう7年半無駄な時間を使い、誰も幸せにならない結果しか生まない制度の見直しは必要だと思いました。
2023年4月5日